ニウエという島をご存じだろうか?トンガの西にある石垣島より少し大きいくらいの島だ。人口は2千人程度といわれる。
ニュージーランドと自由連合を結ぶ「国のようなところ」らしいが、ニウエの人はニュージーランド国籍をもつというから事実上はニュージーランドの一部だ。ちなみに世界でただ一ヶ国、中国だけがなぜかニウイを国家として承認しているらしい。
ところがニュージーランド本土とニウエ島の間には、なんと日付変更線が存在するのだ。
中央部の、手動で入れた赤点がニウエである。つまり、これによれば、ニュージーランドは世界で一番早く1日をむかえる地域だが、ニウエは一番遅く1日をむかえる地域なのだ。ニュージーランド本土が深夜24時になろうとする時に、ニウエはまだ一日が始まったばかりの零時台という事。
ニウエと本土の交通手段は週一便の飛行機だけで、金曜日の22時にオークランド発の便があるらしいのだが、フライト時間は3時間40分といういことで、なんと同じ日の01時40分にニウエに着くのだそうだ。従って、この便でNZからニウエに行くと、その日は一日を47時間過ごすことになる。
逆は金曜日の2時40分ニウエ発で土曜日の朝6時35分オークランド着だそうだ。(以上ソース)感覚的には木曜日の夜中に飛行機に乗ったら約4時間後にはあさって土曜日の朝になるといったところだろう。時間帯を換えれば、「消えた一日」とか作れそうだし、「昨日に行く」なんて事も可能なんだろう。
で、なんとニュージーランド本土にはサマータイムが存在するのだ。ニウエには無いので、夏は丸一日時差がある事になる。
ニウエに関するおもろい話をもう一つ。
英連邦のニウエでは、ウィリアム王子とケイトさんの結婚を記念して切手を発行したのだが、なんと2枚つづりにして二人の間にミシン目を入れてしまったのだ。ネタ元
なんかゆかいな島である。
ニウエ産ノニジュース
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