明日から頑張ります。。

極個人的に興味のあるコトに没頭してます。
~それはカフェだったり、モノだったり。どれも愛してやまないものたち~

ちょ~かわいいんですけど vol.2

2010-01-12 | 愛すべきモノ
だい~ぶ前の話ですが、某俳優がいろんなところを散歩するという番組を家で観ていた時に、その俳優がとあるカフェに入りました。そして、そこで使用しているコーヒーカップが画面に映ったときに、私の母親が瞬間的に「これ、欲しい!」と。普段は物欲がほとんどない人なので、こんなことをいうのは珍しい。というわけで、どうにかしてプレゼントしようと考えて、どこで売っているのか頑張って探しました。どんなカップかというと、こんなカップ。
このblogでも、我が家の猫が何回か登場しておりますが、我が家は一家そろって猫好き、猫グッズ好きです。そんなわけで、こんなカップはどツボにはまる一品です。

しかも、このカップ取っ手が猫になっているだけではないのです。猫のポーズを見ると、どうやら何かにじゃれているような。
そう、カップを持ち上げると、なんとソーサーにはネズミが隠れているのです。
いやいや、脱帽するデザインです。猫の尻尾を取っ手にするデザインは見たことはありますが、カップとソーサーで一つのテーマをなしているというのは初めて。

両親の結婚記念日も近かったこともあり、2つ買ってプレゼントしました。2人でゆっくりする時間に使ってもらえれば、と思います。

ちょ~かわいいんですけど

2009-07-07 | 愛すべきモノ
男性のスーツ姿で目に付いて、わりと自由にコーディネイトできるがネクタイではないでしょうか。私も普段は働いておりまして、スーツを着ております。なので、ネクタイは季節によって変えられるように、何本か持っております。
普段は買ったネクタイをいちいちblogに載せようとは思いませんが、先日とてもかわいいネクタイを買ったので見せちゃおうかと思いまして。

それが、このネクタイ。


どうです?茶色に白のドットのネクタイです。
全然普通?しかも、この暑い時期に茶色のネクタイは合わない?

なんて、パッと見は思うのですが、このネクタイ、よーく見てみると、
あっ、ドットのところにミッキーが隠れてる!

こっちからは足出してる!!

そうなんです。このネクタイ、パッと見は普通のドットタイなんですが、ところどころミッキーマウスが隠れています。ちょ~かわいいんですけど。しかも、スーツを着てボタンを留めていたら見えないような位置にいるのが、またいいんです。もう、一目惚れでした。見た瞬間欲しいと思いました。そして、即お買い上げでした。これで、仕事に行くのがちょっとだけ楽しくなる気がします。

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夏向け音楽

2007-08-01 | 愛すべきモノ
今回は、このblogにしては珍しい音楽ネタ。最近買ったCDのご紹介。
CDなんぞを購入したのは、何年ぶりでしょうか。前回買ったのがいつだったかも、最後に買ったのが何かも覚えていないほど。
そんな私がCDを購入。しかも2枚も。1枚は、衝動買いでしたけど。買ったCDは、SOTTE BOSSE(←試聴できます)の「innocent view」とD・H・Yの「LOVES」というアルバム。どちらも他のアーティストの曲をボサノヴァ風にアレンジしたアルバムです。SOTTE BOSSEの曲は、だいぶ前からヴィレッジバンガードでかかってて、ずっと欲しいとは思っていましたが、前作をTSTAYAでレンタルできたのをきっかけに新作を買っちゃいました。そしてもう一枚は、完全な衝動買い。隣の棚に並べてあって、試聴して購入。

どちらも、有名な曲ばかりをカバーしているのですが、アレンジや声が違うだけでこんなにも新鮮になるのかと思います。しかもそのリズムが軽くていい。暑い夏は、こんなゆるい感じの曲でも聴きながら、ゆったりしたいものです。

