ものずき烏の無味乾燥?文

ブログ発想 LP/LD/CD コレクション作業 進行中。ジャズばっかしじゃないかと言われたら身も蓋もない。

植草甚一:(自叙伝)

2005-06-02 | 書籍 の 紹介

『植草甚一読本』

 長い本のタイトルをつけるのが、植草甚一らしさなのであるが、これは、そのものずばり『植草甚一読本』。
存在そのものが国宝級のJJが、自分自身をテーマとして、ファンのために出版してくれた本である。なぜ、わたしが植草甚一に興味をもったかを考えてみると、ジャズの評論やコラムに親しんだ他に、わたしの父親と同年代という事があるのかも知れない。明治の末期にうまれ、大正モダニズムに青春を過ごした人物である。商家の後を継がず、謂わばどら息子で、ずっと子供の好奇心で物事を眺めている。
同年代の人々がやりたくてもできない人生を歩み続けた人物なのである。こんな訳だから、いくつになっても、若い世代から憧れをもって見続けらていた。

植草甚一読本』 晶文社 1975/09/30

 現在、植草甚一の本は復刊した『植草甚一スクラップブック全41巻』として読むことができると思います。政治と経済にだけは興味を示していないのが、わたしにとって救いの人物である。



2005/06/02 ものずき烏
本日 01:00~09:00 gooブログのメンテナンス、およびわたしのプロバイダーも 03:00~06:00 メンテナンスのため、この頃手薄の書籍を投稿しました。この書籍のブログは人気がないのか音楽(ジャズ)に比べアクセスが少ないようです。そもそも読書というのは人に奨められてするものではなく、自分で見つけ出して楽しむものなのですから、致し方ありません。単なる独りよがりの備忘録のようなものです。
(参考)
2005-05-22 植草甚一:(ブック・ランド)
2005-05-21 植草甚一:(コミック・ワールド)

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