ラフェスタ・ハイウェイスター試乗

　今日は夕方から、日産ラフェスタ・ハイウェイスターを試乗してきました。ご存知の通り、マツダ・プレマシーの機能と内装などをそのままに、ルーフとテール以外の外装を日産オリジナルデザインで仕立て直したもの。プレマシーの奇抜なキャラクターラインは影を潜め、極めてオーソドクスな印象です。これはこれで悪くないナ。ただ、ここまでやるなら、コストの制約があったとしても、テールのデザインも頑張って欲しかったかな。
　早速乗り込んでみると、運転席のシートは悪くない。体全体を優しく支えてくれる感じで、どこか一部に無理がかかる感じはありません。セカンドシートとともに調節代は大きく、前後ともゆったりと座ることができます。3列目に関しては・・・ノーコメント！
　転がしてみても、５ATの進段はショックもほとんどなく滑らかだし、エンジンの吹き上がりもスムーズ。素直な操縦性に、しなやかでストロークの豊かな、大入力にもへこたれない芯の強さを感じる足回りが際立ちます。ねっとりした感触のパワステも含め、日産とはやはりフィーリングが異なる印象です。なお、注目のアイドリングストップは、本日の酷暑によるエアコンフル稼動のため作動しませんでした。
　主に4人程度で使うなら、そしてやや安っぽい内装が気にならないなら、大いにおススメの一台です。プレマシー侮り難し。

バルカン

　サイバーホビー1/200アブロ・バルカンのキットを仕入れてきました。完全新金型のキットで、「モダン・エアパワー・シリーズ」という新しいシリーズ展開されるようです。１/200という手ごろなスケールがイイです。これなら気楽に買えるし組むのも簡単そう。出来もけっこう良さそうだし。
　今のところ、今後の展開は不明ですが、次はB52あたりが有力とのこと。個人的には、ヴァリアントにヴィクターを加えて、３Vをそろえたい。

ネガ（と思う）を少々・・・

　今日はシャランで川崎へ。東名高速を走ってみました。とりあえずエンジン回転数を３０００ｒｐｍに抑えているので、１３０ｋｍ/ｈ弱が本日の最高速というところ。直進安定性は極めて良好、文句なしです。エンジン音もさほど気にならないし、風切音も特に感じません。このあたりは、長距離走行時に不当な疲れを感じなくて済む大切な要素です。
　ただ、フラット感がやや物足りないかな？道路の継ぎ目を超えたときのピッチングが意外に残ってしまうのは、セッティングなのかダンピングが足りないのか？この点はエスパスにかなり劣っていると思います。シャランの直進安定性とエスパスのフラット感が融合すれば理想的なんですが・・・。今後使ってゆくうちに変化がみられるかもしれないので、経過をみることにしましょう。

　それよりも注意が必要なのは坂道。DSGは流体ATと違って坂道発進で思いっきり下がってしまいます。もともと発進時に、踏みはじめのアクセル反応が一瞬だけ遅れるクセがあるし(クラッチを繋ぐときのタイムラグ？）、ブレーキペダルからアクセルの踏みかえが素早すぎると、アクセル無反応時間が長くなってしまいます。その間に「検定中止」になるくらいズルズルと下がってしまいます。電子制御クラッチの限界なんでしょうね。
　そのため、パーキングブレーキ（こいつも電子制御・・・）を、停車時に常時作動させるディバイスが付いているけど、解除のためにはアクセルを踏まなきゃならなくて、リバース時のクリーピングが効かなくなるのがつらい。結局、比較的急な坂道で停車するときは、こまめに自動パーキングブレーキのスイッチを入れたり切ったりしなきゃなりません。結構メンドクサイ。これならMTの方が扱いやすいですね。ああ、ディーゼルターボのMTを正規輸入しててくれればなあ、と無いものねだり・・・。

写真集「ここから始まる。」

　今日、お願いしてあった写真集が届きました。広田泉氏（広田尚敬氏の御子息）入魂の写真集です。東日本大震災、あの時とその後、その前とあの後、様々な太平洋沿岸の鉄道の姿が写し出されます。「絶句」としか感想を書けない写真集。
興味のある方は、http://tetsudoshashin.com　までアクセス。

納車3日目

　シャラン納車3日目。今日も雨です。昨日は同窓会に出かけたのでほとんど転がせませんでした。今日は時間が出来たので、といっても箱根に行っただけですが・・・。その前に、市の射撃場（現在改修中）で一枚。
　その後、小田原厚木道路に乗っかって一路箱根へ。注目は１．４Lツインチャージャーの実力は如何に・・・？心配は全くの杞憂でした。効率の良いDSGと相まって十分な加速、というか、結構鋭い加速を見せ、合流もストレスなくスムーズでした。０－１００ｋｍは10秒ちょっとといわれていますが、なるほど頷けます。このまま一気に加速して、と思いましたが、小田厚名物、覆面パトに威嚇され断念、大人しく７０～８０ｋｍで巡航することに。静かでフラットで平和なクルージングです。燃費も１７ｋｍ/Lあたりを行ったり来たりしています。ただ、もう少し高い速度域に、最も快適ゾーンがある感じがしますね。
　国道1号に入り、湯本を過ぎるころには山坂道に入りますが、力強い加速で坂を登ってゆきます。やや回転は高めのせいか、燃費は悪化、５～６ｋｍ/Lがやっと。でも、デカい図体を感じさせない軽快感と素直な回頭性が楽しい。ただ、下り坂のさしかかるとさすがに重量を感じるけど、DSGをマニュアル操作しながら操ると結構イケます。
　さすがに高速は問題ないし、細い道の取り回しも大丈夫そうだし、ちゃんと曲がるし、あちこち行きたくなりますね。