
★「爾(なんぢ) いとも聖なる神の母は、
3月にエルサレムの聖なる都市、ユダヤのベツレヘムで休まれ、
爾(なんぢ)の御子、我の神、主イイスス・ハリストスについての非常に恐ろしく不思議な夢を見ました。
我らの主イイスス・ハリストスが彼女のところに来てこう言われました。
「わが愛する母、いとも聖なる生神女よ、
爾(なんぢ) は眠って夢を見られました。それを私に話してください。」
いとも聖なる方は彼に言った。
「ああ わが愛する御子 わが愛しい子よ。
爾(なんぢ)は聖なる町ベツレヘムで憩われ、
わが御子 爾(なんぢ)の起き上がられて九日後に
エルサレムの町で彼の友人にして義なるラザロが、すでに墓の中に横たわっていて、
死んでから四日経っていました。
そして八日後に、彼は子ろばに乗ってエルサレムの町に着きました。
子らは手に枝を持って爾(なんぢ)を迎え、上着を広げて叫びました。
「いと高き方にホサナ。主の御名によって来られる方、イスラエルの王、ダビデの子に祝福あれ。」
そしてエルサレムの町に入ると、聖賢ソロモンによって建てられた神殿に着きました。
爾(なんぢ)は、すべての商人を追い出し、彼らに同じ手紙を見せて言われました。
「わが家は祈りの家であるのに、爾(なんぢ)らはそれを盗賊の巣にした。」
そしてユダヤ人の祭司長や律法学者たちは皆
爾(なんぢ)を見て憤慨し、
爾(なんぢ)を捕らえて殺そうと相談しました。
そして わが愛する御子よ、
爾(なんぢ)は復活祭の前の水曜日に 爾(なんぢ)の弟子であり使徒であるユダという
エルサレムに食糧を買うために、箱を担いでいた男がいました。
その時、彼らはユダヤ人たちのところへ行って、
わが愛する御子である爾(なんぢ)に対し 銀貨三十枚で買い求めました。
復活祭の前の木曜日、わが愛する御子にして聖神よ、
爾(なんぢ)は再びベタピアにいて、
爾(なんぢ)のすべての弟子と使徒らと最後の晩餐をされました。
その時ユダは 爾(なんぢ)と共にいて、
爾(なんぢ)は長上に従われて足を洗われる事を望みました。
爾(なんぢ)の弟子や使徒ら、そしてペテロが彼の足を洗うために近づいたとき、彼は言われました。
「爾(なんぢ)らは決して わが足を洗うべからず。」
しかし、爾(なんぢ)に言われました。
「私が爾(なんぢ)の足を洗わなければ、
爾(なんぢ)は私と共に楽園にいる誉れを得ることはできないでしょう。」
彼は答えられました。
「足だけではなく、全身である。」
その後 御子よ、爾(なんぢ)は柵のところにおられたが、
ユダヤ人たちは爾(なんぢ)を捕らえて大祭司のところに連れて行き、
爾(なんぢ)の手足を縛り、爾(なんぢ)の聖なる首に鉄の鎖をかけて、
剣で容赦なく爾(なんぢ)を殴り始めました。
そして剣や杖、その他あらゆる武器を手に持ち、それぞれが何かを持ち、
わが子よ、わが聖神よ、彼らは爾(なんぢ)を地上に引きずり回した。
そして、その日の朝、彼らは爾(なんぢ)を町の大祭司カイアファのもとに連れて行き、
爾(なんぢ)の聖なる手を縛りました。
そして彼らはカイアファの上にいるユダヤ人らが、小さい者も大きい者も見つけ、爾(なんぢ)を殴り始めました。
わが愛する御子、わが可愛き子よ、容赦なく爾(なんぢ)の顔に唾を吐きかけました。
爾(なんぢ)の聖なる唇に唾を吐きかけました。
そしてそれは最初よりもひどくなりました。
そしてユダヤ人たちは、わが御子であり聖神である爾(なんぢ)を
ポンシオ・ピラトのところへ連れて行き、十字架につけると脅したのです。
するとピラトは尋ねました。
「爾(なんぢ)はどこから来たのか。なぜ殺されるために私のところに連れて来られたのか。」
爾(なんぢ)は彼に何も答えなかった。
