先日、購入したランドナーの本を読んでいて、ふと思うことがありました。
所有者の皆様の平均年齢が高いこと、人の事いえませんが、
その中の入ると私はまだ若手で通用するかもと思ってしまいます。
しかし、このままでは若い人はランドナーに乗ることなどないのではないかと。
この本を読んでこれがランドナーだと思うと、とても敷居が高いですね。
フレームオーダーから完成までに2年待ちとか書いてあると、なかなか乗ろうとまで
思う人は少なく感じますね。
今やランドナーというカテゴリーも復権してきているが、
雑誌に掲載されるような自転車のほとんどが古物で組んで昔懐かしい姿になっていますね。
これがランドナーだと言われると、何をもってランドナーの定義とするのか
から考えないとわからないような乗り物になってしまう。
そしてこのまま20年先、30年先も今と変わらぬ姿まま健在するのかもしれませんが、
果たして、これが正しいのだろうか?
それこそがランドナーだと思われてる方はそれで良いでしょう。
しかし、ロードやMTBは時代と共にパーツや技術が進化し、愛好者も増えていると思う。
80年代や90年代のパーツがなかった時代から乗っていた方は、それなりの知識もあり
経験もあり、パーツを確保するのにも苦労されたことと思います。
もちろん、オーダーメイドの自転車は必要ですし、自分も憧れてもおります。
ですが、ランドナーという定義をわかりやすくする必要があると思います。
それがメディアの仕事であり、活性につながるのもだと思います。
そして古物自転車は別カテゴリーにした方が良さそうな気がする。
そのためにはマスプロメーカーが頑張り、吉祥寺にあるような自転車店がもっと増えなければ
「俺も乗ってみようかな」と新たに思われる方は少ないのでしょうね。
20年後、30年後も今の形のままであったなら、それは退化ではないか。
もっと新しいものを取り入れて進化したいものであります。
と、この本を読んで思ってしまいました。