「提出した確定申告書、間違っていないかな?」、やっと確定申告書の提出が済んだと思ったら、次に襲ってくる不安です。
税務署から確定申告書の修正(税額の増額)を求められた場合には、まずは、修正しなければならない「理由を聞く」ことです。懇切丁寧に説明をしてくれます。もし、その説明が理解できない場合には、速やかに税理士に相談してください。わずかな報酬で解決する場合も多いです。ネット上をさまようのは時間の無駄です。
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税務署が確定申告書を受け付けたからといっても、それは確定申告書に記載された税額が正しいことを認めたわけではありません。税務署は申告書を受け付ける際に、必要な申告書用紙と添付書類が揃っていること、記載が必要不可欠な事項が漏れていないかなどの「形式」を確認しているかにすぎません。申告書の中身、計算の正しさは後日の税務署内での検討によって確認されるのです。
≪要注意≫事前相談で税額は確定しない!
確定申告の時期に税務署その他で行われる事前相談は納税者にとって大変ありがたいものです。しかし、事前相談は税額を確定するものではありません。あくまでも申告手続がスムーズに進むための手助けにすぎません。
◆提出直後の電話連絡
申告書を提出した直後に税務署から電話連絡があり、確定申告書の記載事項の訂正や添付書類の追加提出が求められる場合があります。この場合には、速やかに指示に従うことです。特に、この電話連絡が申告期限内(3月15日まで)であれば、加算税や延滞税といった「ペナルティ」が一切ありませんので、直ちに動くべきです。
◆呼び出し
確定申告書を提出して数か月ほど経過してから、税務署から指定の日に必要書類を持参のうえ来署してほしいとの書面が送られてくる場合があります。申告漏れ(不動産の譲渡、副業収入、保険金の受取りなど)、配偶者控除や扶養控除の誤りなど、修正事項が比較的単純な場合に行われる方法です。
◆税務調査
主に事業所得(個人事業者)や不動産所得(不動産賃貸業)の場合に行われます。税務調査が行われるのは確定申告書を提出して数か月経過してからです。電話による事前通知の後、納税者の自宅や事業所で、数日かけて申告数値の基となる帳簿やその関連資料を調べられます。税務調査の結論(税額が増加するかどうか)が出るまでに数か月ほど要する場合もあります。
【PR】記事の内容と直接的な関連はありません。
税務署から確定申告書の修正(税額の増額)を求められた場合には、まずは、修正しなければならない「理由を聞く」ことです。懇切丁寧に説明をしてくれます。もし、その説明が理解できない場合には、速やかに税理士に相談してください。わずかな報酬で解決する場合も多いです。ネット上をさまようのは時間の無駄です。
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税務署が確定申告書を受け付けたからといっても、それは確定申告書に記載された税額が正しいことを認めたわけではありません。税務署は申告書を受け付ける際に、必要な申告書用紙と添付書類が揃っていること、記載が必要不可欠な事項が漏れていないかなどの「形式」を確認しているかにすぎません。申告書の中身、計算の正しさは後日の税務署内での検討によって確認されるのです。
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確定申告の時期に税務署その他で行われる事前相談は納税者にとって大変ありがたいものです。しかし、事前相談は税額を確定するものではありません。あくまでも申告手続がスムーズに進むための手助けにすぎません。
◆提出直後の電話連絡
申告書を提出した直後に税務署から電話連絡があり、確定申告書の記載事項の訂正や添付書類の追加提出が求められる場合があります。この場合には、速やかに指示に従うことです。特に、この電話連絡が申告期限内(3月15日まで)であれば、加算税や延滞税といった「ペナルティ」が一切ありませんので、直ちに動くべきです。
◆呼び出し
確定申告書を提出して数か月ほど経過してから、税務署から指定の日に必要書類を持参のうえ来署してほしいとの書面が送られてくる場合があります。申告漏れ(不動産の譲渡、副業収入、保険金の受取りなど)、配偶者控除や扶養控除の誤りなど、修正事項が比較的単純な場合に行われる方法です。
◆税務調査
主に事業所得(個人事業者)や不動産所得(不動産賃貸業)の場合に行われます。税務調査が行われるのは確定申告書を提出して数か月経過してからです。電話による事前通知の後、納税者の自宅や事業所で、数日かけて申告数値の基となる帳簿やその関連資料を調べられます。税務調査の結論(税額が増加するかどうか)が出るまでに数か月ほど要する場合もあります。
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