新笠通信 奄美電信版

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これまでに何度か前立腺がんについて言及してきましたが、もっとも参考にさせて頂いたのは、livedoorブログで闘病記を綴ってこられた「角さんのBLOG - Final Stage - 」であります。

2018-05-20 03:53:38 | Diaries
http://blog.livedoor.jp/tsunoda001/

半年前に亡くなられたのを知ったのは、昨日5月19日です。1年近くブログを訪問していませんでしたので。
おつかれさまでした。
ご冥福をお祈りいたします。

この病気とつきあっている方が、角さんのBLOG で「薬物療法・PSAの経過 グラフ」を見るのはとても覚悟のいることだと思います。

この方のブログからいろいろ学ばせてもらいましたが、私は特に家族からいろいろな病気について学ばせてもらっていると思います。ありがたいことです。

2010年と1012年のいづれも12月に脳内出血をおこした母を救急車で搬送して頂いた救急隊の方にお礼をまだ言っていませんでした。ご協力ありがとうございました。

おそらく高血圧が原因だろうと考えられています。いづれも同居している私が現場に居合わせて最初に発見し通報しています。

2012年の出血時、母は台所で利き腕ではない左手で昼食の準備をしていましたが、突然大きな音を立ててしりもちをついて身動きがとれなくなっていました。

血圧計をあてると、180を超えている。

脳卒中のひとつの考え方ですが、脳の血管を破裂させられるほどに、心臓は強力に活動している。活発さは際立ったものになっている。危険を招くほどに絶好調である。

脳の血管が破裂し出血を起こしたことで、酸素が行き渡らない部分ができて、酸素を補うためにもっと心臓の働きを高めようとする現象がおこる。血管が破裂する直前にはすでに高血圧状態であったのに、それ以上に心臓のポンプ機能を上げよう上げようとする現象が起こる。

ふだんよりも脈をみつけやすい、探しやすい、それほどに高血圧になっているのではないか?心臓の働きは活発さを極める一方となっているのではないか?というのがひとつの視点です。

大きな目標、優先順位があって、
○脳をはじめとする組織に酸素が行かなくなる状況を阻止する。
○頭の骨の中の圧力が上がりすぎて脳死に至る状況を阻止する。

老人ホームのお年寄りが意識を失ったというような症例全例で、職員が機械的に心臓マッサージを行うことは脅威であります。

学校の生徒が全校朝礼や部活動中に意識を失ったといような症例全例で、小学校中学校高校の教員、体育教員が機械的に心臓マッサージを行うことは脅威であります。

お相撲さん、力士の前で安易に心臓マッサージの指針を示したりすることは考えものだというのは、脳卒中であろうがなんだろうが心臓マッサージしましょうというのは、脅威であるからです。

パワーが違いすぎて、致命的になりうると考えることができます。

大勢で一人の意識不明者を取り囲んだら、全身に血管はあるのだから、手や足の脈がふれることを祈って探してみたいものです。

本当に心臓発作をおこして脈が弱くなっている人に対して、首の動脈がよくわからないとって、長い時間だらだら頸動脈のあたりを強く押して探していると、意識をもうろうとさせてそのうちぐったりさせてしまうので気をつけましょう。


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