ピアノを弾こう🎹 国分寺市、小平市の《つぶらピアノ教室》

国分寺市北町のピアノ教室のご案内です。鷹の台駅より徒歩8分、創価小学校より徒歩3分です。

楽器を鳴らすとは…

2018-03-28 16:23:08 | ピアノ教室
春の訪れを日々実感して、なんとなく嬉しいような浮き立つような明るい気分になります。

楽しい春休みを過ごしている生徒ちゃん達も多いでしょうか…?

大人は年度末、忙しい日々に追われているでしょうか?

それにしても花粉、早くおさまってほしい…と切に願う今日この頃です😅

3月はピティナのコンクールの課題曲が発表になり、選曲に悩んだり、譜面の準備に追われたり、ピアノ教室はなかなか忙しい時期です。

曲によっては、出版社が1社指定のものなど売り切れてなかなか手に入らない曲もあり…

取り寄せをお願いした楽器店から、今日やっと入荷のお知らせがありました。

取りに行かねば…🎹

さて、今日のお題は

[楽器を鳴らす]

ピアノは1人で運ぶことのできないほど大きな楽器です。
これを箱ごと充分に鳴らす、というのはとても大変なことです。

大きな音はフォルテ、バシーンと、叩けば大きくなるでしょうか?

残念ながら、そう簡単にはいきません。

深く豊かな響きで美しいフォルテを出すことは、かなり練習を積む必要があります。

身体の余分な力を抜き、その瞬間だけ、そこに集中して力は使われ、それを支える鍛えられた指や、身体の反動や瞬発力を生かして、体重もうまく利用して弾かなければ、美しいフォルテは得られません。

外国の男性であれば、その大きな身体や筋肉のついた太い腕で、振り下ろしただけでもそれなりに重さもあり、楽器も鳴りやすいでしょう…

でもやはりコントロールされた使い方でないと美しいフォルテにはならないでしょう。

私たち日本人は、体型的にもあの大きな楽器を縦横無尽に鳴らすのに不利であると思います。

でも、やり方を学べば、不可能ではありません。

身体を使って音を出す。

ただ指を動かしているだけでも音は出ますが、良い音、ほしい音、美しい響きを手に入れるには、上手に自身の身体を使う事で初めて得ることができます。

そして、そんな身体の使い方がわかると、とても楽に弾けるようになっていきます。

どこかに力が入ってしまったり、カチカチに固まって、柔らかく関節を使えていないと、とても苦労しないと弾けません。

プロのピアニストが、腕を柔らかく動かし、身体を見事に使って弾いている様は、特殊なことのように見えるかもしれません。

趣味で楽しむのだから、そんなことはしなくてもいいと思われる方もいるかもしれません。

でも、プロでないからこそ、楽に弾けるようにした方が良いのではないでしょうか…

自分の身体を使って弾く、ということは、同じく身体を使うスポーツとよく似ています。
テクニックに関しては、全くスポーツと一緒なのです。
演奏は、そこにプラスして、音楽性、感受性、表現力などが必要で、その裏付けに、譜面を読み取る力、分析力など、そして大きく俯瞰して冷静に全体を見渡す力も必要です。

ただ、そのプラスの部分に進む前に、まずは弾きこなすことが必要で、そのためにはテクニック習得は必須。

楽器を鳴らすというのも、しっかりしたテクニックに基づいてできることです。

上手に身体を使って楽に弾く。

プロ、アマ問わず、必要なことですね。

アスリートも、趣味のスポーツも、柔軟体操をしたり、その量はそれぞれにしても、ある程度の筋トレなどもしますよね?

ピアノも同じく、柔軟なからだと、筋力を得るために鍛えることは必要です。

つまらない練習曲と思っていたら、その効果で、大好きなあの曲を素敵に弾ける!ということもあり…

ちょっとやっただけではなかなか得られないところが、ピアノの難しいところ…

継続して、積み重ねて初めて力が付きます。

筋トレも同じですかね?
三日坊主では効果は出ません。

すぐに効果を実感できなくても、コツコツ積み重ねることが大切です。

1人ではその方向が正しいのかどうかわからないことも多いです。
そのためにレッスンに通って、常に正しい方向に向けて努力していくことが望ましいのだと思います。

間違ったやり方では身体を痛めてしまう…というのも、スポーツと一緒です。

美しい響きを求めて…毎日練習する…

ピアノ上達の近道ですね。

教室の生徒さん皆んなで、一緒に頑張っていきましょう!








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