日々是後悔也 ver.3.60

備忘録代わりのちょっとした旅行記と書き物

くるんと1周ツアー (その1

2016-11-12 17:41:15 | Weblog
今週、仕事の仲間と飲み会をしましたが、その日の仕事が雨の中の設営でびったんこになりましたorz
仕事が終わってから同僚とドンキに駆け込んでスエットの上下を靴下を買い、着替えて飲み会のあった刈谷まで向かう羽目に。
雨にうたれたうえに靴下まで濡れると萎える@なかのひとですがいかがお過ごしでしょうか。
ほんとにドンキがあってよかったと思わずにはいられません(笑


その後の仕事で階段を数往復したら腿が筋肉痛になって現在苦しんでる真っ最中です。
どれぐらいきついかというと、洋式の便座に座ることすらきついくらいw 仕事で筋肉痛にならずに階段の上り下りで筋肉痛とはなんだか納得がいきませんw




そんなわけで今週の週末はある意味死んでますが、先週の週末はイベント盛りだくさんだったので連続で行って来ました。

木曽森林鉄道は森林鉄道の中でも最後まで営業をしていた鉄道です。赤沢にはその敷地を使った観光客向けのトロッコが営業しています(よく東海様が「しなのに乗っていこうぜ!」とPRしてます
ここにも木曽森林鉄道の車両が保存されてますが、これとは別の場所にボランティアで動態保存している箇所があります。木曽森林鉄道王滝線のあった王滝村です。
年に1回、森林フェスティバルというイベントのときに動くのですが、今年は何かのイベントと重なっていくことが出来ませんでした。
去年、おととしと御嶽山の噴火のためイベント自体は開催されず、今年だけ森林フェスと公民館祭り、という王滝村のお祭りにあわせて動くという呟きを見つけました。
「ほほーう。これはちょーっと(いやかなり)見てみたいかも」

その週末は富山地鉄で恒例の地鉄フェスが開催され、土曜にはこれまた恒例のミステリー列車も運行されます。
わたしの大好きだった増結用の174は廃車、解体されてしまっているのでミステリー列車自体はどっちでもいいような気になっていました。

そうこうするうちに今度はアルピコ交通から電鐘式踏切の廃止が発表されました。
”電鐘式”って・・・何ぞや? と思う人もいるかもしれませんが、わたしの世代だと名鉄でも2000年代まで使っていたいわゆる”鐘ベル”を使った踏切の事です。
廃止、交換が11/8の深夜。見に行くならこの週末が最期。

さらにさらに。君の名はでモデルとなった飛騨古川の酒屋から口噛み酒(風)のお酒を販売する(リンクはツイッターなので注意)なんて呟きが流れてきました。
「(゚д゚)!なんじゃそりゃー?!!すげぇ欲しいぞ!」(←すでにこの時点で釣られてます





んん・・・?この11月5,6はうまいこと回ったら全部いけるんじゃないか・・・?


5日午後→王滝村→R19で松本入り→鐘ベル踏切を見る
夜にそのままR158で高山に抜け富山へ。
6日午前→富山で地鉄フェスを見る→R41で帰りつつ、飛騨古川へ→お酒を買って(ついでにモデルになったところを少し見て)帰る
あれ。カンペキじゃないっすかー!

仕事も繁忙期に入って予算も潤沢。オイしいネタてんこ盛りの1周ツアー。(距離はガン無視で)早速行ってみましょー!





森林鉄道の公開は午後から、という情報。なので5日はのんびり行けばいいやー、と思っていました。
そしてしっかり寝坊しましたorz
R19で行くつもりでしたが、起きたのが10時過ぎ。それからガソリン満タンにして・・・とやっていると間に合うはずもなく。豊田南IC→中津川ICまでは高速を使ってワープします。
中津川には12時過ぎ着。ここからはR19しかないので下道。
木曽福島から青看板に習って道をそれ、県道経由で御岳の南を王滝村方向へ。

