某書からです。
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白粉には二種類あって、「はふに」と云われ
鉛を原料とする「京白粉」と、「はらや」と
云われ、水銀を原料とする「伊勢白粉」がありました。
平安時代になると、白粉は貴族のものだけでは
なくなって、一般にも広く用いられるようになりました。
また紅は中国では両頬に用いられましたが、わが国では
口紅として使われていました。
紅は水銀と硫黄の化合物で、銀朱と云われるものでした。
男も女もそれらの白粉や紅で化粧をしていたので、
白粉焼けで老化が進みました。
この事からもわかるように、化粧の影響と云うものは
決して軽く見る事が出来ません。
それでは白粉の厚塗りを止めるとどうなるのでしょうか。
わが国の和歌山にある女性だけの刑務所では、誰一人と
して化粧などしていませんが、彼女達の素肌はつややかで、
美しいという事です。
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「化粧」と聞いて、口紅を最初に連想してしまう
人は少なくないそうで、またわたくしも同様なのですが、
口紅は化粧の歴史の中でも最古のものと推測されている
そうです。
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http://iii.cc.kochi-u.ac.jp/~murahata/class/ku/1999/is/
009/68/f-2.html#6
口唇に彩色して、形を整えるために用いる化粧品を口紅という。
「安斎随筆」に「古きより顔と口唇に紅付ることは
女の粧他」とある。
では口紅を使いはじめたのはいつからで、何のためだったろうか。
古代人は赤色を尊重し、七万年前の旧石器時代から、土器や首飾りに
ベニガラすなわち酸化鉄の丹を用いていた。
それは当時の人骨の化石を調べると、目の部分・口の部分などに
赤い絵の具の痕跡が残っている。
このように口紅の歴史は化粧の歴史で最古のものであろう。
古墳時代には、埴輪などによって、顔中また体中を赤くする
風習が認められ、その顔料として硫化水銀の朱を使用していた。
http://www.keihidoku.com/archives/50606037.htmlより
タールってどこかで聞いたことがあるなー?って思っている方、
そうです!すぐあなたの目の前の道路。
アスファルト。それと、あなたの口紅。
道路と口紅?どちらにもタールが使われています。
タール色素は、青色○号、赤色○号、黄色○号というように
書かれ表示指定成分とされています。
発癌性やアレルギーが報告されています。
黄色4号・赤色219号・黄色204号は黒皮症の原因と
されています。
赤色202号は口唇炎やアレルギーを起こし易いようです。
特に200号のものは毒性が強いので注意が必要です。
ところで、タールは危険なので食品への使用が禁止されて
いますが、口紅に使うのは認められています。
食品ではないからのようです。
口紅は、皆さん食事の際に落としてから、食べ物を
食べてはいませんよね!
今まで、たくさん食べているはずです。
アレルギーや黒皮症が気になっている方は、タールの
入っていない口紅を使われては如何でしょうか?
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口紅は、紅花などの自然の花から色素得て製造される
場合には身体にも負担が少ないように感じますが、
それらの口紅の多くは送料を含めて一本4000円以上と
少々高価になっており、また口紅は必ず写真だけでは
なく実際に手に取ってみて購入したいと思っているので、
この辺りが難しいところです。
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白粉には二種類あって、「はふに」と云われ
鉛を原料とする「京白粉」と、「はらや」と
云われ、水銀を原料とする「伊勢白粉」がありました。
平安時代になると、白粉は貴族のものだけでは
なくなって、一般にも広く用いられるようになりました。
また紅は中国では両頬に用いられましたが、わが国では
口紅として使われていました。
紅は水銀と硫黄の化合物で、銀朱と云われるものでした。
男も女もそれらの白粉や紅で化粧をしていたので、
白粉焼けで老化が進みました。
この事からもわかるように、化粧の影響と云うものは
決して軽く見る事が出来ません。
それでは白粉の厚塗りを止めるとどうなるのでしょうか。
わが国の和歌山にある女性だけの刑務所では、誰一人と
して化粧などしていませんが、彼女達の素肌はつややかで、
美しいという事です。
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「化粧」と聞いて、口紅を最初に連想してしまう
人は少なくないそうで、またわたくしも同様なのですが、
口紅は化粧の歴史の中でも最古のものと推測されている
そうです。
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http://iii.cc.kochi-u.ac.jp/~murahata/class/ku/1999/is/
009/68/f-2.html#6
口唇に彩色して、形を整えるために用いる化粧品を口紅という。
「安斎随筆」に「古きより顔と口唇に紅付ることは
女の粧他」とある。
では口紅を使いはじめたのはいつからで、何のためだったろうか。
古代人は赤色を尊重し、七万年前の旧石器時代から、土器や首飾りに
ベニガラすなわち酸化鉄の丹を用いていた。
それは当時の人骨の化石を調べると、目の部分・口の部分などに
赤い絵の具の痕跡が残っている。
このように口紅の歴史は化粧の歴史で最古のものであろう。
古墳時代には、埴輪などによって、顔中また体中を赤くする
風習が認められ、その顔料として硫化水銀の朱を使用していた。
http://www.keihidoku.com/archives/50606037.htmlより
タールってどこかで聞いたことがあるなー?って思っている方、
そうです!すぐあなたの目の前の道路。
アスファルト。それと、あなたの口紅。
道路と口紅?どちらにもタールが使われています。
タール色素は、青色○号、赤色○号、黄色○号というように
書かれ表示指定成分とされています。
発癌性やアレルギーが報告されています。
黄色4号・赤色219号・黄色204号は黒皮症の原因と
されています。
赤色202号は口唇炎やアレルギーを起こし易いようです。
特に200号のものは毒性が強いので注意が必要です。
ところで、タールは危険なので食品への使用が禁止されて
いますが、口紅に使うのは認められています。
食品ではないからのようです。
口紅は、皆さん食事の際に落としてから、食べ物を
食べてはいませんよね!
今まで、たくさん食べているはずです。
アレルギーや黒皮症が気になっている方は、タールの
入っていない口紅を使われては如何でしょうか?
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口紅は、紅花などの自然の花から色素得て製造される
場合には身体にも負担が少ないように感じますが、
それらの口紅の多くは送料を含めて一本4000円以上と
少々高価になっており、また口紅は必ず写真だけでは
なく実際に手に取ってみて購入したいと思っているので、
この辺りが難しいところです。