日々是後悔也 ver.3.60

備忘録代わりのちょっとした旅行記と書き物

北信にSLを見に行こう!(その3

2016-12-18 15:38:42 | Weblog
働いてはいるんですが、その収入が1ヵ月後とかになるともらえるまでの期間をどうするかという切実な問題に直面しますわね。
せっかく繁忙期で集めておいた資金源が底を着きそうで困っている@なかのひとですがいかがお過ごしでしょうか。
そもそも去年の実績から言って12月はほぼ1/3になっていたので準備はしていましたが、ここまであっけなく資金源が減ってしまうと・・・。

普通の会社員なら月給制(もしくは年俸制?)なのでこれが普通なんですが、日給制に慣れてしまった弊害です。





さていよいよと今年もあと2週間。年末に終了する番組も多くなって佳境に入ってきました。
休みを利用して今日も晴れたので、普段洗わないようなものを洗って乾かしている最中に書いております。そろそろカーテン洗いたいんだけど来週かなぁ?
 
ということで先回の続き、20日の午後から書いていきましょう。







SL撮影を完了して時間は15時。
野沢温泉でひとっぷろ、も思い浮かびましたが、ふと「そういや千曲川を越えると木島平だったな。廃線になった木島平の駅を見に行こう」という気になりました。
R117から県道に入ると一直線で木島平へ向かいます。

途中でロマン号の汽笛も聞こえましたがすでに心は(旧)木島駅へどっぷりw 「イヤー、1回行ってみたかったんだよねぇ。旧北鉄名金線の白山下みたいにいつのまにかなくなっちゃうと寂しいし、機会があるときに行かなきゃ」
グーグルマップで確認しながら県道を進むと

「ひゃぁーーー!廃バス様だー!!」
あわてて車を路肩に寄せDfと広角を引っつかんで見に行きます。

このボディ、名鉄バスでもよく見かけました。どっちかというと岐阜バスに多くいましたが。
後日ネットで調べましたが、やはり県道沿いすぐに見かける物件なので有名なよう。


一時期長電バスから別れ、分社化した信州バスのロゴが入っています。
すでに信州バスは再び長電バスの1営業所として組み込まれたので、信州バスだった時代に廃車になったものだとか。
いろいろパーツがかけていますが、不自然なかけ方なので心無いやつが持っていってしまったのでしょう。


「いやぁ、しょっぱなからいいもん見つけたw」ホクホクになりながら県道からR403に入ったところで道の駅を見つけました。「ちょうどトイレ行きたかったし寄ってくかー」

どうやらつくりからすると以前は倉庫と農産品の加工所だったよう。そこここに配管が残っているのでなんかワクテカしますw


おしゃれなカフェも併設していますが、わたしの目当ては地元の農作物。
・・・でも時期が悪かったのか、目立った物はありません。

「そういやお米が切れそうだったなー」と木島平産の新米だけ買って退散します。



R403を進むと駅前通のようなところに出ました。(駅は廃止されても道路のつくりが変わることはあまりないなので、そんな”におい”がするw
ちょうどバスは出てしまって到着までの狭間なのか誰もいません。「・・・これは待合所まで乗り入れちゃってもいいのか?w」
まあ、誰もいないのを幸いに”ジュース買いに寄ったんだよ?”的な雰囲気で正面まで乗りつけてみます。


2002年廃止とのこと。長電バス飯山営業所と待合室として使われているとはいえ、良くぞ15年近くもそのままの原型で残っていたもので。
そもそも湯田中に行くのが支線で信州中野から木島までが川東線でほぼ本線みたいなモンだったんですがねぇ・・・。


15mmという広角で撮っちゃったのもありますが、人が一人もいなくてほんとにがらんとしてて寂しいものがあります。



「そういや線路ははずしちゃったけど、ホームがそのまま残ってたな。見に行ってみよう」
と裏へ移動。
駅前スーパーの名残を横に見ながら裏に行くと・・・

「あぁ・・・・そんなとこにソーラーパネル建てなくてもいいじゃん・・・」
フェンスで囲われ、線路跡だった敷地には3列でソーラーパネルが鎮座していました。
まあ、いい敷地活用でしょうけど・・・。(複雑な思いです

