今回は、「若者のひなた」を振り返ってみたいと思います
作者は、「初恋」と同じチョ・ソヘさんです。
昨年亡くなられたそうで、ご葬儀には王子も出席されていましたね。
素敵な作家さんでしたので、残念でなりません
さて、この作品は王子の3番目の出演作になります。
「愛の挨拶」「海風」の次でしょうか…
全56話のロング作品で、韓国視聴率歴代5位という記録のあるドラマです。(最高視聴率62,7%)
時代設定は、1980年代後半~10年間位?(記憶が定かではありませんが)を描かれていたと思います。
舞台は、舎北という炭鉱村とソウルがメインとなって展開して行きます。
主役(インボム)はこの方、イ・ジョンウォンさん
王子とは、「裸足の青春」でも共演されています。
「初恋」でいうとヒョギョンのような役どころと言いましょうか?
なかなか、共感できる部分が少なかったように思います
プライベートでは、とても面倒見の良い素敵な方のようですが。
モデルご出身というだけあり、ルックスは申し分なしですね。
ヒロイン(チャヒ)役は、この方ハ・ヒラさん。
「初恋」でいうとチャニョクのような役どころでしょうか?
私生活では、チャニョク役のチェ・スジョンさんの奥様でいらっしゃいます。
主役インボムの親友であり、ヒロインのチャヒを密かに思い続けて
後半はチャヒと息子のボムスを陰ながら支え続ける、
ボクサーのユンベ役、ホ・ジュノさん。
「ホテリアー」では、ホテルの副支配人役で出演されていました。
とても、男らしく義理人情の深い人物を熱演されていました。
ユンベのコーチ役で、「冬のソナタ」のスキー場で酒を飲んで凍死しかけた
現場のおじさん役をされた俳優さんが出演されています。
チャヒの妹ジョンヒ役のチョン・ドヨンさん。
女版チャヌといった役どころになるでしょうか?
このジョンヒの書いた小説がのちに…
清潔感があって、とても綺麗な女優さんだと思いました。
王子とは、「別れる6つの段階」「スキャンダル」で共演されています。
ジョンヒに思いをよせる、可愛いストーカー役にチャ・テヒョンさんが
ほんの端役として出演されています。
チャヒとジョンヒの弟でスチョル役のホン・ギョンインさん。
知的障害児役をとても熱演されています。
後半は、可愛らしい恋人もできて男らしく成長されます。
その相手役には、「パパ」で王子演じるヒョンジュンに想いをよせる
ヘミン役の女優さんが出ています。
3人のオンマ役は、「海風」で刺身屋の女の子のオンマ役の
ナム・ヌンミさんが演じています。
そして、このバイクに乗っているインボムの弟イノ役パク・サンミンさん。
この方は、「愛の群像」でソック役として王子と共演されています。
私は、王子作品で一番最後に見たのが「愛の群像」でしたので(わざと
最後まで取っておきました)ソックを見て第一印象は驚きでした。
このイノという人は、ソックとは正反対の人だった(世間からはみ出した
という共通点はあるものの)し、イノの印象が強すぎたんです。
兄のインボムとは対象的で、デキが悪く不器用で要領も悪い。
しかし、最高のハートの持ち主なんです!
硬派で喧嘩が強いという点も、私好みでした。
後ろの女の人は、男装のスリの親分だったり色々な顔を持っていて、
ひょんなことから、イノと孤児の少年とスリの3人組を結成し、
だんだんと家族の様に、心を通わせていくのですが…
正直、このスリの3人組の絡みのシーンが一番好きでした。
最後は、イノが思い切り泣かせてくれました
主役に匹敵するくらいの役どころを、熱演されていました。
この王子の後ろにいる方が、ソッラン役のパク・サンアさん。
ミス・コリアご出身だけあって、華のある女優さんです。
ソッランは、王子演じるソッジュの二卵性の双子の妹なんです。
どうですか?二卵性だけあって似てないかな?
2人のアボジ役は「裸足の青春」で、コ・ソヨンさん演じるヘジュンの
アボジ役のパク・クニョンさんが演じられています。
そして、殿(しんがり)はこの方ペ・ヨンジュンさん
韓国の最大化粧品会社「ジンミ」の御曹司、ハ・ソッジュを熱演されました。
準主役の役どころで、後半までは出番も多作品に比べると少なめ。
インボムの親友で、とても純粋で寛大な心の持ち主です。
元映画女優の母の影響で、映画監督になるという夢を持ち、
実際に叶えます。ソフトな中に男の芯の強さを合わせ持っていて、
王子の素の性格が反映されているような部分も感じられます。
正直、始めはどうしようと思う場面もありました。
チュンサン、ミニョン、ドンヒョク、チャヌ、ヨソクと次々と各ドラマの役を
演じる王子にどっぷりと嵌っていった私にとって、ソッジュの出現は
ある意味衝撃でした
特に記憶に残っているのは、前半の方で舎北に帰省しているインボムを
一人で車で訪ねて行くシーンがあるのですが、
ホントにお坊ちゃまというかボンボンというか、
真剣に「あなた、本当に車運転するの初めてなんですかっ」と
問いたくなるような、見ていられないド素人ぶりで。
だいたい、ハンドルの握り方自体、変ですから!!
これも演技の一環だとしたら、やはり恐るべしヨンジュンssiデス
但し、後半はソッジュの見せ所も沢山用意されています。
だんだん、役に成りきって演技がうまくなっていくから
王子はやっぱり天才です
どこかチュンサン・ミニョンさんの面影を感じませんか?
この作品は、全体的に地味な作品ですが、
登場人物全員を、実に丁寧に描いていて、最高の作品だと思いました。
各役柄の人達それぞれにしっかりとドラマがあって、
役者さん全員が良かった!!
話も、始めからエンディングまでしっかりと繋がっていて
最後まで見た人は、「ああ、そういう事だったのか!」と頷かれたのでは?
見終えた後、この作品の主人公はインボムとチャヒで、
演出、脚本は、ソッジュとジョンヒだったのかな?と
そんな感想をもちました。
もし、「若者のひなた」をまだのヨンジュンカジョクの方、
他作品で、王子と共演された俳優さんも沢山、出演されていて
また新たな発見ができる作品です。
是非、挑戦されてみられては?
俳優ペ・ヨンジュンの凄さを実感できると私は思います
(ただし、最後まで見ないと納得できませんので、あしからず)
追記。。
←こんな方も!(右の女性)
「愛の挨拶」で、ボングァンの田舎の幼馴染の女の子。赤いお揃いセーターの。