50のひとり言~「りぷる」から~

言葉の刺激が欲しい方へ。亡き父が書きためた「りぷる」(さざ波)を中心に公開します。きっと日常とは違った世界へ。

敏彦は彼女を継いで、・・・

2015-11-06 20:33:09 | 小説
敏彦は彼女を継いで、
「よかった。帰ろうかな。帰るのよそうかな。途中ずっと、違いすぎる仲は不幸を呼ぶと唱え続けていました。ぼくは蛇みたいに巻きついて離れません」

(つづく)