2002年ならあんまり昔でもありません。社会人にもなっていたので「来ればよかった」と思いますが、ちょうどその頃は名鉄の黒野・揖斐・美濃町・三河(海・山)・八百津の各線が廃止になった頃と重なるのでそっちばかり行っていたんですよね。
(同時期に廃止になった竹鼻線の末端は縁がなかったのもあってついぞ見ることも乗ることもしなかった)


そのまま千曲川沿いを走る県道は廃線跡とほぼ並んで、しかも信州中野へと向かいます。「これ追っていけば廃線後も見れるし長野にもほぼ一直線だぜヒャッハー!」
ということでそのまま廃線探訪をしていきましょう。数年前は結構探訪してブログに載せていましたが、大人の遠足シリーズをやり始めてからトンとご無沙汰になります。
タイトルから追ってみると住友大阪セメント専用線伊吹工場跡に行って以来、約5年ぶりのネタ復活ですw

それでは”ぷち失われた鉄路の今(長野電鉄木島線編)”のスタートです。


堤防道路を走ると見えてくるのが

このトンネル。そのまま放置なんですねぇ。そのまま徒歩で向こう側にいってみたい気もしましたが、すでに時刻は16時を回っています。
ささっと見て移動しないと信州中野に着くその前に写真が撮れなくなってしまいます。

足元には

架線柱の跡


踏切の跡が。


もう1箇所。
集落に入る踏み切りだったようで


すでに駐車場と化しているところも。信濃安田の駅があった辺り。


山を越え、北陸新幹線が走っているあたりはすでに痕跡はわからずじまいになっていましたが、りんご畑を抜けた瞬間に

ド━(゚Д゚)━ン!!とわかるようになります。こっちが到る木島。


こっちは到る信州中野方面。
1500型が単行で走っていた記録があるのでどこでも撮影ポイントになりそうないい風景が広がっています。


すでに何じゃらほい状態ですが


ひいてみると踏切の跡だとわかります。
ちょっと都市圏だとすぐに住宅地に転用されたりしますが、だだっぴろい畑ばかりで人口の少ないところなのでほぼ放置ですね。
そもそもの廃止理由が利用減少に伴う赤字でしたし。

もう少し県道を信州中野方面に進むと日が沈んでしまいましたorz 日没強制ゲームセットですw
もう1箇所、もう1箇所だけ・・・

りんご畑からまっすぐに来た線路が山すそをたどって・・・


岩井と田上の集落のほぼ真ん中あたり。道祖神も踏切のそばにあったのでしょう。

この2枚、すでにISOが12800まであがっていてこのあとは写真は撮れなかった上に跡も暗くて不明になってしまいました。


信州中野の街に入ったときには17時。さすがにもうネタもないのでトイレ休憩をスーパーでしたあとは長電の線路に沿って帰ります。
そのまま長野ICから松本まででも高速で抜けて、という手もありましたが、実はこの2日間、”駅の位置情報取得ゲーム”をプレイしていました。
たまたまこの11月はコラボイベントで「1ヶ月に250の新駅(以前チェックしたところも含む)をチェックするとコラボの新キャラがもらえる」という猛烈なものをやっていまして・・・。
この2日間の遠征を含めてこの時点で200を越えたあたり。できるだけ鉄道線に沿って帰りたいところなのでした。

長野まではながでん線に沿って。それからは信州新町を経由するR19では開拓ができないので篠ノ井からR403で聖高原に抜けるルートを選択。
途中、長野市街地→篠ノ井はいつも混むので、予定通りR403にスイッチした頃にはすでに19時を回っていました。
「あぁ、そういえばこの上に姨捨があったなぁ。超広角で撮ったらどうなるかしらん」
とちょっとだけ寄ってみます。


