ばちかぶり季記 人生いきあたりばったり

なんとかなるもんよ。・・・・・・たぶんね。

かみゆき。

2014年01月16日 | 温暖な土地
かねてより衰弱し正月を迎えられるかどうか、と思っていた猫Aは、
なんとか年越しはしたものの関東では松明けの、1月7日に眠るように死んだ。
享年14歳と10ヵ月。
詳しくは → 『今日のA&B。もしくは・・・』



猫の初七日も過ぎた今月15日。南房総は雪になった。
前日の朝も放射冷却でかなり冷えて、水をいれて庭においた槽に珍しく窓ガラスほどの厚さの氷が張ったが、
翌15日は、予報どおり朝からの小雨がみぞれになり、ぼたん雪となった。
東京では降らなかったというから、郷里の長野の用語なら『かみゆき』だったわけだ。
長野での『かみゆき』とは、普段あまり雪が降らない長野県中部から南部に雪が降ることをいう。
この『かみ』とはなんぞや。
やはり南のほうが陸路では京の都・上方(かみがた)に近いことから来た言葉だと思う。

いっぽう房総半島でも、北半分が『下総(しもうさ)の国」』であり、南半分が『上総(かずさ)の国』。
これは、こちらの道は舟で行く海路であったから、南のほうが京に近いわけだ。
(ただし、ウチあたりの南端は更に分かれて『安房(あわ)の国』)
とすると、この降雪も『かみゆき』と言ってもいいじゃないか。などと考えながら撮った写真を見ていた。
幸いにも雪は昼までにはやみ、房総丘陵の山中を行く道にも積もらなかったらしい。
でも夏向きにできている我が家では、非力な小さな石油ストーブを一日中焚いても寒かったねえ。



ミニ葉牡丹を切り花でいただいた。まるでバラの花のようだ。きれいなもんだね。
画像検索したら、『バイカラートーチ』って品種のようだ。
矮性種もしくは矮化処理をしてあるんだろうけれど、普通の品種でも密集栽培すればミニになるらしい。
なんだ、私の畑の菜っ葉とおんなじかぁーーー (間引きしろよっ)



最後の写真は正月にムラの鎮守さま境内から見おろした穏やかな海。
上部の枝はたぶんオオシマザクラ。参道に杭のように立っているのは葉を切り落としたソテツ。









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