Windows7のサポート期間があと一年ほどに迫り、眠っているWindows8の活用を思いつきました。「眠っている」というのは、PCの購入当初に8から7にダウングレードしたので使用していない8を保有していたということです。8ならばサポート期限はあと4年以上あります。この眠っている8を活用すれば10の購入費用の節約になります。さらに、「あの8」をこの目で確かめたいという「好奇心」が満たされるという一石二鳥です。
未開封の袋から8のリカバリーディスクを取り出してインストールすると、「知らなかった過去」であるWindows8(厳密には8.1)が目の前に現れました。
「なにこれ?これがWindows!?」
8に触れた第一印象です。どの部分がということに関しては多くの8ユーザー(被害者といっても過言ではありません)が語っているとおりです。ある日突然、これを押し付けられて日常業務を行ってきた人のストレスは相当なものだったと思います。自分が選ばなかった過去を垣間見て胸を撫でおろしました。「あの日、もし5分早く(遅く)出発していたら・・・」という心境と同じです。
しかし、「あと1、2年このパソコンをネット閲覧(あるいはワープロや表計算)のためだけに」といったように用途を限定してパソコンを使用するのであれば、眠っている8の活用をおすすめします。8も十分役に立ちます。
★Windows95の登場から二十数年
世間一般にWindowsが注目されるようになったWindows95(1995年発売)の登場から二十数年が経ちました。あの当時は現在のようなネット販売もなく、95の発売当日は秋葉原や大阪日本橋などの「電気街」には長蛇の列ができました。95を買い求めた人たちも今では中年以上、今の若者はスマホに夢中で、今やパソコンは中高年の道具になりつつあります。
最新バージョンの10も決して安泰ではありません。半年ごとに行われる抜本的(強制的)なバージョンアップの結果、使い勝手の向上どころか、動作が不安定(面倒な再設定が必要)になることもあります。いつもこの背後にあるのは「セキュリティ対策」ですが、それは「高度化」「複雑化」「肥大化」したネットに対応することが喫緊の問題であるからでしょう。
思えば95の機能は現在のスマホと同じで「手のひら」に乗る程度のものでしたが、それでも十分といえば十分でした。必要最低限のネットとパソコン、それでいいのではないでしょうか。
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