この方法は 日没後から日の出前の間に
戸外で行う方法となっています。
一杯の浄水の中に 七粒以上の米粒を加えて
中指と小指を曲げた左手の
親指と人差し指と小指で 浄水を支え持って
1遍誦します。
「ナム・ブッダーヤ
ナム・ダルマーヤ
ナム・サンガーヤ
南無(なむ)
本尊釈迦牟尼如来(ほんぞんしゃかむににょらい)
南無(なむ)
安住大地菩薩衆(あんじゅうだいじぼさつしゅ)
南無(なむ)
一切龍天善神(いっさいりゅうてんぜんじん)
願以威神加哀護助(がんにいじんかあいごじょ)
我今召請十方刹土(がこんしょうせいじっぽうせつど)
尽虚空界一切六趣(じんこくうかいいっさいろくしゅ)
餓鬼有情類(がきうじょうるい)
以三宝威神力故(にさんぽういじんりきこ)
悉至我所(しっしがしょ)。」
7遍誦す。
「オン・ブブチリ・ガトリ・タタガターヤ。」
1遍誦す。
「汝当善聴(にょとうぜんちょう)
我今以此陀羅尼(がこんにしだらに)
開汝咽喉(かいにょいんこう)
施汝清涼柔軟快楽(せにょしょうりょうにゅうなんけらく)
欲令汝等自恣飲食(よくりょうにょとうじいおんじき)
甘露美味(かんろびみ)。」
7遍誦す。
「オン・ブブチリ・ガトリ・タタガターヤ。」
7遍誦す。
「ナム・スルパヤ・タタガターヤ・タドヤター
オン・スルスル・プラスル・プラスル・スヴァーハー。」
7遍誦しながら 右手の親指と中指で 水面を弾き
水滴が無数の甘露となって 餓鬼たちに与えられる様子を観じる。
「ナム・サルヴァ・タタガータ・ヴァロキテ
オン・サンバラ・サンバラ・ウン。」
ここで残りの浄水を地面に注ぎ出す。