釣ったブリを解体する

「明日は金曜で燃えるゴミの日だし帰って捌くか」
とてっつぁんが言っていた。
そういや、生燃えゴミはうちも火曜金曜なのよね。
寄生虫が内臓から筋肉に移動するタイプも居るしその日のうちに取り出すことにした。
（初めっから筋肉に寄生するタイプも居ますが）
ふ～、捌いた事無いけどまぁどうにかなるべ。
まずは深夜の晩御飯と風呂を済ます。

自分のところの台所の３本ある包丁を確認、やはり鉄包丁でいくしかないだろ。

（上からステン・鉄・チタン）
チタンだけは自分で購入、あとは親が知り合いの鍛冶屋から貰った物。
軽く砥石で刃をつけておく。

さてまな板はちっちゃいし、シンクのフタに置いてもアレだし・・・
シンクに転がして捌く事にした。
８０ｃｍクラスになったらお庭で捌くしかないね。

ところで、イキナリ頭を落としていいのかな？
途中の撮影の見栄えもあるしなぁ。
頭を落とさずにエラ・内臓から取り出す事にした。
（頭を落とすと内蔵がある程度付いてくるので楽だとか）


エラを切り離し、浮き袋等を内臓を傷つけないように解体を進めていく。
胃袋はカチカチでどう見ても魚が入ってるね。

気になったけどコノシロだろうし、これ以上ゴミを出す必要は無いだろう。
グロ画像も必要ないでしょうし（笑）


空になった腹腔内をチェックして見る。

ぱっと見何も居ませんでした。
後に2592x1944の元画像を拡大すると、
親指付近に何か見えるような？見えないような？
血管の類にも見えるけど、ヨクワカリマセン。
ネットで見た寄生虫のブリ糸状虫は赤っぽかったし違うか。
（血合いに寄生するので血を吸って赤いみたい）
虫が付いてるのは天然の証とも言うしキニスンナ？。
まぁ食いたくはないですが、魚には虫が付いてるのがある意味普通。
昔スーパーで買ってきたブリの切り身に虫っぽいのが入ってた事もあった。
塩焼きだったので目視できたのでどけて食っちゃいましたが。
虫付きが嫌な人は養殖ものを買えば付いてないらしいです。
薬で汚染された？魚ですけど？。


さぁ、頭でも落とすか～。
ん、ん？？？
皮の表面を見て気が付いた、鱗あったわ(　´∀｀)
刺身前提で捌いてたのでマッタク気に留めてなかったYO。
照り焼き塩焼き等の皮付きで焼くことを考えて鱗を落とし始めた。
（よく考えたらスーパーで売ってる切り身や柵も普通に鱗付いてましたね）
包丁でせっせと鱗を飛ばす。
鱗落としなんかもってねえさ(　´∀｀)
シンク外にも飛び散る小さな鱗、流しの籠の目には鱗が詰まるし・・・。
マンドクセ！('～`)

気を取り直して背骨に包丁の刃を当てる。
ゴリゴリ、手強いな・・・
思い切って包丁を叩き付けたいところだが血合いから血が飛び散りそうだし、
いくつかの角度から刃を当て押し切りボキッと折った。
刃の厚い出刃買ったら間違いなく叩き切る。

身を削ぐように切り離して３枚に卸す。

多分今頃てっつぁんは
「いっぱい骨に身が付いたら骨を塩焼きにすれば良いんだよ！」
ってザクザク切ってる事だろう（笑）


テーブルにキッチンペーパーを敷いて切り離した頭や身を置いていく。



おや？

コレは寄生虫って事でＯＫ？？

血管か何か判らんけどハイ、どいたどいた～


血合に寄生虫が居るかは刺身にして見ないと判りません。
半身は知り合い、残り半身はうちもしくは、新婚祝いに従弟にあげようか。
カマや骨類のアラはどうしようかな。
俺はブリカマはお店でしか食べないから（笑）


切り分けた部位を乾燥しないようにラップや袋で包んで冷蔵庫へ。
生臭さ全開の台所へはファブリーゼを噴射。
してから思い出した・・・・分配するのに再び包丁を持つ（笑）
半身を半分にぶった切ってみた・・・チョット大きい？
残りの半身は３等分で。
尾鰭のほうは脂身無くてきっと美味しくないんだろうな（笑）


片付けから掃除が済んで飲む頃には３時になっていた。



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