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日本中央競馬会施行のレースから狙い目の鞍を毎週厳選チョイスし、競馬予想30年余のプロフェッショナルチームが解析します!

オークス 解析予想

2015年05月22日 22時39分08秒 | 競馬予想
2015/5/24/オークス/東京芝2400mB/3歳牝馬G1/左回り 発走 15:40

-過去10年データ‐

(人気)

◎単(勝ち馬)指標
◆1番人気〔3‐2‐1‐4〕
◆2番人気〔1‐3‐1‐5〕
◆3番人気〔2‐0‐2‐6〕 → 1~3番人気勝率/60%
◆4番人気‥1勝
◆5番人気‥1勝 → 1~5番人気勝率/80%
◆7番人気‥1勝
◆9番人気‥1勝 → 4~9番人気勝率/40%
※1~3番人気勝率が60%。今ひとつではあるが、80%の1~5番人気なら信頼に足りる!
1番人気が抜けているわけではなく、“軸”は1~5番人気“互角の感覚”で慎重にチョイスしたい。

○▲☆連圏指標
★1~5番人気内決着率70%~①②③⑤⑤①①②①⑤③②②①
※うち本命決着(1~3番人気内決着)57.14%。大波乱も散見されるが、上位人気優勢のG1!
★1~5番人気軸⇒2着人気薄(6番人気以下)/10%~④⑬
※ほとんど“ヒモ穴”は望めぬG1だが‥
★人気薄(6番人気以下)勝率/20%~⑦⑧⑨⑤
※大波乱の確率そのものは低いが‥直近4年で2回!確たる中心不在の今年も注意は必要!

△△ワイド圏指標(3連馬券の押さえ=3着付け)
★連圏1~5番人気内決着時の3着馬人気
~〔①②〕‐③〔③⑤〕‐⑦〔⑤①〕‐⑧〔①②〕‐④〔①⑤〕‐⑧〔③②〕‐⑨〔②①〕‐③
※3着まで上位4番人気内で決した年が3回あるが、人気薄7~9番の3着突っ込みが4回!
人気・人気薄、どちらに転ぶかは微妙なところでも、配当妙味からなら、現に過半数の“後者”!
★1~5番人気軸⇒2着人気薄(6番人気以下)決着時の3着馬人気。~〔④⑬〕‐⑤
※1例のみでは傾向不透明。ただ‥過去10年で6番人気以下の複数食い込みは僅か1回のみ。
従って、2着に6番人気以下の人気薄が食い込めば、ほぼ3着は1~5番人気内が有力。
★人気薄(6~9番人気)勝利時の3着馬人気~〔⑦⑧〕‐②⑨⑤〕‐①
※連圏が大波乱となったコチラのパターンも、当然ながら、3着は1~5番人気内が有力!

(脚質)
/エクイターフの導入等々で馬場の良質化が急速に進んでいる昨今。
先行勢の脚が簡単には鈍らず、追い込みは滅多に届かなくなってしまったが、
その他は脚質不問に力量上位馬の不発が少ないJRAの看板コース!
差し馬の不発も少ないが、かと云って、切れ味のみで勝てるかと云うと、そうでもなく、
2度の坂越えをモノともしないタフさやスピード含めた総合力が問われるチャンピオンコース!
なお、過去10年のオークス馬は全て差しての勝利であったが、
前項で見たように、10頭中、8頭が1~5番人気!人気の差し馬が“軸”の最有力候補となる。

(枠順)
/過去10年のオークスも同様だが、全枠、目立った有利・不利なきフラットなJRA看板コース!
ただし、次項で見るように、今の馬場は“内~中伸びの馬場”!
内枠を引いた桜花賞馬レッツゴードンキ、ココロノアイ、クイーンズリング等々には注意が必要。

