起業家精神、谷治 肇のオフィシャルブログ

独立自尊の精神|起業ができれば人生はおもしろい

この季節になると、五感も麻痺する

2008年12月24日 22時48分01秒 | 美酒、美食と読書
この季節になると
お好み焼きを食べるのが嫌になる。なぜならば、
街の道端や駅でよく見かけるからだ。
(たまに製造中のところにも出くわす、最近では女性の製造者も多い)

想像力の豊かな私としては、それを見ただけで食欲を失う。
ましてや、もんじゃなどはその最たるもの
美酒、美食は五感で楽しむのもだから
味覚、臭覚もさることながら、見た目が美しくないとだめだ。

最近、赤坂の庶民的な店でポッピーなるものを飲んでみた。
見た目は色がビールに似ている、それもそのはず原料はポップだからだ
ポッピーだけだと、アルコール度数が約0.8%なので、
ポッピー7:焼酎3の割合で割る。
(セットで470円・原価はおそらくポッピーが90円、焼酎が30円利益は約3倍)

意外にこれが旨い。。。。

例えて言うなれば、ドンべリと味わいも琥珀色の色も似ている
その
ドンペリも多種類あるが、銀座の某クラブなどで
Dom Perignon Reseruve de Labbye(ドンペリニヨン レゼルヴ・ド・ラヴェイ) (時価100,000円)
なるものをオーダーすると、1本300,000円(時価の約3~4倍)は請求される、だろう。
(クラブによっては1本50~60万円のとこもあるらしい)

ドンペリニヨンの空瓶だけをもらい、先ほどのポッピー(原価120円)を詰めて
煌びやかなドレスを着た綺麗なお姉さんに、これは最高級の
ドンペリニヨン レゼルヴ・ド・ラヴェイ(時価100,000円)です。とか言って飲ませれば、
同じような発泡酒なのでおそらくわからないだろう。
(たとえ分かったとしても、豪華な場所とムード、そして綺麗な女性に、
クリスタルグラスに注いでもらって、これポッピーの味に似てますね、とかはいえないだろう。。。)

これを居酒屋でだすとポッピーになり、銀座の某クラブで出すと
ドンペリニヨンになる。(そんなばかなって)
逆に、このドンペリ(時価100,000円)を池袋とかの居酒屋で、
ポッピー(原価120円)の瓶に詰めて出してもドンペリとは分からないだろう。。。
人の五感も環境やムードにより麻痺してしまう。

私が池袋あたりの居酒屋の経営者だったら、銀座のクラブにドンペリの空きビンをタダでもらってきて、ポッピーと焼酎を3杯分(原価360円)をドンペリの空きビンに詰めて、これは当店オリジナルの「ドンピー」ですとか言って1800円で1日20本限定で販売する。1本当たり約1400円の利益(利益率はいい)
1本時価100,000円のドンペリの空きビンで、中身はポッピー3杯分(瓶代0円、原価360円)
手軽な価格でをリッチな気分を味わえる「ドンピー」1800円はいかが。

(そうは言うものの、街や駅に落ちている原価0円のもんじゃやお好み焼きを、すくって、これは新種もんじゃです、とか言って、お好み焼き店で出してもだめだと思うが、綾瀬 はるかあたりが製造したお好み焼きならプレミアがついて10万払っても欲しがる人も殺到すると思う、だが、これが和田アキコだったら。。。同じようなものになのに、製造者によってここまで違う。。)


(写真:レゼルヴ・ドラヴェイ/ドンペリ ゴールド1985年ビンテージ、
これは「ドンピー」ではありません)







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