イギリスへ家族旅行!

2008年夏、小さい子連れの2家族でイギリスへ2週間弱の旅行。
計画から実際の旅までを綴ります。コメント歓迎!

The Pavilions In The Park / Horshamへ

2008年10月09日 | おでかけ先
8月5日(火) 到着4日目 (2)   

この日は、お天気がパッとせず、朝から時折小雨の降る肌寒い日でした

午前中、元の職場で挨拶をした後、在英のお友達が我々を気遣って「行く場所が特に決まっていないなら、Horshamのソフトプレイに一緒にいかが?」と誘ってくれました。

ソフトプレイって何じゃ??

Soft Playというのは、小さい子向きの安全な(Softな)アスレチックのある施設のことだそうで。知りませんでした。

色々なところにIndoorのSoft Playの施設はあるそうですが、Horshamのが大きいとうことで、The Pavilions In the Parkへ。
Horshamは、住んでいた時にはしょっちゅう買い物に出かけていたところなのですが、こんなのなかったよなぁ、昔はー。

↓クリックで拡大します


写真が悪くてわかりづらいと思いますが、フィットネススタジオのようなところにの他、色々な種類のプールにSpaやサウナもあるようです。
この中のJungle Adventure Playというところが、Soft Playと呼ばれていたところ。1時間あたり2ポンド。
パンフレットを見たら、ここでのスポーツクラブとか、バースデーバーティーをしたりなど、色々なことができるんですね~

室内にちょっとしたCafeもあるので、大人はそこでお茶して待つこともできるし...。

Soft Play、1時間2ポンド(夏当時1ポンド200円以上だったので、400円越え。でも今回の米経済悪化により、急激な円高で、今じゃポンド170円台ですねぇ)というのは、日本にいれば「ちと高い!」と思うのかもしれないですが、なんとなくあちらに行くと1ポンド=100円感覚になってしまい。
それに、長時間遊ばせるというよりは、雨の日にここで発散させるという感じでこの程度の値段でも需要はあるんでしょうね~ 

で、そのソフトプレイはこんなところでした↓



「Jungle adventure play area - the Ultimate Adventure for 2 to 11 year olds」と上にリンクしたHPにはありました。危険防止の為の年齢制限だと思いますが、実際設備の様子からして2歳から幼稚園生くらいが一番楽しめそう。せいぜい小学校低学年までかな。うちの3歳と6歳は大はしゃぎでした

この日は混雑していて、すぐには入れなかった上、時間と入れる人数も決められてしまいました。(事故防止のため、1度に入れる人数を制限しているようでした。監督の人も施設から1名いて、人数をチェックしたり、危険な遊びをしている子に注意していました。)
我が家とすみれ家の子ども赤ちゃんを除く計5人、加えて英在住のお友達が他に4名。幸い、外は雨も上がっていたので、室内はチビちゃん優先で外は大きい子ども達、と分かれることにしました。


さて、外の遊具。こちらはもちろん無料です。

ここは、Soft Playに比べ、遊具もバラエティに富んでおり、幅広い年齢層の子ども達が楽しめるところです。単純なブランコからやりがいのあるアスレチックまで色々。途中、Soft Playが終了したチビたちも合流。

日本と同じようでありながら微妙に違っていたりして、これは4年生を筆頭に子ども達全員遊ぶ遊ぶ!

↓全てクリックで拡大します





 

最近日本でも少しずつ設置されているようですが、イギリスの公園のブランコは、10年前に住んでいたときも、どこも右の写真のようなのが必ずあり、小さい子も安全にできるので良いです。当時1歳の長女もちょこんと座って揺られていました。

Picnic areaもあるので、お菓子を食べて休憩したりしながら、どのくらい遊んだでしょう。

「もう帰るよ~!」と言ってもなかなか切り上げてくれない子ども達。
とっても楽しかったようです。

旅行者でも使える場所なのですが、こういうところは、地元の人に教えてもらわないと絶対にわからないので、本当に助かりました。
イギリス各地にあるようです。(HP参照)

そして、「(住んでいた)10年前もここにあったら良かったのにー。」とも思いました。
雨の多いイギリスで、こうして室内でも思い切り遊べるところは少なかったですもん...。

教えて下さった&一緒に遊んで下さった皆さんありがとうございます!