「私に答えないのか。私にはあなたを十字架につけ、また釈放する力があることを知っているのか?」
爾(なんぢ)は彼に言いました。
「爾(なんぢ)は私に対し 一人で権能を持つことはできないだろう。」
しかし、ピラトは彼らに罪がないと認め、ユダヤ人の怒りを鎮めようとし、
彼らを中に入れようと彼らのところへ出かけた。
そして、彼ら、呪われたユダヤ人たちは、遠くから彼に向かって叫んだ。
「ピラト卿よ、 爾(なんぢ)はあまりに長く遅らせました。彼を十字架につけてください、十字架につけてください!」
ピラトは彼らを叱責しようとして、彼らに言った。
「私が爾(なんぢ)の王を十字架につけるのか?」
彼らは言いました。
「爾(なんぢ)らにはカエサル以外に王はいない。
あるいは、爾(なんぢ)らはカエサルの命令に背いている。
カエサルは我々の王と呼ばれているが、己を神の子と呼び、神と同等であると主張しているのだ。」
そこでピラトは、わが愛する御子よ、
爾(なんぢ)を玄関に連れて来るように命じました。
そして彼らは再び爾(なんぢ)に尋ねました。
「爾(なんぢ)は何者か。
ユダヤ人らはなぜ爾(なんぢ)を連れてきたのか。
爾(なんぢ)はどんなことをしたのか。」
爾(なんぢ)は黙ったまま、彼に何も答えられませんでした。
そしてピラトは爾(なんぢ)に三度尋ねました。
「爾(なんぢ)は王か?」
爾(なんぢ)は彼に答えられました。
「わが御国はこの世のものにあらず。
もしわが御国がこの世のものならば、
僕(しもべ)らは私のために不法なユダヤ人らと戦ったであろう。」
ピラトは再び爾(なんぢ)に尋ねました。
「爾(なんぢ)は神の子か?」
そして爾(なんぢ)を残してユダヤ人らのところへ行き、彼らに言いました。
「本当に彼に罪はない。だから釈放してやる。」
ユダヤ人らは 爾(なんぢ)を十字架につけろと叫びました。
ピラトは彼らに言いました。
「爾(なんぢ)らの習慣で、祭りの時に、縛られている者らを釈放しよう。」
そして彼ら、不法の父どもはピラトに叫びましだ。
彼を釈放しないで、バラバを釈放せよと。
ピラトが法廷から立ち上がって立ち去ろうとすると、
ユダヤ人らは叫んでピラトは爾(なんぢ)を十字架につけるよう命じました。
ピラトは民衆の前で手を洗って言いました。
「私はこの義人の血から清められている。爾(なんぢ)らもそれを知るであろう。」
しかし彼らは無法者であり ユダヤ人らは大声で叫びました。
「彼の血は永遠に我々と我々の子孫の上にかかっている。」
そこでピラトは彼を拷問にかけるよう命じました。
そしてユダヤ人の兵士らは、御子よ、わが聖神よ、
爾(なんぢ)の衣服を脱がせて、赤いローブをまとわせ、茨の冠をかぶせました。
彼らはあなたの聖なる頭に大きな圧力をかけ、脳にまで達しました。
すると、爾(なんぢ)のいとも清らかな頭から血と水が大量に流れ出ました。
そして彼らは 爾(なんぢ)の右の頬を打ちながら言いました。「ユダヤ人の王、万歳!」
すると、ユダヤ人の兵士どもは激怒して容赦なく攻撃し、それまでの傷をすべて壊しました。
そしてユダヤ人らはピラトの門の前に立って叫びました。
「急いでください、エルサレムの統治者ピラト様、彼を十字架につけてください!」
しかし、ピラトは彼らを非難しました。
「私が爾(なんぢ)らの王を十字架につけたところで、爾(なんぢ)にとって何の誉れになるのか?」
ユダヤ人らは叫びました。
「彼を十字架につけろ!」
ピラトの妻は夫に言いました。
「この義人には何もしないでください。彼は今夜、多くの苦しみを受けたのですから。」
ピラトは十字架が作られるまであなたを牢獄に投げ込むよう命じ、
それから中庭の真ん中の柱に縛り付けるよう命じ、
