子どもの頃、お祭りやお正月、お盆という行事は
とても楽しみでした。
東北の貧しい農家でしたから、朝から晩まで
祖母も父母も働いていました。
だから、小さいころから家に一人でおかれることが多くて・・・
でも、行事の時は家族がみんな家にいて
それだけでもうれしいのに
親族が泊まりに来て、いとこたちと遊べて
とても楽しい時間でした。
ただ、行事が終わり、いとこたちが帰る日はつらかった・・・
姿が見えなくなるまで、ずっと手を振っていましたが、切なくて切なくて
自分が成人すると
残されるより、去る立場の方が多かった
年齢がいった今、
残される立場の方が多くなった・・・
いくつになっても、残されるのは、
切ない思いが付きまとう
特に、身近な人が永遠に去ってしまうと
悲しみに心を全部持って行かれそうになる・・・
今を生きよう
そう心に言い聞かせて、今日も生きています。