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米国批判はお門違い 人質解放での身代金支払いこそ醜聞 (日刊ベリタ有料記事)

2005-03-24 01:37:14 | 北米関連
拉致されていたイラクの武装勢力から解放された直後、米軍兵士によってイタリア人女性記者らが銃撃された事件は、依然なぜ発砲が起きたのか、原因は不明だ。イタリアで反戦気運が高まる中で、米国右派の若手女性ジャーナリストは、米国を批判するのはお門違いと、反発している。(日刊ベリタ有料記事)

アメリカの保守系ジャーナリストはこんなものかという記事。思わず寒気が襲ってきそうだ。

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2 コメント

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Unknown (jalux)
2005-03-24 16:22:53
その身代金で調達された銃や爆弾によって民間人が殺されても、身代金支払いを正当化できるのでしょうか。身代金支払いはテロへの資金援助に他なりません。
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税金で戦争 (Kuma - Watching)
2005-03-24 23:43:00
残念なことだが、イラクでは誘拐ビジネスが横行している。

生活のために犯罪に手を染める者がたくさんいるのだ。もちろん犯罪を正当化することはできないが、犯罪を生み出した背景は考えなければならない。背景にあるのは、アメリカが仕掛けた戦争だ。アメリカは税金を使ってイラクに災難をもたらした。

確かにサダム・フセインは排除されなければならなかった。しかし、それをイラクの人々がアメリカに頼んだだろうか? 彼らは自らの手でサダム・フセインを引き摺り下ろしたかったのに、アメリカが荒っぽいやり方で、頭ごなしにやってしまった。そしてその後には、イラク社会の途轍もない混乱が残った。

テロは社会の混乱がもたらしたものだ。もちろん暴力行為はいかなる場合も許されるべきではない。そして暴力行為それ自体が許されるべきではないことと同じように、暴力を生み出す原因を作り出すことも許されるべきではない。

身代金を支払わなければ殺害されるのであれば、支払うしかないのだ。
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