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画像の方は少女雑誌「マイバースデイ」の姉妹誌の中の
昔の付録で、「幸運のパスカード:ムーンドラゴン(恋)」という
ものです。
これは「恋愛が更に大きく発展する」という願い事のために
使用するように指示されていますが、女子学生を対象とした
雑誌であった為に、このカードをパスケースか生徒手帳に
入れるようにと書かれています。
以下解説文です。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
【恋が大発展しちゃう ムーンドラゴンの鍵パスカード】
☆カードに秘められた意味
三日月を背中に持ったプチ・ドラゴンが鍵となっている
タリズマン。
ムーンドラゴンとは恋の守り神。
ムーンドラゴンを見方につけると、中々いいムードになって
いるカレの心をもっともっと強く結びつけ、情熱的な恋へと
発展させる事が出来るのよ。
〇特に効果の出る使い方
美しい月が出ている夜、「ムーンドラゴンのパワーよ、入れ」
と言って、このカードを月の光に当ててね。
そうしてから生徒手帳かパスケースの中に大切に入れて
おいてね。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
この少女雑誌シリーズは「女の子の愛と占いシリーズ」という
副題なだけに、占いや心理に関する記事はやはり恋愛や相性に直接
関わる内容のものが多く、またそれ以外にも男子学生を対象に、
「女の子に対して幻滅を感じるのはどのような時か」「女の子から
もらって困るプレゼントは?」「女の子とデートするとしたら、どのような
場所で、どのような雰囲気の中でデートしたい?」などのアンケートが
行われ、その集計結果から男性の考え方・嗜好の傾向を見るという事も
しばしば行われていました。
それを読んでいる全員というわけではないでしょうが、女子学生達に
とって「男子・男性がどのように女性を見ているか、どのような事に
関心があるのか」という事は常に関心の高いテーマであったようです。
そうした特集の中で、80年代に一度、作家の阿刀田高氏が短いエッセイを
書かれる機会があったのですが、「花の名前」と題するそのエッセイには
個人的に非常に共感させて頂く所がありました。
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
【花の名前】
「女の人に言われて一番嬉しい言葉は何ですか」
そう尋ねられても、私には思い当たるものが何もありません。
とりわけ若い皆さんに良いアドバイスとなりそうなものは、どう
首をひねってみても思い浮かびそうにありません。
言葉というものは状況に応じて語られるものですから、いつでも
どこでも役に立つ万能薬のような、そんな便利な表現はもともと
あり得ないでしょう。
強いて言うならば、男と女の間では、やはり真心のこもった言葉が
一番嬉しいものです。
舌足らずで、不充分な表現でも、真心がこもっていればその内容は
充分に理解出来るし、とても嬉しい。
反対にどんなに巧みな、洒落た言葉であっても、どこか誠意の
疑わしいものには好感が持てません。
当たり前過ぎる事ばかり言っては面白みがないので、一つだけ
個人的な体験を書き添えましょう。
私がずっと若かった頃、ガールフレンドの一人に、花の名前を
よく知っている人がいました。
例えば公園などを歩いている時、美しい花を見つけてその名を
尋ねると、彼女は決まって正しい答えを教えてくれました。
美しいものに関心を持つのは女性の特権です。
花の名を告げる彼女の一言一言が、私にはとても素晴らしい響きとして
耳に残りました。
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画像の方は少女雑誌「マイバースデイ」の姉妹誌の中の
昔の付録で、「幸運のパスカード:ムーンドラゴン(恋)」という
ものです。
これは「恋愛が更に大きく発展する」という願い事のために
使用するように指示されていますが、女子学生を対象とした
雑誌であった為に、このカードをパスケースか生徒手帳に
入れるようにと書かれています。
以下解説文です。
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【恋が大発展しちゃう ムーンドラゴンの鍵パスカード】
☆カードに秘められた意味
三日月を背中に持ったプチ・ドラゴンが鍵となっている
タリズマン。
ムーンドラゴンとは恋の守り神。
ムーンドラゴンを見方につけると、中々いいムードになって
いるカレの心をもっともっと強く結びつけ、情熱的な恋へと
発展させる事が出来るのよ。
〇特に効果の出る使い方
美しい月が出ている夜、「ムーンドラゴンのパワーよ、入れ」
と言って、このカードを月の光に当ててね。
そうしてから生徒手帳かパスケースの中に大切に入れて
おいてね。
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この少女雑誌シリーズは「女の子の愛と占いシリーズ」という
副題なだけに、占いや心理に関する記事はやはり恋愛や相性に直接
関わる内容のものが多く、またそれ以外にも男子学生を対象に、
「女の子に対して幻滅を感じるのはどのような時か」「女の子から
もらって困るプレゼントは?」「女の子とデートするとしたら、どのような
場所で、どのような雰囲気の中でデートしたい?」などのアンケートが
行われ、その集計結果から男性の考え方・嗜好の傾向を見るという事も
しばしば行われていました。
それを読んでいる全員というわけではないでしょうが、女子学生達に
とって「男子・男性がどのように女性を見ているか、どのような事に
関心があるのか」という事は常に関心の高いテーマであったようです。
そうした特集の中で、80年代に一度、作家の阿刀田高氏が短いエッセイを
書かれる機会があったのですが、「花の名前」と題するそのエッセイには
個人的に非常に共感させて頂く所がありました。
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【花の名前】
「女の人に言われて一番嬉しい言葉は何ですか」
そう尋ねられても、私には思い当たるものが何もありません。
とりわけ若い皆さんに良いアドバイスとなりそうなものは、どう
首をひねってみても思い浮かびそうにありません。
言葉というものは状況に応じて語られるものですから、いつでも
どこでも役に立つ万能薬のような、そんな便利な表現はもともと
あり得ないでしょう。
強いて言うならば、男と女の間では、やはり真心のこもった言葉が
一番嬉しいものです。
舌足らずで、不充分な表現でも、真心がこもっていればその内容は
充分に理解出来るし、とても嬉しい。
反対にどんなに巧みな、洒落た言葉であっても、どこか誠意の
疑わしいものには好感が持てません。
当たり前過ぎる事ばかり言っては面白みがないので、一つだけ
個人的な体験を書き添えましょう。
私がずっと若かった頃、ガールフレンドの一人に、花の名前を
よく知っている人がいました。
例えば公園などを歩いている時、美しい花を見つけてその名を
尋ねると、彼女は決まって正しい答えを教えてくれました。
美しいものに関心を持つのは女性の特権です。
花の名を告げる彼女の一言一言が、私にはとても素晴らしい響きとして
耳に残りました。
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