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宇ゐの里山徒然記

町屋暮らしの後、2013年10月北山杉の里、右京区京北町に移り住みました。
周辺の紹介と暮らしの事など綴ります。

卓袱台

2005年12月13日 | 町屋
   


先日の骨董屋さんでの衝動買い・・・
古い竹の飾り棚・将棋の駒置き台 そして卓袱台。

駒置き台は将棋盤がこげ茶色の古い物なので新しいのはほとんどが白木でそぐわず、
色が合うのを探していた。

それから、なんとこの赤茶色の卓袱台が2000円也
それほど古い物ではないが安かったのと
色がかわいらしかったので即購入。
今の季節、鍋を囲むのにはもってこいである
決してひっくり返す為のものではないつもりだが・・・・
((((ノ` ´)ノ ⌒┫:・┫┻┠'.
こういうことがおきないようにほんわかと過ごして行きたい

そして床の間の色を塗ってみた。
紅殻(ベンガラ)と油煙の粉を菜種油でのばして“塗る”というより
“拭き込む”のである。
布に少しずつ粉と油を混ぜてしみこませて
ゴシゴシと拭いていく。
紅殻が赤茶色で油煙が墨色なので油煙を多くしていくと深いこげ茶色となる。

ふすまの上下の桟が元の色なので
床の間の板や柱の色が濃くしまった感じになった。
この度の将棋盤と駒台。それに飾り棚がしっくりとする。
しかしこの作業に伴うリスクは
普段使ってない筋肉を使うために起こる筋肉痛。。。

それから油煙がぱらりとこぼれるとそこに黒い色がついて
汚れてしまい、つるつるしたところのない我が家では
油煙や紅殻の粉による汚れは落ちにくい。
他の場所が汚れないようかなり気を使ってブルーシートや新聞紙を引く。
勿論、拭き込む場所の周囲には念入りにマスキングテープ。

実際には拭き込む作業よりも汚れないようにガードする作業の方が
面倒なのである。。。。。。










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庭のビフォーアフター

2005年12月02日 | 町屋
少しずつではあるが我が家の“手入れ”も進んでいる。
先日、棕櫚竹が我が家に来て庭が町屋のものらしくなってきた。

最初に真剣に手をつけたのは庭である。
トイレへ行く廊下の脇にあるのだが、その廊下が屋根がついているとはいえ
壁がない為に『外』となっている。
深夜、トイレに行くのに草がぼーぼーの庭は不気味なことこの上ない。。。
↓『ビフォー』


そこで退蔵院のおじさんのアドバイスもあって
この度、無事に草取りが完了した。
奥のほうは苔がフカフカと生えていて雑草を抜くのにかなり神経を使ったが
冬に入ってきて当分はもつだろう。

そして『アフター』↓


ホームセンターで庭石なぞ買ってきて入れてみた。
まぁ、手入れをするのには負担にならない広さである。
あとはエアコンの室外機をどうやったらむき出しにならないかということと
水道の蛇口下に甕とか置いてみたいなー・・・ぐらいだろうか。

室外機はすっかり覆うことができないので
お金がたまったら竹の袖垣でもいれようか。

今の時期は蟲が少なく草取りもやり易かったが、春先になったら
さぞや完全武装を強いられることだろう。
蚊取り線香を炊きすぎて家を燃やさないようにしないと・・・




                ここを ρ゛(・・*)プチ オネガイシマス
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骨董屋さん見つけた!

2005年11月29日 | 町屋
今、探しているのが玄関の照明。それと文机のようなもの。
欲しい物はたくさんあるが少しずつ楽しみながら買い揃えていきたい・・・
・・・・・というのは表向きで予算の都合でちょっとずつでないと買えない
現在玄関(外)にはは横長の長方形の味気ない照明がついているが
焼けて汚れているのと我が家の玄関は通りを下がってきて正面にあるため
これがけっこう目立つ。
目下玄関部分のエクステリアも考え中なのだが
この玄関照明はかなり重要なのだ。

街中を歩いていても玄関の明かりばかりを眺めている。
今日は仕事の約束の時間より少し早く家を出て明かり探しをした。
寺町通りや麩屋町・富小路・・・と縦横に歩いて3件ほど回ったところで
照明が豊富で家具類も扱っているお店にたどりつく。
京都文化博物館の東向かいにあるお店『COM』さん。

アンティーク照明が豊富にあり、家具もかなりある。
アンティークのガラス食器も店内に沢山展示している為
歩く時や身体を動かす時はかなり慎重に。
家具や照明の事を尋ねるときちんとどこそこで出た物でいつ頃のものかを答えてくれるのが嬉しかった。
欲しいと思ったのは李朝風の低い箪笥。10万以上はするだろうなぁと思ったが
実際はその七掛けぐらいだった。
明治末期の物で広島で出たとの事。
うーむ・・・  悩むなぁ・・・・

