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日本中央競馬会施行のレースから狙い目の鞍を毎週厳選チョイスし、競馬予想30年余のプロフェッショナルチームが解析します!

秋華賞 最終確定予想

2016年10月16日 06時53分57秒 | 競馬予想
○京都11R/秋華賞
  /レース条件/ 3歳牝馬G1 芝2000mA/右内回り 発走 15:40

☆軸/5枠10番ビッシュ(戸崎圭太)
★紐
/ジュエラー、パールコード、ミエノサクシード
/ヴィブロス、デンコウアンジュ

●馬単3点/10 → 2、3、14
●3連単12点(フォーメーション)
1着 10
2着 2、3、14
3着 2、3、14、7、8

監修/サザンクロス競馬塾
southerncross@ac.auone-net.jp


秋華賞 解析予想

2016年10月16日 02時51分24秒 | 競馬予想
σ(^^)

総じて堅く収まる傾向の濃い“牝馬3冠最終章”「秋華賞」!

しかし、
今年は大本命と目されていたオークス馬シンハライトが直前リタイア!
そのシンハライトとオークスでクビ差勝ち負けチェッキーノも不在!

更に、桜花賞馬ジュエラーは前哨戦「ローズステークス」で大敗を喫し、
俄に風雲急を告げる様相呈す2016年“牝馬3冠最終章”「秋華賞」!

果たして、
唯一、“連圏”含む大波乱となった2008年の再現が待っているのか?
はたまた、今年も順当寄りの決着に落ち着くのか?
下記レース解析を進めながら、結果を予測して行きたいと思います!


-過去10年データ‐

(人気)

◎単(勝ち馬)指標
◆1番人気〔3‐1‐3‐3〕
◆2番人気〔4‐2‐1‐3〕
◆3番人気〔2‐1‐0‐7〕 → 1~3番人気勝率/90%
◆11番人気‥1勝 → 6番人気以下勝率/10%
※勝率90%!1~3番人気が圧倒的に強い“牝馬3冠”最終章!
当然!“軸”は1~3番人気からチョイスすべきである!

○▲☆連圏指標
★1~5番人気内決着率/60%!~②⑤¦②③¦①②¦③②¦③①¦①⑤
※うち本命決着(1~3番人気内決着)66.66%!
単勝のみでなく、連圏も1~3番人気が圧倒する“順当寄り”の“牝馬3冠”最終章!
★1~5番人気⇔2着人気薄(6番人気以下)/30%!~②⑦¦①⑥¦②⑦
※“ヒモ人気薄”パターンであっても、せいぜいチョイ人気薄7番人気あたり迄の思案。
少なくても、“馬連・馬単”のヒモとしては“チョイ人気薄”までしか狙いづらい。

△△ワイド圏指標(3連馬券の押さえ=3着付け)
★連圏1~5番人気内決着時の3着馬人気。
~〔②⑤〕‐④¦〔②③〕‐①¦〔①②〕‐⑥¦〔③②〕‐⑮¦〔③①〕‐④¦〔①⑤〕‐⑧
※8・15番人気の1例はあるが、大半の3着馬1~6番人気。
3連馬券も妙味は薄そうだが、近年の3着馬は人気薄が目立っている点には注意!
★1~5番人気⇔2着人気薄(6番人気以下)決着時の3着馬人気。
~〔②⑦〕‐①¦〔①⑥〕‐②¦〔②⑦〕‐①
※3例のみとは云え、3着は全て1~2番人気。
つまり、総じて、馬券圏内突入の人気薄は1頭のみと決めつけるべき“順当寄り”G1!

(脚質)~次項の【資料1】【資料2】参照
/京都内回りの芝2000mで施行される「秋華賞」。
3コーナー下りからのロングスパートコースとして知られているが、
「秋華賞」含め、例え内回りでも、差し断然優勢のコースとして定着している!
最初のコーナー(1コーナー)までの距離が短く(308m)、先行争いが激しい故。

(枠順)~次項の【資料1】【資料2】参照
/前項で見た如く、スタートして最初のコーナー迄の距離が短く(308m)、
特にフルゲート18頭立ての場合は馬場の内側がゴチャつきやすく、
「秋華賞」含めて概ね外枠ベターの傾向濃い舞台!

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※【資料1】
●秋華賞/1~3着/決着構図
過去10回(2006~2015年)

