先日、模型クラブの例会で、盟友N崎さんから頂いたタミヤ1/50「彩雲」です。N崎さん、本当にありがとうございます!
時折、再生産されていたようですが、初出は1966年ころでしょうか。50年前のキットなんですね。恥ずかしながら、鉄工所のおやぢは、この「タミヤ透明彩雲」を製作はおろか入手もしてなかったと思います。
じっくり眺めてみると、これは優れモノだったんですね!
胴体、主翼など主要パーツです。ちょっとくすんだ銀のモールがきれい。表面は平滑で、整った凸彫りのパネルラインやリベットが、タミヤの金型技術を表します。
パーツのアップ。当時の金型は、職人の手彫りだったんじゃないかな?
このキット、何度目かの再販モノだと思いますが、パーツ表面の様子から金型管理もしっかり行われているようで、さすがタミヤならでは。
パーツの透明度は素晴らしい。
改めてタミヤというメーカーはスゴイと思う。50年前の当時、このクオリティのキットを見せられて、みな驚いたり、感動したり、喜んだりしたんだろうナ。だから、モデルアート創刊号の作例に取り上げられたんだね。
やっぱり、これからもタミヤには頑張って欲しい。
今悩んでいるのは、この「彩雲」作るべきか否か?
昔は彩雲のキットは貴重品で、ハラダやタカハシでは見たことなかったですね。
僕も再販で手に入れた記憶があります。
私にとっても、懐かしい機体です。
中島飛行機で高速艦上偵察機彩雲の設計、
戦後は富士重でT-1の設計に携わったのが、ぽちの教授でした。
彩雲の写真を手に、自慢げに語っていたなあ。
あ~、懐かしい!
確かこのシリーズはかなり充実していて彩雲、零観、九九艦爆などがありました。
厨房の時に友人の高校生のお兄さんが彩雲を完成させていて私たちには垂涎の的でしたね。
タミヤ総合カタログの表紙にも掲載されていたと思います。
デカールも傷むことだし、作って画像に残すのが吉ですかね(笑)