彼らはあなたを無慈悲に、非常に無慈悲に鉄の節で殴り、
ユダヤ人に引き渡しました。
兵士どもは何でも好きなことをすることができました。
するとユダヤ人らは十字架を作り、わが愛する御子でなる爾(なんぢ)を連れて行きました。
彼はひどい傷のせいで十字架を担ぐことができなかった。
地獄に落ちたユダヤ人らは 道でシモンという名のキレア人に出逢い、
彼に十字架を担ぐように命じた。
彼らはわが御子を誇示し、その場所に連れて行き、
「彼を二人の強盗の間に十字架につけろ」と叫びました。
そして、一人の兵士が爾(なんぢ)に酢と豚の胆汁を飲ませようと、それを十字架の上で爾(なんぢ)に与えました。
そして、全世界の魂と肉体の治癒と救済のために、
肋骨を槍で突き刺す者が近づき、そこから血と水が流れ出ました。
すると、地が揺れ、太陽は暗くなり、月は屋根のようになり、岩は崩れ、
神殿の幕は上から下まで裂けました。
そして、午後六時から午後九時まで、全地は暗闇に包まれました。
すると、ユダヤ人らは恐れおののき、多くの者がひれ伏して、その瞬間から信仰に入りました。
翌朝、ヨゼフはエルサレムの町に来て、
ピラトにあなたの遺体の埋葬について尋ね、十字架から降ろした後、
ヨゼフとニコデモは 爾(なんぢ)の遺体を清らかな聖布で包み、香油を塗り、
そしてそれを新しい墓に納めました。
そこでピラトは、爾(なんぢ) 救い主の墓に番兵を置き、非常に大きな石を転がして置き、
それに封印を施すように命じました。
御子よ、爾(なんぢ)は真夜中に墓からよみがえり、地獄に降り、真鍮の門を消し、
鉄の扉を破り、悪魔を縛り、アダムの筆跡を引き裂き、
アダムはよみがえり、呪いは解かれ、イブは解放されました。地獄を地獄から解放されました。」
すると、主イイスス・ハリストスは彼女にこう言われました。
「ああ、わが愛する母、聖なるマリアよ、あなたの夢は本当に恐ろしく、また不思議なのです。」
人がこの夢を純粋な信仰をもって心に留めておけば、その人に不幸は訪れません。
もし誰かがこの夢を抱いているなら、その人の道は困難で利己的なものとなるでしょう。
そして私はあらゆる不当な攻撃からその人を救い、守ります。
もし家の中で誰かがこの小冊子を持ち歩き、読んだり聞いたりするならば、
火事も、害虫も、泥棒も、強盗も、どんな災難もその家には来る事なく、
聖霊と聖神の恵みがその家で 永遠に安らかに憩われるでしょう。
その同じ者は海上では静かな航海をし、激しき風も海の波も彼を傷つける事なく、
主の恵みが彼とともにあり、商売では利益が得られ、法廷や命令では守られ、
あらゆる正義が彼と共にあるでしょう。
誰であれ 臨終の時にこの夢を思い出したり、読むならば、
その人がたとえ海の砂、水中の魚、空の星、木の葉、地上の草と同じほどの罪を犯していたとしても、
完全に彼は許され、天国が準備されるでしょう。
そして彼は永遠の苦しみ、消えることのない火や眠りを妨げる害虫、恐ろしい暗闇、
そして最下層の地獄から解放されるでしょう。
神の天使らは彼の魂を奪い、それを天国の聖アブラハム、イサク、ヤコブのもとへまっすぐに運ばれます。
妊娠している女性がこの冊子を携帯していれば、安産となり、
聖神は彼女に健康と平穏な生活を与えられるでしょう。
戦争の時にこの冊子を携帯する者は、剣とすべての死から救われるでしょう。
誰であれ この紙を写してして家々に回すならば、その者は罪の赦しを受けます。
この冊子は、聖地エルサレムの聖墳墓にある大天使ミカエルの聖像の前で発見されました。
いとも聖なる神の母のこの夢を尊び信ずる者は、
すべての苦しみから解放され、神の恵みが永遠にその人と共にあるでしょう。アーメン。」