照明は傘だけなら1万円台の後半といったところ。
高いのは玄関照明用のアーム。装飾風のものは4~5万する
年月を経て味がでているのでやむをえないかとも思うが
このアームはかなり妥協せざるを得ないところである。
(新しいものなら数千円であるし・・・)

さてさて、果たしてどのような買い物になるか・・・
それは後日ビフォーアフターで写真掲載しようと思う 



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ほんとに小さな幸せ・・・

2005年10月29日 | 町屋
引越し大作戦を始めて五日目。

一気に移動させることも考えたが、なにせ1年も空き家の家である。
荷物だらけになっては掃除もままならないと思い、大きい物だけ業者に頼み
小さい物は自分の車で運んでいる。(引越し代金の節約が大きな理由) 
ただ、荷造りをしている最中に日頃の手抜きの汚れがどうも気になってきた。
どうせならキレイにして収めようと目に付いたものをゴシゴシはじめてしまう・・・

特に台所用品の油汚れが許しがたく、今までもかなりの時間を使って磨いては運んでいたのだが今日は最後に残った日頃なじんでいるやかんと格闘。
いや~~キレイになったなった 新品同様である

実にささやかな幸せ に浸ってしまった。。。
こんなことしているので時間がかかることこの上ない(段取りが悪いとも言う

ADSLの接続の都合上、物がなくなった家にまだ住んでいるのだが
PCのみがぽつねんと鎮座しており小さい家がやけに広く感じる。
そろそろ掃除と搬入疲れもピークに達してきた。
まぁ寒くなる前に引っ越せたのとこれからの季節、蟲が少なそうなので
そういうさらに小さな幸せを感じつつ寝よう・・・ 
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筋肉痛が・・・・

2005年10月24日 | 町屋
今日は家全体を大掃除。
部屋の畳やフローリングの床、廊下、階段等々・・・・ 
しかも3度拭きしたので100枚以上の畳の広さを一人で拭いたことになる 
こんなに沢山一度に雑巾がけしたのは初めてである。
当然その作業は身体にかなりの反動をもたらした。

夜、お風呂に入る前から体中がイタイ(特に右腕が)・・・
“筋肉痛がすぐきた”のである(ちょっと嬉しいw)

京間の畳は大きめなので身体全体を使って拭かなければならず、
トレーニングのようでもある。
お掃除ダイエットなるものもあるのかもしれないなぁと思いつつ
腹筋を使い 右手左手交互にやっているつもりがやはり利き腕の方を使っていたか・・・

夕方までかかってしまい、当然菊花賞の実況には間に合わず録画しておいて大正解。 
帰りの車ではFMも切り(感動が薄れる為w)帰ってからゆっくり観た。
三冠の結果は当然としてもちょっと周囲が騒ぎすぎの感が強いが
メディアは常にヒーローを求めているといったところか。。。。

生産者の人のインタビューがあったが二歳ぐらいまでのディープはさぞ
細ッこくて小さい仔馬だったのだろう。今日の発表馬体重444㌔はやはり小さい。
日本人の好きな小さいのに大きな偉業を成し遂げるというストーリにはぴったりというわけだ。

まぁ 馬の話はまた別の機会に。(止まらなくなりそうなのでw)
今晩はシップして寝なければ・・・
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町屋入居1日目・・・

2005年10月23日 | 町屋
今日引越し先の鍵をいただき、さっそく掃除道具を持っていざ 

途中の町屋でギャラリーをされているところへ立ち寄った。
そこもやはりかな~り古いお家をリフォームされて雑誌にも掲載されるぐらい
情緒ある佇まいになっている。
きょろきょろと室内を見て板壁や柱の塗装材のことを聞いたりした。
やはり紅殻をベースにしたものがよさそうである。

今の家は古民家だったのでオイルステインでさっさと柱や桟を塗ってしまったが
今度の家はさすがにそれは出来ない。。。

家に入ってまずはガス給湯器の点検をドキドキしながら。
ごごごーー・・・・・・・ボッ     ほっ 
点いた点いた!   ガスが出ているので爆発しないかとお風呂場に逃げながらの
点検が大成功  ちゃんとお風呂にお湯がたまっていくw

これで給湯器を替えなくても済みそうである 
まずは水周りのトイレ、洗面所、風呂場と掃除をし、
トイレへ通じる外の廊下を拭き始めた。
いやぁ すごいワw 雑巾の布目が見えないぐらいにまっっっっ黒 