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追悼

2007-05-01 | 愛すべきモノ
昨日の朝(4月30日)午前5時頃、私の家族の一人であるチョビが息を引き取りました。

我が家にやってきてから19年と9ヶ月という、猫としては長い長い一生を静かに終えました。

19年前、まだへその緒がついた状態で拾われてきたチョビは、小学生だった私の両手の手のひらに納まってしまうほど小さな身体でした。眼もまだ開いていない状態でした。そして自分で排泄することができないため、私の兄と母が綿棒やウェットティッシュなどでおしりを刺激してやり、排泄を促していました。当然栄養はミルクだけ。小さな哺乳瓶に必死でつかまり、勢いよくミルクを飲んでいたのを覚えています。

どんどん身体も大きくなり、動きも活発になり、小学生の私にはいい遊び相手ができました。ズボンの腰の辺りに床に着くぐらいのひもをたらして、それにじゃれるチョビと家中を走り回っていました。

鏡に反射する光も好きでした。窓際に座り、太陽の光を鏡で反射させて壁に当てると、その光を追いかけてときには壁にも上ったり。そのおかげで壁やカーテンはザギザギになりましたけど。

一時は丸々太って、お腹もたるんで、走るたびにお腹のお肉が左右に大きく揺れていました。そんな体重もおかまいなしに布団の上に乗られると、おもしになって寝返りも打てません。掛け布団がずれずにはすみましたけど。

人の足の間や、腕の中も好きでした。あぐらをかいていれば足の中に、うつ伏せになって肘を付いて本を読んだりしていると、その腕の間に入ってきて、くるんとまるくなって落ち着いていました。

チョビはおでこを押されると安心する癖がありました。人が座っていると近くまで来て、身体のどこかにおでこだけ押し付けて眠ることもよくありました。

ここ数ヶ月は、食事はしっかりと食べていましたが高齢のためかすっかり痩せました。身体の関節や骨が浮き出るくらい。それでも元気だったんですけど。

ぼけていたのか、愛想尽かしをしていたのか、決められたトイレですることもしなくなりました。夜遅く家に帰って、廊下に数ヶ所おしっこがあるときもありました。そのためチョビ専用のトイレを一つ作りました。

チョビはほとんど鳴かない猫でした。小さいときや、怒ったときは鳴いたりうなってりしましたけど、それ以外は本当に物静かな猫でした。
しかし最近は、これでもかというくらいに鳴きました。お風呂場の蛇口から流れる水を飲むのが好きだったのですが、水を出してほしいときには、そのやせっぽちの身体のどこにそんな力があるのかというくらいの鳴き声で鳴きました。寝言もよく言ってました。鳴くと誰かがなでてやったりして相手をしました。一人になりたくなかったのでしょうね。

そしてここ数日は、歩いてもよろよろしていました。食事もあまりとりませんでした。ちょっと食べてもすぐ戻してしまいました。水やコンデンスミルクをなめる程度でした。
昔からバスタオルを重ねた籐のかごがお気に入りだったのですが、そのうちそのかごからも動かなくなりました。でもトイレだけは律儀に、トイレの場所までよろよろしながら歩いていきました。かごのなかでしてもいいのに、わざわざトイレまで歩いていきました。猫がトイレをする前には砂を少しひっかくのですが、そんなよろよろな状態だったので、引っかくこともままならず、前のめりに倒れてしまいました。それが数日前のこと。いよいよ覚悟し始めました。

一昨日は深夜の2時半まで一緒にいましたが、大きな声で鳴くし身体も動かすからまだ平気だろうと思ってベッドに入りました。

しかし朝起きると、かごの中でタオルにくるまれて、静かになっていました。母が最期を看取ったようです。でも息を引き取る1時間くらいまで鳴いたり身体を動かしたりして、5時くらいに気づいたら呼吸が止まっていたようです。まったく苦しむこともなく、静かな最期だったのがせめてもの救いです。6年前にも一匹猫を亡くしているのですが、その猫は病弱で苦しんだ最期だったので、そんな思いをしなくてよかったです。

ただ一つ、歯がぐらぐらしていたようで、鳴いたり口を開けるたびにそれがずれるのかとても気にしていました。それが唯一つらそうでしたけど、歯が悪くなるまで生きる猫なんて、そうそういないのではないでしょうか。

