ICカードが新しくなりました。ICカードとは、電子申告(e-Tax、eLTAX)をするにあたって送信するデータに電子署名をするためのツールです。ICチップですよ!
ICカードはキャッシュカードやクレジットカードと外見は同じです。ICカードには電子証明書という本人確認をするためのデータが格納されており、この電子証明書でもって送信データに電子署名をするのです。電子署名をするには、ICカードリーダライタというカードの内容を読み取るための装置をパソコンに接続しなければなりません。
税理士の多くは税理士会が発行するICカードを使って電子署名をしています。今回新しくなったICカードは第三世代と呼ばれるものです。
この税理士会の新しいICカード、一言でいえば「凝り過ぎ!」だと思います。非常にマニアックで、付き合わされる者はたまったものではありません。初期設定で戸惑う人が続出していると思います。ICカードを開発したのは、あの「セコム」のようで、警備会社だけあって操作が非常に「強固!」です。
ICカードドライバのインストールはまだしも、「受領書の送信」はパソコンに精通している(ファイルやフォルダを自由自在に操れる)だけでなくICカードが使いこなせる(電子署名が難なくできる)人でなければ無理です。ICカードドライバをインストールすれば自動的に作成されるPDFファイルの受領書に電子署名をして、「14日以内」に税理士会に送信しなければICカードは無効になってしまいます。この操作ができずICカードが無効になる人が結構いるのではないでしょうか?
ちなみに、新しいICカードの有効期限は5年です。私は、あと何回、ICカードの更新ができるでしょうかね(笑)。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
★ICカード初期設定のコツ?
次の2段階で行います。この順序を誤ると大変混乱してしまいます。
【1】「ICカードリーダライタ」をパソコンに接続するための設定
ICカードリーダライタのメーカーのサイトを参考にすれば簡単にできます。専用のソフトが提供されていていますのでそれをインストールすればよいのです。
正しく接続できたかは「デバイスマネージャー」の「スマートカード読み取り装置」で確認できます。「右クリック」「プロパティ」、「このデバイスは正常に動作しています。」ならばOKです。
なお、この段階で「ICカード」は不要です。パソコンと「ICカードリーダライタ」を接続する作業をしているのですから。
【2】「ICカード」で署名するための設定
「電子証明書(ICカード)」の発行機関が専用のソフトを提供しています。「公的個人認証サービス」の場合には下記のサイトで提供されています。
http://www.jpki.go.jp/download/index.html
「ICカードリーダライタ」をパソコンに接続し「ICカード」をセットし、インストールしたソフトを起動すればICカードの内容(電子証明書が発行された者の氏名や有効期限など)をパソコンの画面に表示させることができます。パスワードの設定(変更)もできます。
ここまでできていれば、電子申告(e-Tax、eLTAX)の手続の過程で、署名というメニューが表示された際に署名ができます。
やっと送信できますね(笑)。もう税務署に行く必要はありません。
★電子証明書の登録
電子申告をするには事前に税務署など申告書を送信する役所に自身が使用する電子証明書を登録しておく必要があります。この手続はネットで行えます。ただし、そのためにはICカードがパソコンで読めなければなりません。
ICカードはキャッシュカードやクレジットカードと外見は同じです。ICカードには電子証明書という本人確認をするためのデータが格納されており、この電子証明書でもって送信データに電子署名をするのです。電子署名をするには、ICカードリーダライタというカードの内容を読み取るための装置をパソコンに接続しなければなりません。
税理士の多くは税理士会が発行するICカードを使って電子署名をしています。今回新しくなったICカードは第三世代と呼ばれるものです。
この税理士会の新しいICカード、一言でいえば「凝り過ぎ!」だと思います。非常にマニアックで、付き合わされる者はたまったものではありません。初期設定で戸惑う人が続出していると思います。ICカードを開発したのは、あの「セコム」のようで、警備会社だけあって操作が非常に「強固!」です。
ICカードドライバのインストールはまだしも、「受領書の送信」はパソコンに精通している(ファイルやフォルダを自由自在に操れる)だけでなくICカードが使いこなせる(電子署名が難なくできる)人でなければ無理です。ICカードドライバをインストールすれば自動的に作成されるPDFファイルの受領書に電子署名をして、「14日以内」に税理士会に送信しなければICカードは無効になってしまいます。この操作ができずICカードが無効になる人が結構いるのではないでしょうか?
ちなみに、新しいICカードの有効期限は5年です。私は、あと何回、ICカードの更新ができるでしょうかね(笑)。
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★ICカード初期設定のコツ?
次の2段階で行います。この順序を誤ると大変混乱してしまいます。
【1】「ICカードリーダライタ」をパソコンに接続するための設定
ICカードリーダライタのメーカーのサイトを参考にすれば簡単にできます。専用のソフトが提供されていていますのでそれをインストールすればよいのです。
正しく接続できたかは「デバイスマネージャー」の「スマートカード読み取り装置」で確認できます。「右クリック」「プロパティ」、「このデバイスは正常に動作しています。」ならばOKです。
なお、この段階で「ICカード」は不要です。パソコンと「ICカードリーダライタ」を接続する作業をしているのですから。
【2】「ICカード」で署名するための設定
「電子証明書(ICカード)」の発行機関が専用のソフトを提供しています。「公的個人認証サービス」の場合には下記のサイトで提供されています。
http://www.jpki.go.jp/download/index.html
「ICカードリーダライタ」をパソコンに接続し「ICカード」をセットし、インストールしたソフトを起動すればICカードの内容(電子証明書が発行された者の氏名や有効期限など)をパソコンの画面に表示させることができます。パスワードの設定(変更)もできます。
ここまでできていれば、電子申告(e-Tax、eLTAX)の手続の過程で、署名というメニューが表示された際に署名ができます。
やっと送信できますね(笑)。もう税務署に行く必要はありません。
★電子証明書の登録
電子申告をするには事前に税務署など申告書を送信する役所に自身が使用する電子証明書を登録しておく必要があります。この手続はネットで行えます。ただし、そのためにはICカードがパソコンで読めなければなりません。