それにしても、この日気温は全然高くなくて、20度あるかないか。
でも、外のプールも賑わっていました。これじゃ寒中水泳って感じすらしましたが、さすがイギリス人!


滞在4日目は、こうして地元民ぽく(?)遊んで終わりました。

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訂正

最初にこの記事を書いた時に、

『地元の人は1.05ポンド。
他の施設も、地元の人(=Horsham Counsil Leisure Access Card発行してもらう)は格安に使えるようになっていました。』としましたが、このカードはHorsham Counsil在住者誰にでも発行されるものではありませんでした。「people on a low income who live in the Horsham District」()ということです。地元の方からご指摘いただきました。
訂正&お詫び申し上げます。

...low icomeの人でも、こういう場所に来て安く遊んでね、というところにイギリスを感じてしまいました。

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野うさぎ

2008年10月03日 | 英国あれこれ
8月5日(火) 到着4日目 (1)

Arundel城に行った次の日は、午前中、昔勤めていた職場に挨拶に行きました。

私は、英国で派遣社員で働いていたものも入れると計4箇所で働いていたのですが、最初に勤めた場所は、夫とすみれちゃん夫妻と同じ場所でした。
つまり、4人同僚だったわけでー。
懐かしく楽しいひとときでした。

途中、野うさぎを見ました
英国の田舎は、野うさぎがたくさんいるので、車で走っていてもよく飛び出してきます。子うさぎの多い春先は特に、道路で車の犠牲になっているうさぎさんをよく見かけます。

今回の滞在中も、何回か見かけたのですが、すばしっこくてなかなかカメラやビデオには収まってくれません。

次の映像も一瞬のことで、ビデオが揺れてますが... 
3秒ばかりの短い映像です。




ピーターラビットのお話同様、英国では畑やお花を荒らしてしまうので、人間からは疎まれる存在の野うさぎたち。
種をまいたばかりの花壇を台無しにしたり、せっかくでてきた新芽を食い荒らしたりするので、仕方ないのかもしれません。

昔ホームステイしていたおうちのご主人も、ウサギをめがけて大きな石を投げつけていたっけなぁ...


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アランデル城 (3)

2008年10月02日 | おでかけ先
8月4日(月) 到着3日目 ⑧   

~写真は全て画像の上でクリックすると拡大します~

Keepからの眺めです。

はじめ青空も見えていたのに、ここまで来る頃にはちょっとお天気が怪しくなってきましたが...。典型的英国の空といいましょうか。
それでも十分美しい英国南部の景色でした。



Keepは↓こんなふうになっています。あ、厳密には一番高いのは、この写真の真ん中に写っている部分でしたね。私たちが立っていたのは、黒い柵のある高さのところです。



ここ、アランデル城は代々ノーフォーク公の居住地です。

もともとは、1068年、motte(Motte-and-bailey)という土を盛って作った小高い丘から始まったお城は途中王家に渡った時期もありましたが、850年以上、現在もノーフォーク公が実際にお住まいです。(詳しいことはお城のホームページ(英語)で。)

現在もプライベートに使っている部分は覗けないよう、天守閣の覗き窓には一部板が打ち付けてありました。

ノーフォーク=Norfolkというと、こちらの通り、Englandの東側で、ArundelのあるWest Sussex州とは違うのですが、Prince of WalesだってWalesにお住まいじゃないですし、エジンバラ公だってScotlandにお住まいの訳ではないですから...(と、そういう解釈でよいのでしょうか 確かあの時ジャン=フランコさん質問してたよねー。)

