第１回大正琴琴清会江戸川倶楽部発表会

一人一人の技術の向上と、趣味としての足跡を残す目的で第１回の発表会を行った。通常発表会というと各グループが普段の練習の成果を舞台の上で発表するのが常だが、今回の発表会は一人ずつがソロで発表するという、大正琴の業界のなかでも聞いたことがないやりかたで実施した。会員には一年前から伝えてあり、それぞれが自分で好きな曲を一曲選び発表するということにした。練習は本番に向けて相当練習したことと思うが、それでもいざ人前で一人で弾くというのは相当緊張する。すべてが終了し、感想を聞いてみたがほとんど全員が思うように弾けなかったとのこと。しかし私はそれでいいのだと思う。上手く弾くのも大事なことだが、それよりもここにくるまでの課程の方が大事なのである。
お陰で思い出の記念に残るCDが完成し、参加者全員にプレゼントした。

CD製作

生徒の収録した曲が１６曲になったので記念に残すためCDを作成した。今回は２枚目となる。通信教育で指導している生徒だが良く頑張っている。又これを励みにして3枚目に挑戦してほしいものだ。

第１回テープ発表会

全国の大正琴通信教育生だけで始まったテープ交流の発表会も50回を数え、終了を迎えたがその後を引き継ぎ今年から琴清会会員のためのテープ発表会を続ける事になった。第一回の締め切りは11月末であったが全国から１６名の会員が参加した。今年からはテープではなく参加者の音源をデジタル化にして保存、第一回の記念となるCDが完成。参加者の都道府県名、名前、曲名をCDに印刷、素敵な趣味の足跡が残るようにした。編集では一枚のCDに収まるようにするため苦労した。日本列島の北から南、それぞれの参加者の一言コメントが入り聴いていても楽しい。
次回、第二回の締め切りは来年５月末だがおそらく参加者が増えると思うので私のコメントなども入れながら楽しい発表会にしたいと思っている。