祭壇に 新約聖書と
パンの載った皿と 赤葡萄酒か 葡萄ジュースの入った杯を
用意して行います。
しばらく 祭壇の前でひざまずくか 座して祈り、
それから 「三位のしるし」をします。
番号の順番に 右手の指を動かしますが、
胸で(1番)「御父に栄えあれ。」
額で(2番)「キリストに栄えあれ。」
右肩で(3番)「聖霊に栄えあれ。」
左肩→額(4番~5番)で「アーメン。」と誦して
終えたら手を 祭壇の下に置きます。
それから 自分の選んだ
新約聖書の福音書の一部を 朗読します。
それから祈ります。
★「おお 創造主よ
御身の世を通じて 大いなるキリストは
わが肉を浄(きよ)め わが霊を清浄にならしめたまいて、
キリストの光が今 入りたまいて
我を完全に満たし わが思いは ただ御身のみにあれば
我らの いと祝(しゅく)せられし おん母マリアの み名によって これを受け
我らの 主イエズス・キリストは 我を一切の過ちより 免れさせたもう。」
再び「三位のしるし」をします。
番号の順番に 右手の指を動かしますが、
胸で(1番)「御父に栄えあれ。」
額で(2番)「キリストに栄えあれ。」
右肩で(3番)「聖霊に栄えあれ。」
左肩→額(4番~5番)で「アーメン。」と誦します。
★「おお すべての生命を賜う者、
そして いと高き おん子よ、
大いなる主にして 地の主なる 我らの 主イエズス・キリストによりて
我を 一切の過ちと疑いより 免れしめたまえ
我らに祈りを教え給し 我らの 主イエズス・キリストの み名によって。」
★「おお 我らの生き 動き 存在を保てる
天と地にてまします
すべての生命を賜う者よ、
御身の み名は 聖なるかな
み国の 来たらんことを
み旨(むね)の天に 行わるるごとく 地にも行われんことを
我らの 日用の糧(かて)を こんにち 我らに与えたまえ
我らが人に赦すごとく 我らの罪を赦したまえ
我らを 試みに ひきたまわざれ
我らにいつも 御身を思わしめたまえ
国と力と栄光は 世々限りなく 御身のものなり
アーメン。」
パンの載った皿を両手に持って誦す。
★「おお 地の主 イエズス・キリストよ
我とともにましたまえ
これは わが言葉なり
このパンは 御身の御肉身と霊の肉に変じられんことを
罪の赦しゆえに 御身の御記憶によって ゆだぬるものなり。」
パンの上から 右手で「三位のしるし」をします。
葡萄酒の入った杯を 両手で捧げ持ってから、
杯を祭壇に置いて
杯の上から このように行います。
番号の順番に 右手の指を動かしますが、
(1番)「光と愛ゆえに キリストに栄えあれ。」
(2番)「知恵と聖寵(せいちょう)ゆえに 聖霊に栄えあれ。」
(3番)「かくして 天地の精髄は
我らのいと栄えある地の主 イエズス・キリストの御血(おんち)に変ぜられき アーメン。」
(4番~5番)「アーメン。」と誦します。
パンの皿を左手に持ち
杯を右手に持って 右手の親指と人差し指は 真っ直ぐ前方に伸ばし
残りの指を握って誦します。
★「万物の神よ
御身の聖なる臨在と み言葉によって
清き存在と キリストの意識をいだき、
キリストの光に我らを変容する
我らの主 イエズス・キリストの御肉と 御血とを拝領せん
イエズス・キリストの み名によって
我は 過ぎし一切の過ちより免るるを 知り またこうむり
かくして 我らの主 イエズス・キリストによって
生命(いのち)を拝領せん。」
パンを拝領して 祭壇の上で「三位のしるし」をする。
杯を 両手で持ち上げて 低声で誦す。
★「永遠の 創造の光よ
御身の聖なる み言葉と 我らに賜いし生命によって
挙識ゆえに 我らの主 イエズス・キリストの御血と
変ぜられし葡萄酒に 己をゆだね
今 聖霊が降(くだ)りたまいて
これに 永遠の生命(いのち)を 注ぎ込みたまわんことを。」
杯の上から 「三位のしるし」をする。
★「我が イエズス・キリストの御血を受くるにより
大いなる 上(かみ)にてまします クリストスの精髄が 注ぎこまれ
しかして 我が祝(しゅく)せられ
万物の前に 御身の光が輝かんことを。」
葡萄酒を拝領して 祭壇の上で 「三位のしるし」をする。
感謝の祈りを捧げて 祭壇の上で 「三位のしるし」をして終える。