昨日、お寺に引き取ってもらうとのことでしたので、口の周りや手や鼻、目をきれいにしてやりました。涙が止まりませんでした。
昨日はチョビのことを思い出さないように、やるべき作業に集中しようとしましたが、やはりダメですね。どうしても頭から離れないし、最後に見た表情が忘れられません。

私の兄が拾ってこなければ1週間も生きることのできなかった猫が、19年も生きたのですから、大往生以外のなにものでもありません。ご苦労様でした。ゆっくり休んでください。6年前に逝ってしまった猫と、また仲良く暮らして欲しいと思います。

血のつながった親の顔も、兄弟の顔も知らないでしょうけど、どこの猫よりも幸せに暮らしたことでしょう。私達家族みんなに囲まれて、たくさん泣いてもらって。

もう水がほしいときの鳴き声や、夜中の寝言を聞けないのは淋しいですが、またのんびり過ごしてほしいです。

ありがとう、お疲れ様、チョビ。

やっぱり春は -夜桜編-

2006-04-01 | 愛すべきモノ
今年は幸せな春を迎えられてます。なんてったって、朝も夜もきれいな桜が見れましたからね。
しかも夜は寒かったから、川沿いのカフェやレストランは混んでましたけど、外にいる人はそんなに多くなくて、比較的ゆったり見れました。

夜の桜は、とはだいぶ雰囲気が変わりまして、どこか色っぽいような色を出しますね。多くも少なくもない提灯が、いい具合に光の当たる部分と当たらない部分、その光でできた影の部分を作ってくれます。
夜の桜は一厘一厘を見るよりも、全体として見る方が好きかな。黒い背景に書いた点描画みたいで好きです。
夜の目黒川はこんな感じでした。
クリックでさらにキレイに☆

枝のはり方が違うだけで、光の感じも違うから、どこから見ても楽しいですね。
クリックでさらにキレイに☆

今回の記事は、この写真がちょっと自慢。ナイトモードですがほとんど手ブレなし。と言うのも、橋の欄干にカメラを置いて、タイマーモードで撮ったんです。そうすれば突風が吹いて枝が激しく揺れない限り、きれいに撮れます。

いやぁ、ホント今年はいい花見ができました。春に感謝です。

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やっぱり春は

2006-03-31 | 愛すべきモノ
やはり今くらいの季節になると心躍ります。なぜって、そりゃ桜が咲きますからね。
桜は好きなんですけど、花見と称する宴会が苦手。参加するのも、そこを通るのも。もっと静かにゆったりと桜並木の下を、桜を見上げながら歩くのが好きなんです。
そのために、ここ何年かは朝に桜並木を散歩してます。人の少ない桜並木の下を歩くのは気持ちがいいもんです。
行ってきたのは、昨年と同じく目黒川。さすがに平日の朝から場所取りなんかする人はいないので、とても気持ちよく桜を愛でることができます。
桜の下もきれいですが、ところどころにかかる橋からの眺めが好き。桜の枝のはり方とか川の曲がり具合で、一つとして同じところがないんですよね。
川が曲がっていくところや、
クリックで拡大☆

向こう側が桜で見えなかったり、
クリックで拡大☆

かと思えばまっすぐ伸びてるところがあったりとか。
クリックで拡大☆
こんな風に、川の両側から伸びる枝を見ていると、下に降りて見上げて写真を撮ったらきれいだろうなぁ、なんて毎年思ってます。

駅前でコーヒーを買って散歩をして、ちょっと橋の上で立ち止まったら、ちょうど手のひらに桜の花が。
ホントに乗っけたわけじゃなくて、風に乗っておりてきました。なんたる偶然。嬉しくて写真撮っちゃいました。

そして渋谷に向かう途中に、ちょっと西郷山公園に寄り道。数は多くはないけれど、青い空と桜の色が混ざり合ってとてもきれい。
クリックで拡大☆
今度の日曜日は雨みたいですね。。今日、明日くらいがちょうど見ごろなんでしょうか。満開になったあとは、雨や風ですぐに散ってしまう、そんなはかなさも桜がきれいに見える要因なのでしょうか。桜が咲いた散ったで心が動く日本人に生まれて幸せです。
今年もきれいな桜が見れて満足です。どうか来年もきれいな桜が咲きますように。そしてその桜の下を歩けますように。。

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やっとこさデビュー

2006-03-25 | 愛すべきモノ
3月21日にSony Ericsson初のFOMASO902i」がデビューしましたが、これに伴い私もやっとFOMAデビューです。
いや、長かった。当初は3月10日発売予定だったのに延期になり、いつ出るかと思っていましたが、意外と早く出たなという感じです。
それまでは同じくDoCoMoの「SO505is」を使用しておりました。特に壊れたとか不具合があったわけではないのですが、周りで携帯電話を換える人がいたり、巷での盛り上がりに押され換えてしまいました。新しい携帯を発売日に換えるなんてのも初めてでしたよ。

見てください、このフォルムを。
基本、SONY好きなんでかなりひいき目でみておりますが、やはりこのデザインがいいですね。折りたたみ式の携帯がほとんどの中、あえてスティックにするあたりがいい。前の回転式のもよかったですけどね。今回のモデルから、ジョグダイヤルやホイールがなくなったのはちょっといたいのですが、それらがなくても操作しやすいようになってるあたりも秀逸。やっぱりSONYっていいよね、と思わせる一品ですね。
そしてカメラの機能が向上しました。318万画素オートフォーカスで、動画手ブレ補正機能付き。下手したら、私の持ってるデジカメよりも高スペックです。試しに撮った画像もパソコンで見たらかなりキレイでしたしね。かなり使えそうです。

しかし一気に最新の携帯電話を持ってしまったため、使い方がイマイチよくわかりません。基本的な操作は一緒なんですが、追加されたりFOMAの標準の機能なんかは把握できてないのが現状です。
使いこなせる日はいつになることやら。。。

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遅ればせながら…

2006-03-03 | 愛すべきモノ
数日前に手帳を買いました。しかも1月始まりの。。
買った時期的にもなんですが、この年齢になるまで手帳を持たない生活をしてきたので、遅ればせながら「手帳デビュー」なんです。ホント、お恥ずかしい。

手帳を持ったこともあったのですが、高校・大学時代は覚えきれないほどの予定がなく、手帳に予定を書くこと自体がめんどくさくなってしまってたんですね。
まぁ今も学生には変わりないんですが、いろいろやらなきゃいけないことも増えまして、しかも忘れっぽくなってきたので買ってみたわけです。

手帳を買い慣れ・使い慣れしてない私が選んだのがこれ。
クリックで拡大☆

もちろんこんな時期ですから4月始まりもあったのですが、中身を見て選んだらこのタイプが一番書きやすそうだったので、これにしました。写真をクリックすると拡大します。

開いたところに一週間分の予定が見れて、1時間ごとに罫線が入ってます。それも朝9時から夜の11時まで。このような罫線が土日も入ってるところに惹かれました。土曜日といえど、時間刻みの予定が入ることもありますしね。

そして1月始まりのくせに、来年の4月まで予定が書けるあたりもいいですね。やっぱり学生なんで、2年分の4月をカバーしてもらえてるとありがたい。
まだあまり予定が書き込まれていない手帳ですが、これから活躍してくれることを願います。

難点を言えばコレに合う手帳カバーがなかなか売ってない。。文庫本サイズとかならたくさん売っているのですが、なんせB6なもんで。ぴったりあるのは少ないし、あってもちょっと趣味と違ったりします。
近いうちに本気出してカバーを見つけたいと思います。ちょっとオシャレで、内側にいくつかポケットがついているような、機能的なものを探しています。

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UNITED ARROWSのノベルティ

2006-02-25 | 愛すべきモノ
どうですか~、光ってますよ~。

おっ、UNITED ARROWSじゃん。って思いました?そう、UNITED ARROWSなんです。UAのネーム入りデスクトレイなんです。きれいでしょ?

普段でしたら、「コレ、買いました」っていうことはあまり書かないのですが、今回は特別。
最近部屋の片づけをして、こんな小物を入れておくトレイが欲しかったからちょうどいいのを見つけたよ、と嬉しくなったことと、コレがノベルティグッズだから、ということで書いちゃいました。
弱いんですよね、「ノベルティ」って言葉に。。

これね、UNITED ARROES行っても買えないんですよ。コレを手に入れるには…ここだけの話、本屋さんに行かないとダメなんです。
というのも、これは都内を中心とした全国50の書店にて、昨日24日発売の男性誌「OCEANS(新創刊)」「GOETHE(新創刊)」「BRIO」「UOMO」「Straight」「LEON」「GQ JAPAN」の7誌のいずれかを購入した人に、先着でUNITED ARROWSオリジナルのデスクトレイがノベルティとして配布されてるそうです。

という情報を昨日手に入れたので、さっそく本屋で「GQ JAPAN」を買っちゃいました。どれも普段はまったく読まない雑誌だったので、一番安い「GQ JAPAN」をね。ちなみにお値段580円。

「都内を中心とした全国50の書店」っていうのが、どこが対象なのかわかりませんが、近くの大きな本屋さんに行ってみたらよいのではないのでしょうか。

ノベルティとして配られてる物なのに、けっこう重量感もあって、UNITED ARROWSのロゴもちゃんと彫ってあったりと、しっかりしてます。

でもきれいすぎて使えない。。私は、こういうのは二つ持ってたい性格なので、今日も買いに行っちゃおうかな。580円ならいいよね。配布も先着なようなので、欲しい方は本屋さんへ。

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数学が苦手な人ほどオススメの一冊

2006-02-03 | 愛すべきモノ
久々に小説を買って読みました。数年前は年間で60冊近くの本を読んでいた時期もありましたけど、最近ではそんな生活から遠ざかっていました。

読んでいたのは、『博士の愛した数式』。映画化もされたり、文庫で100万部売れたりと最近何かと話題の一冊です。

どのような話かというと、事故で記憶が80分しかもたなくなってしまった「博士」と、その家にきた「家政婦」、そしてその息子の「√(ルート)」による日々のふれあいの物語。
特別何があって、こんな事件が起きてという物語ではなく、3人が送る日常を綴ったものなんですけど、とても暖かい物語です。そして、どこか淋しい物語でもあるという印象を受けました。

映画では「博士」を寺尾聰が、「家政婦」を深津絵里が演じているようですが、その予告を見たせいか、本を読んでいてもその二人が出てきます。でも、その二人がぴったり合っている感じでまったく違和感はありません。

「博士」が、いろいろな数式や数字にまつわる話をしてくれるシーンがたくさん出てくるのですが、どれも数学の世界に止まらない「真理」を教えてくれているような感じがします。
そしてそこに出てくる数式や数字を読んでいても、「数学」という感じではなく、一つ一つが物語りのようにさえ感じられます。だから、「数学が苦手な人ほどオススメの一冊」なんです。

数式や数字の話もさることながら、私の印象に残っているのが「家政婦」の息子の「√」。「博士」に頭のてっぺんが平らだからということで「√」と名づけられた少年の心の描写がとても好きですね。「博士」とのやりとりや母親との会話の中で、10歳の少年の心の動きがとても伝わります。「博士」を信用しなかった母親に対して悔しくて泣いてしまう場面なんか、こちらもウルウルしてしまいます。
そしてもう一つ。「博士」の何か心配事があったときの慌てっぷりと、子どもに向けられる無条件の愛情。これは、記憶に障害があるにもかかわらず、これらの行動が現れるというのは、「博士」の持って生まれた優しさなのかなぁと感じました。

「誰よりも早く真実に到達するのは大事だが、証明が美しくなければ台無しだ。」と「博士」が言う場面があります。その「博士」の言葉通り、出てくる数式や数字には美しさが感じられます。もっと早くこの本に出会っていたら、今より数学が好きになっていたかもしれないんですけどね。

暖かい優しい文章で、簡単に読み終えてしまい、読んでしまうのがもったいない本に出会えました。数学が得意な人も苦手な人も、ぜひ一読をオススメします。

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告知~劇団突スタイル第4回公演~

2005-10-26 | 愛すべきモノ
先日、「劇団突スタイル」のメンバーであり、私の先輩でもあるbill robbin(ビル ロビン)氏より、「突スタイル」の第4回公演のお知らせが届きました。そのお知らせとともに、メッセージも入っておりまして、「ブログで突スタイルの宣伝を…」と書いてありました。
こんな私のblogでいいのかと思いますが、微力ながら宣伝させていただきます。
芝居を観に行くと毎回満員なので、こっそりと楽しみたかったのですがね。

突スタイル』の公式HPを見てもらえると書いてあるのですが、「今までにないほどたっぷり笑えてじっくり見れて、従来の喜劇・笑劇・コント劇のどれをも越える上質劇」を目指すのが突スタイル。そして「身内ネタ・下ネタ無し、テンションだけで引っ張るの無し。」

11月11日~13日に行われる公演は第4回目。今回のタイトルは
「キャプテンジャック!!~ジャックの愛した豆の木の実ナナ~」

えぇ、そうなんです。タイトルだけではわかりません。でもそこがいいところ。行ってみたい気にさせます。ニクイね。

これまでの3回の公演も
「コンビニ冬の陣!~骨格とか肉のパラグアイ~」(第1回)
「記憶ナシ男~こんな一粒種見たことない!~」(第2回)
「ボルテージ!~バンテージなボンテージはビンテージ~」(第3回)
と、こんな感じ。

基本は笑いの芝居。でもしっかりしたストーリー設定があって、その中でセリフや間で笑いを創る。だから初めて観た人でも十分楽しめると思います。
一度でも「突ワールド」に入ったら最後。終始「ニヤッ」としながら芝居を観ている自分がいます。そんな感じでいつでも笑える状態だし、笑いを待っているから、セリフが待ち遠しくてたまらない。最近じゃ劇場に向かうときにもうそんな状態。

「突スタイル」のおもしろさは芝居だけに止まらず、公演開始前のアナウンスでもその力を遺憾なく発揮します。それも毎回違うので楽しみの一つになってます。

そんなわけで、今から第4回公演が待ち遠しいのです。
興味を持たれた方、ぜひ観に行きたい方、お問い合わせは【kasutera@m01.itscom.net】(bill robbin氏)まで。

最後に、公式HPより第4回公演のSTORYを紹介します。

-STORY-
彼の名はキャプテンジャック。
大海原のかわりに荒野を旅する船長ジャック。
つまり、きれいな海から健康なジャック。彼に安息の地はない。
死すならば戦いの荒野と決めたから。哀しいね。哀しいね。
イカの唐揚げ、美味しいね。美味しいね。
悪と戦うのが彼の使命。悪を滅ばすのが彼の宿命。揺るぎない。揺るぎないね。

いつの日だったろう、笑顔を捨てたのは。戦いに笑顔は無用なものと心に決めたのは。
いつの日だったろう、キャンパスライフに別れの告げたのは。
いつの日だったろう、カラスが人間を舐め始めたのは。
何でだろう、おまわリがタメグチ聞いてくるのは。
考えだしたらキリがない。
ジキニンでジキになおって。お前に言われるまでもない。岡江に言われるまでもない。

己の幸せを手にするかわりに、彼はその手に銃をとった。
これ以上、奴らの為に誰かが涙を流さぬように。
しゃがれた声で彼は言う。メキシコ風に彼は食う。
「人恋しくて寄ったわけじゃない。ただ、一杯の水が飲みたかっただけさ」

観に行きたくなったでしょ?公式HPはこちらです。

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幸せおすそわけ

2005-10-21 | 愛すべきモノ
「仙台幸子」をご存知だろうか。
今、密かなブームを呼んでいるらしいんですが。ちなみこれが売り切れ続出という噂の「仙台幸子」グッズ。

「仙台幸子」を知る前には「仙台四郎」について知らないとまったくわけがわかりません。

仙台四郎とは、江戸末期仙台に生まれた実在の人物。明治時代、商売繁盛の福の神として商人に大切にされていた仙台生まれの人で、四郎が立ち寄る店は必ず大入り満員、商売繁盛とのこと。
現在では「招き四郎様土鈴」がどっかり座っているところは商売繁盛、家内安全、大願成就と人々に福をもたらし力を与えるといわれているそうです。(※こちらを参照させていただきました。)

そして「仙台幸子」ですが、この「幸子」の娘さんである峰八代さんが、自身のHPで、「昔から幸子が出没するところ必ず人だかりができてしまうという不思議現象」を書いたところ、「幸子さんグッズはないのですか」という商売人の方々から問い合わせがあり当初は手作りで作っていたけれど、それを買った人たちの間で、「ご利益あった!」と口コミで広がっていったものだそうです。(※引用・参照はこちらからさせていただきました。)

そんな「仙台幸子」グッズ。なぜ私が持っているかというと…父親のお土産です。先日ちょうど仙台に日帰りで出張しなければならない仕事があったようで、その時に買ってきてくれました。父親が前から「仙台幸子」を知っていたかというと、そうではありません。出発の数日前に、私が毎週持ち帰るR25を見て知ったらしいのです。

これもよく考えるとすごい偶然で、私の父がちょうど仙台に行く前に、私が「仙台幸子」の記事の載ったR25を持って帰らなければ実現しなかったことでして、そう考えると「仙台幸子」は私のところに来る運命だったのかなと。

信じる者は救われる。。私も「仙台幸子」のご利益に与りたいと思います。

最後まで読んでいただきましてありがとうございます。仙台幸子の幸福は数珠つなぎのように広がるそうです。ポチッと押したら幸せになれるかも。
  

YOKOHAMA

2005-10-14 | 愛すべきモノ
好きなんです、横浜が。
特に何が好きっていうわけではないのだけれど、あの雰囲気がいいですよね。なかなか思い出の多い街でもあるし。
横浜駅周辺もみなとみらいも元町も中華街も、それぞれいろんな表情があって、その表情も時間によって全然違って、でもどこかつながってる感じで。

楽しいことがたくさんある街だけど、海とか緑とかもあって心落ち着く場所です。
そんな好きな街を写真に収めたので。拙い写真ですけど。どれも気に入ってます。

昼 山下公園より


夜 ワールドポーターズより


夕方 大観覧車より


日暮れ 大観覧車より

※写真はすべてクリックで拡大します。

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新しい仲間の紹介です。

2005-10-06 | 愛すべきモノ
またやっちゃいました。買っちゃいました。

以前に私のメガネたちを紹介しました(※詳しくはこちら)。ホント、タイトルの通り基本、なくても平気なんですが、やっぱり好きなんですよね。
先日も、メガネ屋に行こうとは思ってたけど、メガネを買おうと思わずにメガネ屋に行ってきました。店内を一通りぐるっと見て、「今日は別にいいかなぁ~」と思っていたところ、最後に出会ったのがこいつです。

黒フレームで内側が白いのとかたまんないですね。すでに2つほどこんな色の組み合わせのメガネを持っているのですが、それらは微妙に違うんです。ツルの部分とかレンズの形とか。

今回のもぱっと見は普通の形なんですが、ツルのところよく見てください。


あっ、ねじれてる~~~。


こういう小技が効いたの、大好きです。

横から見るとこんな感じです。

でも黒いフルフレームのメガネって気づいてみたら初めて買うんですよね。今までの黒いメガネはフレームが下にしかないやつだったんで。

このお店に来ると衝動買いで買うことが多いですね。魔物が棲んでます。

私に衝動買いさせるお店はこちら、JIN'S代官山店。

愛すべきお店の、愛すべきメガネがまた一つ増えました。

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キレイなものは儚いのが常

2005-09-07 | 愛すべきモノ
ふと顔を上げたときのさっきの空。あまりにもキレイだったので、カメラを持って外に飛び出す。
通い慣れた学校とは思えない色。しかし写真を撮っているうちに、色がどんどん濃くなるのがわかる。




真ん中の写真、マグリットの「光の帝国」みたいで気に入ってます。

  
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