ばちかぶり季記 人生いきあたりばったり

なんとかなるもんよ。・・・・・・たぶんね。

山の国。

2009年05月26日 | ながの
県歌「信濃の国」の2番冒頭に「四方にそびゆる山々は・・・」とあるとおり、
長野県は言うまでもなく山に囲まれた地だ。
しかし、長野市生まれの長野市育ちである私が、ごく少数を除いてその山々の形が覚えられない。
山国の山というのは一枚屏風のようにペラッとあるわけではなく、
盆地から里山、低山、高山と複雑に折り重なっているわけだから、
見る場所によって見える山が違い、山の形も変わる。
方向感覚と形状記憶能力に欠陥がある私には、無理っ。
しかも、私は実家が街中なので、
長野駅から北へ、善光寺までの南北2キロ・東西1キロ圏内で18歳まで暮らしていた。
高校は少し東北に外れるが、逆の郊外方向にはあまり行かなかったし。
(幼少のみぎりより、人見知り&出不精・・・)
そして、その約200ヘクタール圏は、北と西に山が接近しているので遠目がきかないのだ。建物も多いしな。


・・・・・・ぐだぐだとナニを言っているのかとお思いだろう。
下の画像を見てほしい。
長野駅から南に2km、犀川べりの若里・某所6階からの北側の眺め。
画面中央、一番遠くにある三角のピークは、



↓の高妻山であろうか??

 (無断借用)

飯縄山の向こう、戸隠、九頭龍、五地蔵山よりさらに北の高妻山だけが、この地点からは見えるのか?
ええええええええ~~ すきま覗き??
私的圏内(?)からは飯縄山が立ちはだかって戸隠山も見えないのに。
地図をあれこれ眺めて出した結論だが。 あってるのかなぁ・・・??

で、色々調べるうちに母校の校歌はどうだったか、と思って確認した。
「山また山のはるかたに そびゆる白馬の雪の峰~~~♪」
えええええええええええ~~??
あそこからは西に白馬が見えたのか!?
・・・つくづく、ボンヤリと生きていた私である。
ついでに中学の校歌も確認した。歌詞に飯縄山と裾花川が出てくる。
飯縄はともかく、私の卒業後東へ6kmも移転した今では、近くの川は千曲川(笑)。
校歌はそうそう変更できないのねぇ・・・。

↓は一番目と同じ場所から西方向。
あれって・・・・・・白馬岳・・・・・なのかなあ・・・・。



ちなみに「白馬(はくば)」の名の元は「代馬(しろうま)」である。
山の雪が消えていくときに黒い馬の形が現れる。田んぼの代掻きの季節である。
・・・・という知識だけはある(笑)。

そういえば長野の東、須坂方面からは飯縄の西に戸隠山が見えるのねぇ。
↓ 戸隠の写真はないが、長野電鉄須坂駅の風景。





上の説明板 拡大 ←クリックで表示



鉄道写真を撮りに行ったわけではないので、特急ゆけむり(元:小田急ロマンスカー10000形 HiSE)の写真はない。
撮影もすべて携帯電話のカメラである・・・。

え? 後方の山はなにかって?   知らんわぁ。

コメント (11)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さくら~~。

2009年04月17日 | ながの


遅ればせながら桜です~~。でもただの桜ではない。
地元・南房総の桜ではなく・・・・・・



信州長野の定額山善光寺は7年に1度のご開帳中。期間は5月31日まで。
無宗派で男女平等に極楽往生をかなえてくれる、5世紀ごろ創建の古寺。
本堂前に立つのは 前立本尊の阿弥陀如来の御右手と5色の糸で結ばれている回向柱。



上の写真は平日午後3時。山門から仁王門を振り返る。ひと・ひと・ひと。
回向柱に触れる人の行列。山門特別参拝(有料)の行列。本堂内陣およびお戒壇めぐり(有料)に入る行列。
午後4時をまわってもなお参拝客が引きもきらず。
日曜日の参拝客は20万人(!)にのぼったと聞いた。
・・・・・・・・いつものことながら恐るべし善光寺。
ぜんなんぜんにょのぉ じょうざいでぇ~~~ ・・・儲かりますなぁ。

「遠くとも一度は詣れ 善光寺」と言われますが、赤子のころからお参りしてる我々はどうなるんでしょ。
上位レベルにでも行けるのか???
ま、「一生に一度のことだから」な人は観念して行列していただくとして・・・
辛抱できない人でも拝観料なしで本堂に入れます。
キラキラ光る内陣手前の外陣で参拝しましょ。あ、お賽銭は忘れずにね。
本来は周辺の宿坊に泊まって早朝参りをするのがベストです。
バスや車でツゥーと来てツゥーと帰っちゃいけません。
「地元でお金使ってーー!」と願うのはどこの観光地も一緒。


ということで、境内の桜いろいろ。↓









おまけ。↓ アセビ(馬酔木)



善光寺隣の信濃美術館では「善光寺信仰展 “いのり”のかたち」。
久しぶりに行きましたね。
全国から善光寺如来型の阿弥陀仏ほかがお集まり。
遠くはドイツのリンデンからの里帰り。本当に前立本尊そっくり。
いつどうしてどういう経緯でアメリカ経由でドイツにお渡りになったのか?
せっかくだからもう少し調べて欲しかった(泣)。



近頃多い「音声ガイド」は、まどろっこしくて嫌い。文字なら数秒で読めるものをタラタラと・・・。
どうせ近寄らないと見えない小品も多いのに、文字解説がない。
最初っから図録を買って入るべきでしたわ。
 美術館サイト
隣接する東山魁夷館の今期テーマは「やまとしうるわし」。
看板みて首をかしげていたオッチャン&オバチャン、「山・と・しうるわし」じゃないですから(笑)。

私は東山魁夷はパスして善光寺境内に戻る。
回向柱まえの行列の長さは、私の許容範囲内に♪ しばし並んで・・・・・ペタリ。もにょもにょ。
近づいて初めて気付く、柱の根元にも賽銭箱。
そりゃ、そうだわな。浄財をいただく機会は24時間逃さぬ寺院商売。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪がない冬。

2009年01月27日 | ながの
先週の長野県長野市。今冬は雪がない。
雪かきした溶け残りが日影に残る程度。

ながの東急百貨店の屋上から実家周辺を臨む。



戦前からのビルもある一帯。
にぎやかに見えるが、表通りの1歩裏はスカッと駐車場に変化していたりする。
昔は路地伝いに一般民家が詰まっていたのに。
ビル・オーナーでも住居は便利な郊外に移すから、
小学校の同級生でまだこの一帯に住んでいるのはどれほどか?



たまにしか帰らない頃は、冬に私が帰れば必ず雪が降り、「雪女」を自称していた。
頻繁に帰るようになったら年中無休の「晴れ女」が続いている。
この街路樹の写真は・・・緑町あたりだったかな?(全てケータイで撮影。)



帰路の新幹線車中、佐久平近辺から望む浅間山。
3月くらいの風景だねぇ、これでは。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする