会計は次のとおりに分類されます。
(1)企業会計(制度会計、財務会計などともいいます)
法的な要請、すなわち会社法(すべての会社)と金融商品取引法(株式公開企業)による決算報告です。「企業価値」は、この決算報告に基づいて算出されます。経営者は少しでも企業価値を向上させるために、姑息な手段つまり粉飾決算に手を染めることがあります。
(2)管理会計(経営会計、未来会計などともいいます)
企業が管理や経営のために、その自由な意思に基づき行う会計です。その範囲は広範で、利益計画、資金計画、予算管理、投資の効率性計算など、企業の現在、過去、未来を様々な角度から計数を用いて検討や予測をします。
「ハゲタカ」が追い求めるのは(1)です。
真摯な経営者は、(1)はあくまでも結果として受け入れ、(2)によって改善やさらなる向上に取り組みます。
この本は(2)の会計についての本です。