標高も高くなってきているのでちょうど紅葉シーズン。途中の道の駅三岳にも観光できたであろう車がいっぱいでした。
三脚を立てて撮影しているおっちゃんを見ながらさらに奥へ。
ダム湖を見ながらさらに進むと今回の目的地、松原スポーツ公園に到着。


空は快晴。山は紅葉。絶好の日和ですねー。


駐車スペースに車を入れ、早速車庫を見に行ってみましょう。

うひゃぁ・・・。もう変な声出てしまいそうw 脳汁ダダもれになってしまいますw

運転会は13時過ぎからだったようで、車庫から「げろんげろん・・・・」というエンジン音を響かせながら

北陸重機製142号とB型客車がやってきました。
二つ目と黄緑のカラーリングが特徴の142号。実は立山砂防事務所の軌道トロッコに後輩が存在します。

でもまさか平成の世になってすでに28年。こんな後になっても森林鉄道が動いている姿を見れるとは思いもしませんでした。

写真を撮っていたので2便目を見送って3便目のに体験乗車してみます。
10人も座ればいっぱいのこの客車。そういえば似たようなやつに紀伊半島の奥で乗りましたねぇ・・・。
ごろごろと揺られること10分くらい。まだ軌道は円型になってないので折り返すことしか出来ませんが雰囲気だけは森林鉄道そのものです。

いや!?これは実に楽しいぞ! りんてつの会のメンバーの気合の入り方は半端じゃありませんて!

献花台前停車場、と名前のつけられたホームにたたずむ客車たち。
乗って良し、見て良し、撮影して良しの保存鉄道ですわ。


ということで、15時までらしいのであと2回分は森林鉄道らしい、山すそをバックにしたところでちょっとやってみましょう。

80-200mm(200mm) 1/1250 f4


80-200mm(200mm) 1/1250 f3.5


80-200mm(200mm) 1/640 f5


80-200mm(200mm) 1/250 f4.5

新たに線路を引きなおしたとはいえ、なかなか。これは撮り応えのある素材です。
新緑の時期もまたいいでしょうが、この11月の紅葉の時期が写り栄えしますねぇ。本来森林フェスは10月とか。この10月では紅葉はほとんどないので1番いい時期なのかもしれません。


計5回、運転会をやってこの日は終了。
そもそも「1回くらいは撮るけど、他が詰まってるからさくっと帰ろう」とか思っていましたが、気がついてみると思いっきりはまっていましたw
上の4枚くらいをガッツリ撮っても線路が円形になっているので、丘を越えてホームに戻るとまた撮れてしまうという、一粒で何度もオイしい運転会です。
実際に結構な広さの広場を何度も走り回っている同業者もいました。


これからもりんてつの会のメンバーにはがんばって保存して行っていただきたいので、その願いもこめて寄付とともにレール輪切りを2つ、購入してみました。
おじさまは「いやぁ、資材もあるんだけど、人材少なくてねぇ・・・。」確かに王滝村は今回みたいに気合入れて行かないと二の足踏んでしまうところにありますからねぇ・・・。

お礼を言って会場を後にします。まだ松本までは結構な距離が残ってますからね。出来れば日のあるうちに踏切も撮影したいんですが。







ということで今回はここまで。ええ。でかい連続ネタなので当然引っ張りますよーw


































□今日の御岳


2年前、爆発を起こしたとは思えないくらいこの日はすっきりと見渡せて穏やかでした。

駐車スペースのあるすぐ隣のホームの名前は上に書いた通り「献花台前」。
あのよく報道された献花台のある場所でもあります。(受付の後ろに見える、コンクリ製の東屋がそう

個人的に王滝村というと長野県西部地震のほうが思い浮かんでしまいます。
王滝森林鉄道のある松原スポーツ公園はこの地震で出た土砂の捨て場としてその跡地に作られた公園だったりします。
ちょうど御嶽山の画像の左下に写っていますが、山体崩壊を起こした土砂がダム湖に押し寄せ、この土砂を取り除く工事で作ったのだとか。

どこかの報道で見ましたが、「王滝村は御山とともに暮らしていかなきゃならない」
少し、ほんの少しだけではありますが肌で感じることが出来ます。




 






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