奥伝 第2回授業  ~男袴の着付~

2016-01-16 13:17:32 | Weblog
平成28年1月15日(土)本日は山野流着装教室奥伝第2回の授業です。
本日は男袴の着付を学びます。

男性の礼装というのは、染め抜き五つ紋、黒羽二重の着物に羽織、仙台平の袴が最も格式の高い装いとされています。
袴は現在ではスカート式になっている行燈袴が主流ですが、ズボン式になっている馬乗り袴が正式とされています。
この他にも礼装にはたくさんの決まりごとがあります。

普段はなかなか着ることのできない男物の袴に生徒たちは少々興奮気味
仕上げに羽織を着て雪駄を履いて記念撮影をしていました。

男の袴は立身出世を意味する出世たたみをします。女袴の石たたみよりも少し複雑です。
途中、紐が絡まってしまう生徒もいましたが、最後はみんな上手に畳めていましたよ。

27年度生の奥伝もまだまだ始まったばかり。
次回は1月30日(土)七五三の授業です。