雑記-白堂別館-

雑記なう
無職止めました。
出来ることからやってみよう

第二十五節

2010-06-24 00:25:38 | Dear to me
「ケーキってどれくらいの大きさでを作るの?」
「私と雄二君とお姉さんの三人だからこれくらいの型で作るつもりだよ」
香奈穂は両手で輪を作って雄二に見せた。
「その大きさか・・・もう少し大きいサイズって大丈夫?」
「う~ん、型があれば出来るよ。これじゃ小さかった?」
「んっ?あ・・・いや、俺じゃないよ」
雄二君は片手を横に振りつつ否定してる。
それじゃお姉さんかな?ってお姉さんどれだけ食べるんだ。
そんな失礼な想像は置いといて、いや実際食べそうだけど・・・
増える分は、持って行きたい人がいるからとのこと。
雄二君が言うには朝のお姉さんの急用とはある人のお迎えで、その人はお姉さんの昔からの知り合いらしく
「いわゆる幼なじみみたいな?」
「二人は腐れ縁だって言ってるけどね」
雄二君は何かを思い出していたのか、少し笑っていた。

その人には雄二君もよくお世話になってるから、出来たらケーキだけでも食べてもらおうっていう・・・・・・
「その人、仕事柄海外に出てることが多くて滅多にこっちに帰ってこないんだ」
二人にとってそんなに大事な人なら私も協力せずにはいられないけど・・・
「だけど、私のケーキなんかで大丈夫?」
「おいしいのを作ってくれるんでしょ?全然問題ないよ」
今日二度目の裏返りな返事が辺りに響いた。

やっぱり入院なう

2010-06-23 22:46:00 | 雑記
という訳で入院二日目なのだが
今日からは県病院だわさ(σ_σ)
言うたら悪いがこっちの設備のがええなぁ~
もちろん慣れってのもあるけどねぃ

ただ、今回は毎回使ってた整形の病棟が満員なのでその一つ下の一般外科の病棟に入室(´・ω・`)

そして、ここでも違いがあることに驚くΣ(・∀・;)
先に断っておくけれど決して優劣の話ではなく、担当の違いに因るというだけのことなわけで

まず、病棟全体の間取りが違った。
整形は、六人部屋が1/3で残りが個室とか二人だったり三人だったり
一般外科はと言うと半分は三人部屋で残りが個室らしい!
それで六床しか違わないのだからすごいわぁと思ったが
よく考えてみたら、整形と違って車椅子やら歩行器やらを使う訳じゃないから
そんなに大きく場所を取らなくても良いんだよねぃ

あとは、患者さんについて・・・
今まで個人的感想として、整形の病棟が一番平均年齢高いと思ってたんだけど
さっき聞いたら今この階に二十代は俺だけなんだって工エエェェ(´д`)ェェエエ工

まぁ確かに整形の方は老若男女そこそこ揃ってたな(´Д`)

プラスの蛇足としたら顔見知りの看護士さんがいないのも少し不便やなぁ
一階しか違わんから挨拶はしに行こう~
受付のお姉さんには早速見つかったけどね!

なぜか入院なう

2010-06-22 18:35:06 | 雑記
今日は朝から熱がひどくて、
会社を途中退社して病院まで来たんだが・・・
今現在入院してるっていう(´・ω・`)
会社から直で来てるから着替えも何もないし
何より手持ちの銭がほとんど無いっていう
ここの病院は会社の系列みたいなもんなんで給料天引きで良いけど
明日は県病院まで行かないといけないからその時のタクシー代とか受診の代金とかがヤバい…(゜_゜……

しかも右足固定されてしまったのでやたら動きづらい(+_+)

2010-06-19 05:49:05

2010-06-19 05:49:05 | 雑記
撮るだけ撮って載せるの忘れてた・・・よな?ロッテリアのタワーチーズバーガー(`・ω・´)

これがノーマルの十段・・・
この商品は何がゴイスーって追加料金で段を幾らでも増やせるっていうね(`*Д*)

これ食った店だとその時25段まで出てたみたいだが

何て言ってもパテの固まりだからちょいと飽きが早いかなという感じなんで

十段でも十分満足出来るな

第二十四節

2010-06-18 01:41:34 | Dear to me
雄二の家を出ていくらもしない所で、香奈穂は財布も一緒にかばんの中に入れたままなのを思い出した。

「あっ、ちょっと待って。忘れ物して来ちゃった」
「買う物のリストとか?」
「買う物は頭に入ってるから平気なんだけど、お財布が・・・」
「だったら大丈夫だよ。姉さんが朝に一旦こっちへ戻って来た時に、食材買うのに十分足りるくらいは預かってるから」

それでも全部出してもらうのは悪いと思って、雄二君の家に引き返そうとする私に「それなら」と雄二君の声が引き止めた。
「?」振り返って聞き返した私に
「おいしいケーキを頼むよ。俺も姉さんも期待してるし」
良い笑顔を見せた。

(なんて良い笑顔で、すごいフリだ)

「まっ、任せといて!」
一瞬の間があってから、香奈穂は若干声が裏返りつつもしっかりと雄二に返した。
雄二君の笑顔は今まで何回も見てきたつもりだったけど、今この笑顔を見るとお姉さんとの血の繋がりをひしひしと感じるな。