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日本中央競馬会施行のレースから狙い目の鞍を毎週厳選チョイスし、競馬予想30年余のプロフェッショナルチームが解析します!

安田記念 解析予想

2015年06月05日 21時30分39秒 | 競馬予想
2015/6/7/安田記念/東京芝1600mC/G1/左回り 発走 15:40

-過去10年データ‐

(人気)

◎単(勝ち馬)指標
◆1番人気〔3‐0‐0‐7〕
◆2番人気〔3‐1‐0‐6〕
◆3番人気〔1‐2‐1‐6〕 → 1~3番人気勝率/70%
◆7番人気‥1勝
◆8番人気‥1勝
◆9番人気‥1勝 → 4番人気以下勝率/30%
※1~3番人気勝率が70%を占有し、まずは、“軸”候補として、一歩リード!

○▲☆連圏指標
★1~5番人気内決着率40%~②③②⑤①②①③
※うち本命決着(1~3番人気内決着)75%。ほぼ、本命決着!
決着確率そのものは高くないが、連圏に関しては、堅いときは堅く収まってしまうG1(苦笑)。
★1~3番人気軸⇒2着人気薄(6番人気以下)/30%~③⑩②⑬①⑯
※1~3番人気の相手は10~16番人気!配当妙味は十分だが‥常識発想では拾えない!
★人気薄(6番人気以下)勝率/30%~⑦⑩⑧⑥⑨⑤
※連圏の相手も5~10番人気と妙味十分!ほぼ同じゾーンから“軸”さえチョイス出来れば!

△△ワイド圏指標(3連馬券の押さえ=3着付け)
★連圏1~5番人気内決着時の3着馬人気
~〔②③〕‐⑨〔②⑬〕‐⑨〔①②〕‐⑩〔①③〕‐⑫
※例え連圏が妙味なき“ほぼ本命決着”でも、3着は悉く配当妙味に富む9~12番人気!
先週のダービーは3番人気が来てしまったが(苦笑)‥波乱顕著な安田記念なら!(^ニ^)
★1~3番人気軸⇒2着人気薄(6番人気以下)決着時の3着馬人気。
~〔③⑩〕‐⑧〔②⑬〕‐⑮〔①⑯〕‐⑩
※このパターンも、3着は徹底して人気薄!とにかく、押さえは、人気薄に徹底しよう!
★人気薄(6番人気以下)勝利時の3着馬人気~〔⑦⑩〕‐⑤〔⑧⑥〕‐⑤〔⑨⑤〕‐③
※連圏が波乱の決着と判断した場合にのみ、3着は上位5番人気内がベターかもしれない。

(脚質)
/東京マイルそのものは“差し断然優位”のコース形態!
2007年からCコース2週目に移行した「安田記念」も例に漏れず、差し馬が圧倒するG1!
ただし、追い込みは2~3着迄で勝利には届かず、むしろ、先行馬の勝利が散見される!

(枠順)
/東京マイルそのものは“外枠有利”のコース形態だが、
こと過去10年の「安田記念」に関しては“内・外枠ほぼ互角”の様相!
次項で示したように先週時点での馬場も内・外枠大差はなく、力量優先で捉えたい!

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★第2回東京芝/第6週目の傾向

週間、まともな降雨もなく、絶好の良馬場で土日共に施行!
B→Cコース移行により、馬場内側の痛みも概ねカバーされて、基本は“高速仕様”。
ただし、今年はJRAの“馬場軟化政策”(脚元への負担軽減)も相俟って散水量が増え、
結果的には、先週も“やや高速”程度の“適度にクッションの効いたターフ設定”!
ダービーのみは、2005年の勝ち馬ディープインパクト級の好タイム決着となったが、
JRAの思惑どおり、他のレースは大半が“水準に毛の生えた程度”で決着している。
脚質的には、“好位~中団からの差し”が圧倒!内~中~外大差なき良質のターフ!
勝ち馬の大半は最後の直線で馬場の中程を割って差し切ったが、
ダービー然り、内も伸びるし、それなりに外も伸びる“ほぼフラット”な最上級の馬場!
よほど位置取りの悪い4コーナー後方位置でない限り、力量馬の差し不発はない。
Cコース2週目の今週も、よほどの道悪にでもならない限り、
好位~中団あたりからの差しタイプを“軸”に、相手は先行・差しタイプからチョイスし、
極端な逃げ馬や追い込み一辺倒のタイプは割り引いて考えたい。
なお、枠順は内枠にこしたことはないが、外枠にも不利はなく、
要は、最後の直線で巧く馬場の(内~)中に潜り込んで行けるか、鞍上の手腕次第!