しかし何度も拭いてきれいになったらやっぱり気持ちいい。
外廊下は“外”なのでここは毎日拭いていかねば。
でも廊下の中央は塩ビが貼ってあるのでこれは剥がして板張りにしたいなぁ。
お寺の外廊下みたいに磨き上げてするする歩けるようにしたいものである。(何年かかるか・・・・)
今日はここでTIME UP・・・

明日は早めに始めて菊花賞までには一区切りつけて帰って来たい
馬券は買わないが、まぁG1のお祭りやしディープインパクト君の雄姿はみたいし・・・
それに以前の育成牧場勤めの血が騒ぐのよねん・・・・・





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町屋で心配なこと・・・

2005年10月16日 | 町屋
古い家+竹藪+お寺というと閑静な感じだが、今私の中に俄かに問題としてクローズアップしてきたのは『虫』問題である。
『蟲』と書くのかもしれない。
ガスの開栓で行った際に蚊に刺されること数箇所。
トイレへいく廊下が外廊下なので風の通りや庭の眺めを考えると家自体に密閉性はなく、
当然蚊やその他の蟲さんたちが自由に出入りできる構造である。
そもそも昔の家というものはそういうものであったので、それを好んで借りていてとやかく言うのは根本的におかしい。
そういう状況を楽しむ気持ちを持たないとこういう家には住めないのである。
しかし・・・・しかし! やはり蟲はニガテ 
今の心境は“川口探検隊長”※(ふるっ)の気分である。
冒険することは楽しみなのだが、かなり身体をはった危険を伴う冒険となりそう。
住む前からの想像ではまずこの『蟲』問題が浮上している。
住みだしたらいろんな“出会い”があるんだろう。

『和のしつらい~雅ぶ暮らし~』という雑誌を買った。
雑誌をめくると美しい庭の写真があるが座敷から眺める庭の風景にはそういう問題が常に隣り合わせになっている。
夏の大量の蚊の発生に部屋の中が霞むくらい蚊取り線香を炊くようになるのだろうか・・・   

※:かなり昔アマゾンの秘境とかを探検するTV番組があった時のタレント隊長さんデス  
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ここはやっぱり京都やった・・・・

2005年10月16日 | 町屋
我が家に回覧板が回って来なくなっていた(ということに気がついた)  
出張漬けの生活をすることは隣近所には入居の際(2年半前)に話をしていたのだが、
最初のうちはそれでも回覧板は回って来ていたのだ。
勿論、家に居る時にしか次のお宅へ回せないのだが、
(私の家へ)回したけど不在で回覧板が“回覧”されないことが多くなるにつれ
自然と『いつもルス宅』扱いをすることが当たり前になってきていたようであった。
こっちは出張から帰っても回って来ていたことにも、飛ばされていたことにも気がつくはずもなく、周囲に迷惑をかけていたことをついぞ知ることがなかったのである。

顔を合わせた時には必ず挨拶はしているし、勿論町会費は全納してる。
しかしである。 ここは京都・・・・・
やはり“それなりのこと”はされていた。
町の役員は引き受けることが出来ないので申し訳ないとは思ったものの
入居してまもなくの時にお隣さんが『出張ばかりだと役員さんの集まりは無理やねぇ・・・』と話していたのを
『すみませんがそうなんです・・・』とそのまんま答えていた。
それがとうとう 3年目に地蔵盆にもシカトされてしまったのである。
地蔵盆の時にぐらいしかお町内の方々とお会いすることができないので私としては
それなりに楽しみにしていたのだが 当日、毎年声をかけてくれてた人が今年はそれをしてくれなかったのである 

出たり入ったりの毎日なのでその時はそれでもあまり気にしていなかったのだが
今日ある本(『東京育ちの京町屋暮らし』麻生圭子著)を読んでいたら
なんとそのくだりがあるではないか・・・・・・・・・

   前略・・・・・そんな勝手なことしながら、地蔵盆のときは誘って下さいねというのはムシがよるぎるやろ。
回覧板も回ってきーへんやろしな。それが近所付き合いいうもんやろ・・・・・・

まさにこれこれ。家の近所の人にあうと気さくに立ち話をしたりもするのに
結局根っこのところで『勝手なおひと』ということになっていたらしい
今の家の界隈には新しい住宅も多く地の人という感じではないが
まぁそこはやはり京都の人が新築して引っ越してきたというところか。
ナルホド・・・・表面的にはまったく感じない表情を地蔵盆の件できっちり理解した。

 今度引っ越す先での生活は今までのような出張三昧になることもないので
役員やお町内のことには積極的に参加したいものである。。。。。
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