駅舎そのものはほぼ変わりはありません。


が、トランスイート四季島が中央→篠ノ井ルートをたどるので絶賛改築中。


この夜景を見せるため四季島に乗車した客用の展望デッキを作っています。


まあ、そんな中でも普通はスイッチバックしていきますが。(ちょうどでくわした



寄り道をしていたので時間は20時を回っていました。「いやぁ、晩御飯どうしよう・・・。R403抜けると途中には食べるところはないし、松本に入った頃には22時くらい。ろくなモンが食えないんだけど・・・」
とふと思いついたのが「(゚д゚)!あ!そういえば姨捨のSAは外から入れて食事するところがあったわ!」
高速バスの利用者用の駐車場がもう1段上にあるのでそこまで移動。小雨が若干降ってきている中、姨捨SAでご飯です。


ひさしぶりにソースカツどん。

お腹は満たされましたが21時。もうさすがに帰らないと・・・。

R403を聖高原に向かって上っていきます。途中「2トン以上の車両は通行できません」という不穏な看板を見ながら上ると
霧でまったく見えなくなってしまいまいましたorz フォグランプをつけ、聖高原に上った先は真っ白け。 幸いくだりに入ってちょっとすると見えるようになりましたが。


松本平側の麓、明科まで来たときにはへろへろ状態。いらんところで神経使ってしまったわ・・・。
一息入れなおしてR19で下ります。塩尻から木曽路、奈良井トンネルを通ってそのまま中央線沿いの駅をチェックしながら帰る予定でしたが、どう考えてもチェック数が足りません。
中央線部分は先回の”くるんと1周ツアー”のときに数えてしまっています。「いや、これは困ったぞ?もう遠征するようなネタもないし、どうしよう?」
とふと思い浮かんだのが「あ、そういえば権兵衛トンネルのR361を経由すれば伊那市に出れて飯田線をトレースできる。そうすればかなり駅数が稼げるわ!」
早速実行です。

R19と361の交わる交差点にあるコンビニであったかいコーヒーを仕入れ権兵衛トンネルを抜けます。
昔はひどい道路でしたが、現在では中部縦貫道にあるような高規格道路のトンネルになっているので大変走りやすい。1時間弱で伊那市街地へ。「これならそのままR153を塩尻から辿ればよかった。そうすれば塩尻ー伊那間の駅がチェックできたのに・・・」
実はこの塩尻ー伊那間の駅チェックができなかったことがあとで響いてきます。


R153を飯田線沿いに下りながら飯田バイパス沿いにある道の駅水引山都飯田で休憩。駅数チェックが予測では若干250に足りない気がして「どうしよう、このまま天竜峡経由のR151に行って明日豊橋から帰ろうかしらん」
とも思いましたが、この日に帰ることを目指していたので飯田の道の駅での車中泊もせずにR153で南進します。

R153沿いは鉄道線はありませんが、逆にほかの路線がないので強制的に飯田線の駅がチェックできます。(周囲に駅がない場合は1番近い駅をチェックしに行くので
稲武の道の駅どんぐりの里いなぶについたときには日も変わって2時。かなりグロッキーに。さすがに800キロを走ってきたので疲れました。
こうなるであろうと予測ができていたので月曜は休み。このまま走ってもたぶん着は5時を回ります。それなら仮眠してもそう変わることはありません。
ということで稲武で仮眠します。さすがに(かなり)疲れましたわ・・。





ということで今回はここでおしまい。「何回分引っ張るんだよwwww」といわれそうですが、実はこの4日目がまた濃いんですわー。



































□今日のバスコレ

木島の営業所に留置してあったバスはかなり少なかったのですが、その中に

こんな2台が。
両方日野のブルーリボンなのですが、左は”HINO"マークアリ、右はありません。
「おぉ・・・?左のかさかさ具合、ナンバーが2桁ということはかなり旧い機材だろうから予備車なんだろうなぁ、とは予測できました。
ぐーぐるせんせーでナンバーを入れて検索すると左の2354は新車で長電に来たようです。

でも、”HINO”マークのないお隣の1073は・・・?

左の2354ともサイドのレイアウトが違っていますが、この子はどうやら名市交のお下がりのよう。
名市交のバスはすべて正面に”八”の意匠が飾ってあります。当然中古で出す際にはコレは取り外すので”HINO”マークもなくなっているわけで・・・。

こんなところで元名市交のバスに出会えるとは思いませんでしたが、お隣の2354のほうがなかなかの経歴のようです。

































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