★注目レース
2015/5/16「京王杯スプリングカップ」(東京芝1400mB/G2)
~ヴァンセンヌ、ダイワマッジョーレ
※前半3ハロンが36秒フラットの超スローペース!究極レベルの決め手勝負となり、
好位で折り合って脚を矯めたサクラゴスペルが位置取りと瞬発力の差で勝利!
後方から、メンバー最速の“鬼脚”32秒7で切れた“軸”ヴァンセンヌはアタマ差届かず。
相手筆頭に推したダイワマッジョーレは出遅れた上に最後の直線でも前が詰まる不利。
一昨年のG1「マイルCS」2着馬でもあり(3着ダノンシャーク)、見直しが必要となる。
なお、サクラゴスペルのベストディスタンスは1200~1400m。マイルは微妙に長い。

★注目レース
2015/4/26「マイラーズカップ」(京都芝1600mC/G2)~フィエロ
※勝ったのはスローペースを先行したレッドアリオン。2着に逃げたサンライズメジャー。
開幕週のG2としては緩ペース。クビ→クビ差3着に差し込んだフィエロが負けて強し!
緩ペースのため、馬群が固まって動くに動けず、更に、直線に入っても不利の連続!
それでも、クビ→クビ差にまで追い詰めた内容は実に素晴らしく、力上位明白の3着!
 
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(1~3着圏内候補馬)
※開催当日午前11時までに配信の最終的な予想フォーカス(馬単3点/3連単12点)での変更はあり得ます。

◎ヴァンセンヌ
/前2年とは異なり、今年は絶対視出来る“軸”候補が不在のメンバー構成!
人気しそうなモーリスにしても、重要な好走指標である東京実績に事欠き、過信ならず。
前2年、3着→4着のダノンシャークも、7歳で更に上位をめざすとなると、疑問符がつき、
ミッキーアイルにしても、古馬混合マイル2戦共に惨敗では、とても狙えない!
そこで、“軸”候補は注目レース「京王杯スプリングC」2頭と同「マイラーズカップ」のフィエロ!
過去10年の勝ち馬全てが前走で掲示板を確保していた点から、ヴァンセンヌ、またはフィエロ!
共に東京マイルに強いディープインパクトの産駒であり、臨戦過程も云うことなし!
また、東京マイル向きの決め手にも秀で、更に、過去10年の「安田記念」で最も強い6歳馬!
ただ、スタートでアクシデントがあったとは云え、フィエロは昨年の「安田記念」が8着。
対してヴァンセンヌは前々走のG3「東京新聞杯」含む東京マイル2戦2勝!“軸”はコレ!

○ダイワマッジョーレ ▲フィエロ ☆リアルインパクト
/相手筆頭に「京王杯スプリングカップ」は不利に泣いたダイワマッジョーレ!
前述したG1「マイルCS」2着の実績馬であり、東京マイルG3「東京新聞杯」2着好走も有り!
フィエロを単穴に配し、先週のダービーを制した堀厩舎からはリアルインパクトを連圏配備!
4年前、3歳の身で「安田記念」を制した馬が前2走の国際G1を連続好走して復調急!

△カレンブラックヒル △モーリス
/押さえに、G1「NHKマイルカップ」の圧勝馬にして、
古馬混合の東京G2「毎日王冠」でジャスタウェイ以下を一蹴したカレンブラックヒル!
東京でどうか?の不安はあっても、現在100円台の1番人気に推されているモーリス保険。

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※以上の解析結果を基に、
最終的な予想フォーカス(馬単3点/3連単12点)は開催当日の午前11時までにお届けします!


監修/サザンクロス競馬塾