田代まさし氏、Eテレで“薬物依存症”の特別授業「あしたはどうなるか分かりません」
私だ
2010年10月に覚せい剤取締法違反などで逮捕され、14年7月に出所した元タレントの田代まさし氏(62)が、
7月4日と翌週11日放送のEテレ『バリバラ』に出演。
「教えて★マーシー先生」と題した特別企画で、薬物依存症について語る。
有名人の薬物使用による逮捕が相次ぎ、自業自得との批判が上がる一方、
薬物の使用経験がある人からは「やめたくてもやめられなかった」「病気ということを分かってほしい」
という声も寄せられている。
そこで今回、田代氏が“講師”として教壇に立ち、たこやきレインボーを生徒に迎えて、
薬物依存症についての特別授業を行う。
有名人が逮捕されるたび過熱するバッシングに、
田代氏は実際に報じられた立場として「世界中の誰もオレの味方はいないと思った」と回顧。
バッシングは本人だけでなく家族にも及び、親族も、洗濯物も干せず、
日常生活を送るのが困難なほどに追い詰められた。
田代氏の経験から薬物問題の取り上げ方、また、回復を目指す人たちにどんなサポートが必要なのか、
専門家も交えて考える。
田代氏は収録を終えて「『バリバラ』は司会の人もゲストの人も依存症に対する理解が深く、
すごくやりやすい収録でした。
薬物の怖さをひたすら強調するだけの番組だったらやりづらかったですが、
ギャグを言っても許される空気感もありましたし! そのギャグが空回りすることもあるけどね(笑)」
と手応えを感じた様子。
続けて「もちろん、僕の話は全員に納得してもらえる話ではないでしょう。
それでも正直に今回は自分の思いを話したつもりなので、依存症のことを知らない人とか、
いま悩んでいる人とかいろいろな人に届いたらいいなー。
それともうひとつ、ここまで元気になって話せるようになった僕ですが、あしたはどうなるか分かりません。
これからも一日一日を積み重ねて、依存症から回復している姿を見せていきたいです」
と呼びかけている。
ミニにタコが2000年で田代砲が2001年か、もうそんな前か…
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