【青】
PG…柳 春風 172cm/2年/湘北
SG…山岡 拓真 185cm/3年/陵南
SG…緑川 航 185cm/2年/湘北
SF…天沼 健一 182cm/3年/翔陽
C…桜木 花道 196cm/3年/湘北
C…大泉 大丸 191cm/3年/海南
【白】
PG…清田 信長 182cm/3年/海南
SG…清田 秀吉 175cm/1年/海南
SF…上杉 海斗 186cm/2年/海南
SF…上杉 空斗 186cm/2年/陵南
PF…白田 豊 195cm/2年/湘北
C…黒川 大蔵 193cm/2年/陵南
青 27
白 30
試合形式で行われている5on5は、熱い攻防戦を繰り広げている。
青チームは、天沼に変わり山岡を投入し、外からリングを射抜く作戦に出た。
そして、後半も1/3が経過したところで、じわじわと青チームが引き離し始めた。
経験豊富な3年生が主体ということもあり、試合中の駆け引きは圧倒的に青チームが有利である。
そして、何より、圧倒的に有利なものがあった。
『バチーーーン!!』
「桜木!外!!」
「おうよ!!」
オフェンスリバウンドを奪い取った桜木は、外の山岡へパスアウト。
『スパ!!』
3Pシュートを成功させる。
「ナイリーー!!」
「トーゼン!!」
桜木は、白田、黒川のダブルスクリーンに対応しつつあった。
(止められない。)
(練習にはない強さがある。)
いまや、リバウンドの強さにいたっては、全国随一。
全国クラスのインサイドプレーヤー白田、黒川でさえ、完璧に抑えることは困難であった。
「ハクタス!黒坊主!ファウルしてもかまわんぞ!!全力でかかってきなさい!ハッハッハ!」
白チームのオフェンス。
その白田と黒川のコンビプレー。
「うぉ!!」
『サッ!』
「ぬっ!!」
『バス!!』
ゴール下、黒川のアンダーハンドパスが桜木の裏をかく。
受け取った白田が、体を寄せる大泉を交わし、冷静に決める。
『トン。』
拳をあわす白田と黒川。
「小賢しい真似をしおって。」
(ふむ。白田と黒川、なかなかのコンビだ。)
と納得の田岡。
青チームのオフェンス。
『サッ!』
「!!!」
桜木のパスフェイク。
黒川と白田の間に生じたわずかな隙間から。
『バス!!』
バンクシュートを決めた桜木。
「まだまだ甘い!どうだ!2年坊ども!!」
(まさか、あの桜木がここまでの成長を見せるとは。)
と高頭。
3年生となった桜木。
その桁外れの身体能力で、オフェンスにおいても、全国クラス選手と見劣りせぬ実力を備え始めていた。
河田や森重、パウエルなど、全国の猛者と対峙した経験が、桜木の能力を向上させていた。
清田のペネトレイト。
『ビィ!!』
海斗ヘ。
牧、神を髣髴させる海南のコンビプレー。
『キュッ!!』
だが、緑川が一瞬にして、海斗の前に現れた。
(打たすか!)
シューターの気持ちはシューターがよくわかる。
(甘い。)
『バン!!』
「!!」
その瞬間を見計らい、中に切れてきた空斗へバウンドパスを放った。
双子の阿吽の呼吸。
『パシ!!』
だが。
「なっ!!」
「!!!」
「!!」
『パシ!』
低い姿勢、懸命に伸ばす山岡の腕が海斗から空斗へのパスを遮った。
「もーらいっ!」
「山岡さん!」
と同時に、走り出す柳。
機敏に反応する清田。
『ビュン!!』
前線にボールを放り投げる山岡。
(獲れるよね。)
勢いのあるパス。
『パシ!』
フリースローライン手前で受け取った柳。
そのままステップを踏んだ。
『ダン!』
『ダン!』
「叩き落してやらぁ!!」
と清田。
「!!」
両者の足がコートから離れた。
と。
『ビィ!』
空中。
ギリギリまで清田をひきつけた柳が、バックビハインドパス。
その先には、今駆け上がってきた緑川がいた。
(決めてやる!)
