ミーハーおかんの甘辛雑記

主に芝居、映画、TV、雑誌の感想で、
それも気に入りの方中心です。

映画「旅立ち~足寄より~」(初日舞台挨拶あり)

2009-01-25 01:15:35 | 映画
旅立ち~足寄より~」本日(24日)初日。

正直、もう少し大きめの、ロードショー館で封切りになる作品のような印象を事前に持ってしまったので、
東京での上映館が4館だけというのが意外だった。
しかも、いずれも単館系だし。。。


でも。


いい映画でした。


所詮、松山千春の半生記、なんでしょ?

と思ってた自分がいるのですが、そこは反省。

確かに、松山千春の人生の一部を描いているのですが、

テーマは、松山千春のあり方、ではなく、

「生きるって、こういうことなんじゃないのかな」

ということを、結構朴訥に語っている映画でした。



今、生きるのが苦しいとか、辛いとか感じている人がいたら、

自分の境遇は、周囲のせいだと思っている人がいたら、

ちょっと立ち止まって、見てほしい。

確実に、お金はなく、あるのは情熱だけで、

成功した千春も、うまくいかなかった彼の親友も、

でも、「生きていることが勝ち」という


うん。

うまく言えないけど、そういうことが、訥々と語られているから。


あとね。

千春の歌は、やっぱりすごいわ。

自分、あの人自身はなんとなーく苦手なんだけど(いろんなトークとかが)、

歌はね。

それが彼の本質なんだな、と改めて認識させられました。




んで。舞台挨拶。

今井監督と、大東くんと、萩原さんと、林くん。

司会は、映画パーソナリティーの伊藤さとりさん。(シャカリキ!なんかでも彼女が司会だったなー)

メインは当然、大東くんと萩原さんなんだけど、

林くんも、ちょっと緊張の色を漂わせせながら、

一生懸命、コメントしていました。

最後のフォトセッションでは「全員でポーズを」という無茶ぶりに、

超可愛いポーズを一瞬してくれましたし(笑)。

あとね。大東くん。すごいね。

「役者」として根性据わっているというか。

あちこちで出演しているのが、あたりまえだと思えました。

嬉しかったのは、舞台あいさつの後、退出する人の群れの中で

「これからは、林くんも見なくちゃね」

という意味の話をしている人たちがいたということ。

印象が良かったということですよね!



それにしても、

「全席指定」で「チケット完売」なのに「当日立ち見あり」ってのは、何なんだ!

映画館としては、少しでも人を入れたいんだろうけど、ちょっとだまされた気分だよ。

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