あひる町の住人~兼業画家ライフ~

兼業画家をしています。高知在住。にゃんず・釣りやギター・ハシビロコウネタ、など、悲喜こもごもの土佐日記です。

「ふたつのエンカハール」~大野洋平先生の絵画教室10@Clef

2017年06月03日 | 【絵を描くこと】

いの町・カフェギャラリークレフで毎週土曜日開催、ついに3ヶ月目に突入したリアリズムの追及・洋画教室。

徹底的に基本の「構図」をやっています。

※いままでの記事はコチラ♪

今回は合わせ味噌、ビンとグラスが重なって、ぐっと難易度が高まりました。

今日のBGMは「カリハサト」さんの新しいCD『250年後』の心地よいギターとボタンアコーディオンのボサノバです。オススメですよ♪


絵を描くのは最初が肝心。緊張とワクワクの入り交じった心境でClefにたどり着く。



さっそく、B4のコミックケントの中心線を書きます。まるで設計図を書くように…。

大野先生:
「まずは全体が入る箱、『エンカハール』を書きます。」

エンカハール(encajar)とは、スペイン語で「はめる・嵌め込む」という意味。

箱=caja(カッハ)からきているようです。

…ググりました 笑

さて、重なりあったふたつの物が入る箱?どうやって定規で計るのか!?

いままで習ってきたことが試されています。

しかし、頭の中の三次元測定器がなかなか稼働しません。

取り敢えず、個々の寸法を実測してメモメモ。




大野先生:
「構図…2つのエンカハールを
しっかり決めていかないと、絵がはみ出ます。」

「そして、紙の中心と『箱の中心』は違います。」

僕は必死に被写体を見つめ、指し棒を当てたり定規で図ったりして中心をとっていきました。

この時、たぶん息を止めてましたね。頭がくらくらしていました。



なんとか思いきって箱を2つ書き、寸法どおりに描いてみました。

大野先生:
「日本画は『印象』を描きます。寸法を入れる発想はありません。海外では『理想画』と呼ばれていて評価されています。対して西洋画は『死んでいる』ものを描きます。気持ち悪いかもしれませんが、それが『リアル』です。」


「リアリズムの追及」は、印象画、抽象画、はたまたマンガを描く時も絶対的な基本だなと思いました。


大野先生:
「今後、2つのエンカハールは、3つ、4つと増えていきます。ここをしっかりやっていけばいくらエンカハールが増えてもしっかり描くことができます。」



この絵は2ヶ月かけて仕上げます…仕上がる自信はありませんが、がんばります。



あっという間の二時間。今日はここまで!






大野洋平×洋画サークル



昨年2016年に大野洋平さんの個展がClefで開催したときのイベントページ
高知新聞の記事はコチラ。大野先生の素晴らしき経歴も記載されております(*^^*)

【先生の作品】



※ClefのFacebookページより抜粋



カフェギャラリー・クレフは音楽、生ライブ、レトロゲーム、ギャラリー、ワークショップ等、イベント盛りだくさん!お洒落な雑貨もありますよ♪


そして美味しいケーキの三種盛りもね(*´ー`*)

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TEL:088-850-1870
FAX:088-850-1870

要チェックのClef Facebookページはコチラ♪


No Clef No Life…


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