「入れ!!」
『シュ!』
何の躊躇いもなく放ったジャンプシュート。
あるのは、決めるという自信だけ。
3P同様、高いアーチを描いた軌道は、綺麗にネットに吸い込まれた。
湘北の2年生コンビが見せた鮮やかな速攻。
桜木が見せれば、白田が見せる。
白田が見せれば、柳、緑川が見せる。
試合も終盤戦。
チームの中心には湘北選手たちがいた。
青 34
白 32
続く。
PG…柳 春風 172cm/2年/湘北
SG…山岡 拓真 185cm/3年/陵南
SG…緑川 航 185cm/2年/湘北
SF…天沼 健一 182cm/3年/翔陽
C…桜木 花道 196cm/3年/湘北
C…大泉 大丸 191cm/3年/海南
【白】
PG…清田 信長 182cm/3年/海南
SG…清田 秀吉 175cm/1年/海南
SF…上杉 海斗 186cm/2年/海南
SF…上杉 空斗 186cm/2年/陵南
PF…白田 豊 195cm/2年/湘北
C…黒川 大蔵 193cm/2年/陵南
青 27
白 30
試合形式で行われている5on5は、熱い攻防戦を繰り広げている。
青チームは、天沼に変わり山岡を投入し、外からリングを射抜く作戦に出た。
そして、後半も1/3が経過したところで、じわじわと青チームが引き離し始めた。
経験豊富な3年生が主体ということもあり、試合中の駆け引きは圧倒的に青チームが有利である。
そして、何より、圧倒的に有利なものがあった。
『バチーーーン!!』
「桜木!外!!」
「おうよ!!」
オフェンスリバウンドを奪い取った桜木は、外の山岡へパスアウト。
『スパ!!』
3Pシュートを成功させる。
「ナイリーー!!」
「トーゼン!!」
桜木は、白田、黒川のダブルスクリーンに対応しつつあった。
(止められない。)
(練習にはない強さがある。)
いまや、リバウンドの強さにいたっては、全国随一。
全国クラスのインサイドプレーヤー白田、黒川でさえ、完璧に抑えることは困難であった。
「ハクタス!黒坊主!ファウルしてもかまわんぞ!!全力でかかってきなさい!ハッハッハ!」
白チームのオフェンス。
その白田と黒川のコンビプレー。
「うぉ!!」
『サッ!』
「ぬっ!!」
『バス!!』
ゴール下、黒川のアンダーハンドパスが桜木の裏をかく。
受け取った白田が、体を寄せる大泉を交わし、冷静に決める。
『トン。』
拳をあわす白田と黒川。
「小賢しい真似をしおって。」
(ふむ。白田と黒川、なかなかのコンビだ。)
と納得の田岡。
青チームのオフェンス。
『サッ!』
「!!!」
桜木のパスフェイク。
黒川と白田の間に生じたわずかな隙間から。
『バス!!』
バンクシュートを決めた桜木。
「まだまだ甘い!どうだ!2年坊ども!!」
(まさか、あの桜木がここまでの成長を見せるとは。)
と高頭。
3年生となった桜木。
その桁外れの身体能力で、オフェンスにおいても、全国クラス選手と見劣りせぬ実力を備え始めていた。
河田や森重、パウエルなど、全国の猛者と対峙した経験が、桜木の能力を向上させていた。
清田のペネトレイト。
『ビィ!!』
海斗ヘ。
牧、神を髣髴させる海南のコンビプレー。
『キュッ!!』
だが、緑川が一瞬にして、海斗の前に現れた。
(打たすか!)
シューターの気持ちはシューターがよくわかる。
(甘い。)
『バン!!』
「!!」
その瞬間を見計らい、中に切れてきた空斗へバウンドパスを放った。
双子の阿吽の呼吸。
『パシ!!』
だが。
「なっ!!」
「!!!」
「!!」
『パシ!』
低い姿勢、懸命に伸ばす山岡の腕が海斗から空斗へのパスを遮った。
「もーらいっ!」
「山岡さん!」
と同時に、走り出す柳。
機敏に反応する清田。
『ビュン!!』
前線にボールを放り投げる山岡。
(獲れるよね。)
勢いのあるパス。
『パシ!』
フリースローライン手前で受け取った柳。
そのままステップを踏んだ。
『ダン!』
『ダン!』
「叩き落してやらぁ!!」
と清田。
「!!」
両者の足がコートから離れた。
と。
『ビィ!』
空中。
ギリギリまで清田をひきつけた柳が、バックビハインドパス。
その先には、今駆け上がってきた緑川がいた。
(決めてやる!)
「入れ!!」
『シュ!』
何の躊躇いもなく放ったジャンプシュート。
あるのは、決めるという自信だけ。
3P同様、高いアーチを描いた軌道は、綺麗にネットに吸い込まれた。
湘北の2年生コンビが見せた鮮やかな速攻。
桜木が見せれば、白田が見せる。
白田が見せれば、柳、緑川が見せる。
試合も終盤戦。
チームの中心には湘北選手たちがいた。
青 34
白 32
続く。
高速ガード柳、クラッチシューター(ちょっと違うか
こりゃ、強い
清田・山岡は守備もいいので3番は得点力の天沼。
インサイドは桜木当確として、もう1人は決め手に欠けますね。特に大泉は何かアピールがないと苦しいかな。
原作スタメンよりもコンパクトになった感じですけど、やっぱり湘北は強くなければいけませんからね。
しのさん
3年生主体のチームですね。
ふむ、何か考えなければ・・・。
キャプテンではないが桜木につられるように湘北メンバーがいい動きをしとる。
緑川のシュート後の発言が決めれてやる!
になってますよ。
僕はオフェンシブPGではなく、オールドスクールPG
なので、そのタイプのPG出現を楽しみにしてます。