私は、英国の爵位について全然詳しくないので、ご興味のある方は「ノーフォーク公」や「デューク」(ともにWikipedia日本語版)などご覧下さい...。

ちなみに、現在ノーフォーク公は1956年生まれのEdwardさんで、そのご長男1987年生まれのHenryさんが相続人です。この方はHenry Arundelという名前でレーサーをやっているそうです。(現在F3に出ているようです。)⇒こちら(英語)

アガシと結婚したゴクミみたいに、うちの娘とヘンリーさんが結婚したら、このお城がうちになる...
でも、お城のボンボンでも、スポンサーを探さないとレーサーにはなれないご時勢なのですね...。(当然か)





この後、降りて、お城の室内へ。↓こちらの部分。(先日書いた通り、内部の写真は撮影禁止なのでありません。)



歴代のDuke of Norfolkの肖像画や、Library、広々としてダイニングなどなどたくさんあったのですが、ここで我が家の子ども達は「ハリーポッター効果」があり、肖像画は動き出すのでは?図書館は「ハーマイオニーが本を探したとこみたい」と飽きることなく見て回りました。
長女は、十分その調度品の豪華さなども理解していたようですし...。
天井が高く、「西洋のお城」という感じを味わえたと思います。

お城のShopで、少しお土産を買ったりなんぞして、どんどん時間が経ちます。
先ほどKnightsの剣と盾を見た息子が、プラスチックの剣(お城も商魂逞しいのです)を買いたがって困りましたが、なんとか振り切って外へ。

この後、Chapelも「行く?」と尋ねたら「行く!」

なだめすかして最後まで見せるつもりだったのに、そんな心配はどこへやら。
逆に「時間があったらArundelの町を散策しよう。」などと思っていたのに、町の散策もせず帰路につきました。
もう夕方5時くらいになっちゃいましたのでー。

Arundelの町は、アンティークの町として有名で、かわいいティールームもあるし、ぶらぶらするのにとても良いところなのですがー。まあ、子連れだからアンティーク見てる場合でも無いからいいかー。テディーベアの専門店なんかもあった記憶が...。
娘達が大きくなったら、また一緒に来てみたいものです。

 



以上、長々書いた3日目はこれでおしまいです。


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アランデル城 (2)

2008年10月01日 | おでかけ先
8月4日(月) 到着3日目 ⑦   

さて、Keep(天守閣)にいたこのお茶目(?)な方は、Arundel城がお城として機能していた頃の騎士のいでたち。(「今日はKeepにKnightがいます!」という掲示がありました。

確か、「900年前の」と言ってたような...。
このArundel城は11世紀の終わりに建てられたものなので、その頃のものなんでしょうね。



「騎士」は気さくに子ども達に色々説明してくれます。
英語がわからなくても、なんとかなるもんだ...。

日本の鎧兜も総重量○キロ!と、その重さが話題になりますが、イギリスの兜も重い。
まず持たせてその重さを実感させてくれ、次にかぶらせてもくれました。

お、重い~

みんな順番に、持ったりかぶったり...

で、一番喜んでいたのは...↓  (画像をクリックすると拡大します)

剣や盾もその重さを実感し、子ども達も(そして大人も!)とても楽しいひとときでした。

多分、英語でコミュニケーションできた(?)のも、子どもたちには楽しく自信を深めたことの一つなのだと思います。

アランデル城は、年中色々なイベントをやっていて、毎年8月末にあるArundel Festivalを筆頭に、こうした中世の装束をした人たちを見ることができるようです。住んでた時にチェックしたことなんてなかったことをちと後悔。

この日は、
「Monday 4 August-Meet a Norman Knight in the Keep. Victorian Kitchen Demonstration」
ということで、偶然Knightが居てくれたわけですが、旅行の日程に余裕があったり、地元にお住まいなら、予め調べていけば面白いのかもしれません。小さいお子さんがいるのなら、こういうのをやっている日が断然楽しいと思います。

Arundel城イベントのページ

さて、しばし「騎士」と歓談の後、天守閣の一番高い所へ上りました。
先ほどの「騎士」が下に見えます。



天守閣の一番てっぺん、見張りをする場所ですから、見晴らしは最高!

                                   (まだつづく)


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