※人気の簡略表記
(例)~① ‥ 1番人気
※脚質の簡略表記
☆逃‥逃げ ☆先‥先行 ☆好‥好位
★差‥差し ★追‥追い込み

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【1着】
・1枠/
・2枠/★差⑪/☆先②
・3枠/★差②/★差③
・4枠/
・5枠/
・6枠/★差②
・7枠/☆先②/★差①/★差①
・8枠/★差③/★差①
―――――――――――――――――――――――――――――――
【2着】
・1枠/★差⑧/☆好⑦/☆先②/★追②
・2枠/★差①
・3枠/
・4枠/
・5枠/★差⑥/★追⑤
・6枠/★追③
・7枠/
・8枠/☆好⑤/☆好⑦
―――――――――――――――――――――――――――――――
【1着】
・1枠/★差⑥
・2枠/★差①/☆好②
・3枠/★差④/☆好⑧
・4枠/
・5枠/
・6枠/★差①/★差④
・7枠/☆逃⑯/★差⑮
・8枠/★追①
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※【資料2】
★sincerely‐DATA‐BANK
〇‐京都芝2000mA(右内回り)‐~ゴール前直線距離/328.4m(Aコース)
/正面スタンド前からスタートして最初の1コーナーまでは約308m。
最初のコーナーまでの距離が短いために総じて先行争いは激しく、
特にフルゲート「秋華賞」は3歳若駒のG1という性格からも前傾ラップ!
向こう正面でペースはいったん落ち着きますが、
3コーナー下りから再度ペースアップするために差し馬の好走が顕著!
また内回りということもあって実力馬が内で詰まるケースも頻発し、
波乱の度合いも結構高いコース形態であることには注意しましょう!
なお、枠順に大きな差異はありませんが中・外枠の方が不利は少なく、
「秋華賞」も過去10年勝ち馬の過半数が外枠からだった点には要注目!
従って、脚質面では特に外枠の差し馬には十分な警戒が必要です!
血統的には距離2000mに良績を刻むサンデー系が他を圧倒!
特にディープインパクト産駒の強さが際立っている点は周知の如し!
SS系以外ではハービンジャー産駒とキングカメハメハ産駒が好相性!

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(1~3着圏内候補馬)
※開催当日午前11時までに配信の最終的な予想フォーカス(馬単3点/3連単12点)での変更はあり得ます。

◎ビッシュ
/冒頭の(人気)データ解析の如く、
上位1~3番人気が圧倒的に強い“牝馬3冠”最終章!
当然!“軸”は1~3番人気からチョイスすべきであるのだが‥
今年は少々勝手が違い‥
強い1~3番人気の大半を形勢して来た“王道臨戦”「ローズS」組に“異変”!
勝ったオークス馬シンハライトが直前リタイアのアクシデントに見舞われたのみでなく、
人気を二分した桜花賞馬ジュエラー、まさかの大敗!!!
既に戦線を離脱しているチェッキーノとメジャーエンブレム加えた“春の4強”中、
“牝馬3冠”最終章に駒を進めれたのは“王道臨戦”大敗のジュエラーのみ!
従って、
同様のパターンで一変した桜花賞馬も居るだけに、ジュエラー中心も一考ではあるが、
今年から重賞に昇格して参戦メンバーレベルが大幅アップした“もうひとつ”の前哨戦、
「紫苑S」を不利な大外から圧巻の差し切り圧勝を決めたビッシュとの中心“二者択一”!
1番人気ビッシュ、2番人気ジュエラーは確定的であり、
勝負処での不利が大きかったとは云え、「紫苑S」2着完敗ヴィブロスが3番人気当確。
“春の実績”がモノ云う“牝馬3冠”最終章という点をも考慮するなら、
“牝馬3冠”オール2着ヴィルシーナの全妹とは云え、ヴィブロス中心は過分な期待。
これに圧勝したビッシュは「オークス」3着馬で“春の実績”も前記“4強”に次ぐ優秀さ!
詰まるところ、
“春の実績”を有す最終的な1~2番人気いずれを“軸”とするかがポイントとなるが、
昨年の“軸”ミッキークイーン(1着)に続いて、今年も1番人気ビッシュを“軸”に指名!

○ジュエラー ▲パールコード ☆ミエノサクシード
/「ローズステークス」大敗からの一変は十分可能と見て、ジュエラーが対抗!
あくまで、「ローズステークス」は骨折明けの上に、
他の参戦馬に較べれば調整も遅れ気味で“ひと叩き”見え見えの臨戦態勢であった。
叩いて順当に良くなっているし、今回はベストの良馬場で決め手を生かせるのも良し!
ジュエラー共々、ゴチャつきやすい内枠発走のビハインドを捌けるかの条件は付くが、
単穴▲は春の時点で前記“4強”と差のない蹄績を刻んでいた素質馬パールコード!
不利が大きかった「紫苑S」5着不問に、馬体に負けぬスケールの大きさに注目したい!
(中~大型馬が良績の「秋華賞」!ジュエラー共々、注目に値する!)
3年前の2着馬スマートレイアーと同じローテー組んだ“昇り馬”ミエノサクシードも怖い!
晩成血統ステイゴールドの産駒らしく、ひと夏を越しての成長著しく、前2走共に完勝!

△ヴィブロス △デンコウアンジュ
/“春の実績”という点では、ミエノサクシードと共に劣勢の感を否めぬヴィブロスだが、
ひと夏を越しての成長度はミエノサクシードと甲乙つけ難く、良血開花の兆しクッキリ!
「ローズS」は通って来たコース取りと決め手削がれる重馬場だったという点に鑑みれば、
それでも、シンハライトに次ぐ決め手を繰り出したデンコウアンジュも良馬場で見直し!

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※以上の解析結果を基に、
最終的な予想フォーカス(馬単3点/3連単12点)は開催当日の午前11時までにお届けします!

監修/サザンクロス競馬塾
southerncross@ac.auone-net.jp