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★第2回東京芝/第4週目の傾向

週間の火曜日。3週間ぶりに纏まった50㎜近くの雨が降った府中。
その後、水~金曜日は晴れて、金曜日・午後発表の馬場は良(ダートも良)。
しかし、土曜日の朝方にかけての雨でダートは稍重スタート(芝は良)となったが、
A→Bコース移行により、曇りで湿り気残りの土曜日でも水準タイムを維持。
晴れた日曜日は約時計半分(0.5秒)ほど高速の馬場でレースが施行された。
ただし、土曜日のメイン「京王杯スプリングカップ」は超の付くスローペース!
究極の決め手勝負となり、抜けた上がり32秒7を駆使しても、“軸”ヴァンセンヌ2着!
好位置でレースを運んだサクラゴスペルにアタマ届かず、3~5着に逃げ~先行勢。
同じく、逃げたミナレット以外は実質スローの決め手勝負となった「ヴィクトリアカップ」も、
ストレイトガールが好位追走から差し切り、2番手から運んだケイアイエレガント2着。
逃げた最低人気のミナレットが馬場と展開を味方に3着に踏ん張って超波乱を演出!
“軸”ヌーヴォレコルトは勝ち馬の後ろで位置取りは悪くなかったものの、
究極の上がり勝負となって決め手の限界を暴露してしまった!
どちらにしても、内枠、逃げ・先行有利、“内~中伸びの馬場”は今週も同じだろうが、
この点を各ジョッキーが意識し過ぎると‥差し向きの展開を呼び込むかもしれない‥

★臨戦ハイレベルレース
2015/4/12「桜花賞」(阪神芝1600mB/3歳牝馬G1)
~ルージュバック、レッツゴードンキ、クルミナル、クイーンズリング、
ココロノアイ、コンテッサトゥーレ
※過去10年で勝ち馬8頭、2着馬6頭、3着馬4頭を送り込む云わずと知れた“王道臨戦”!
「チューリップ賞」で“軸”に推し(3着)、「桜花賞」で見切った(苦笑)レッツゴードンキ圧勝!
前半3ハロンが37秒1も要した“超スロー”のながれを見越して途中からハナを奪い、
“内伸びの馬場”と“展開”のダブルサポート得て2着クルミナル以下に4馬身差の圧勝劇!
大半の後続馬は超スローのながれで折り合いに専念するしかなく、“金縛り状態”であった。
断然の1番人気ルージュバックも後方で折り合いに専念。外回りで最後の直線に賭したが、
初めての多頭数。慣れぬ馬込みで反応が悪く、ようやく馬群がバラけた最後の直線、
外へ出せてから伸びたが、時、既に遅く、9着敗退!
幅員20~25mの阪神Bコースから幅員28~38mの東京Bコースに替わる“樫”で見直し!

★注目レース
2014/11/9「百日草特別」(東京芝2000mB/3歳 500万)~ルージュバック
※ブービー追走から外々回って、残り200m地点から瞬時に突き抜けたルージュバック!
桁外れの瞬発力を駆使したのみでなく、2000mをレコードで駆け抜けて、しかも圧勝!
新馬勝ち直後、キャリア1戦の身で圧巻の中距離パフォーマンス!
この時点で、マイルの桜花賞より、2400mのオークス向きを明確に示していたと思える!
 
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(1~3着圏内候補馬)
※開催当日午前11時までに配信の最終的な予想フォーカス(馬単3点/3連単12点)での変更はあり得ます。

◎ルージュバック
/他馬に気を遣う点から枠順のみが気掛かりであったが、7枠13番なら云うことなし!
芝2400mのオークスを待っていた中~長距離砲ルージュバックを迷わず“軸”に抜擢したい!
競馬ファンの眼力も確かで、早くも1番人気!今年は、素直に、そのながれに身を委ねよう!

○レッツゴードンキ ▲クルミナル ☆クイーンズリング
/「桜花賞」上位好走組が連圏の大半を支配するオークス!また、人気データでも見たように、
過去10年中、7年で1~5番人気が連圏を支配する傾向をも重ね合わせれば、
前者から漏れたルージュバックを“軸”に据えた以上、相手本線は自ずと両指標完備の各馬!
桜花賞馬レッツゴードンキを相手筆頭とし、2着クルミナルが次位!
3着コンテッサトゥーレは後者要件(オークス1~5番人気)を満たしそうになく、
4着クイーンズリングまでを本線に配備(2~3着付け)!

△ココロノアイ △コンテッサトゥーレ
/3着付けも、人気データの“ワイド圏指標”に則って6番人気以下目安の人気薄へ!
オッズ次第では上記本線候補とのコンバートも一考の魅力馬ココロノアイ!
人気面から本線配備は嫌ったコンテッサトゥーレも鞍上面含めて軽視はならず、押さえたい。
今年は「フローラステークス」「スイートピーステークス」共に低レベルと見て注目せず、
見どころ十分だった「忘れな草賞」の勝ち馬ミッキークイーンのみを確定予想まで精査したい。

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※以上の解析結果を基に、
最終的な予想フォーカス(馬単3点/3連単12点)は開催当日の午前11時までにお届けします!


監修/サザンクロス競馬塾


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