ピアノを弾こう🎹 国分寺市、小平市の《つぶらピアノ教室》

国分寺市北町のピアノ教室のご案内です。鷹の台駅より徒歩8分、創価小学校より徒歩3分です。

ウイルス対策

2020-02-28 17:09:00 | ピアノ教室
バタバタと過ごしているうちに、
すっかりご無沙汰となってしまったブログ…💦

連日のコロナ関連のニュース、
本当に早くおさまってほしい…

4月に予定しているコンサート

歌とピアノの音物語vol.2

4月にはどうなっているのか、誰にもまだわからない
という状況では、大々的に宣伝もままならず…

ご案内も出来ずに、このまま開催できるのか
わからない状況に困っています。

前々からチケットも手に入れて、
行くつもりだったコンサートなら、
状況を見て行けそうならと思うでしょうが、
これからチケットを取ろうと考えていたのなら、
今はやめておこうと思うでしょうね。

私だったらと考えると、
やっぱり「今」は考えてしまうかも。
もう少し状況が見えて来たらでしょうね…

場合によっては延期となるかもで、
色々検討中です。

教室もドアノブやら、イスやテーブル、
鍵盤もしっかり消毒液で拭いて。
加湿器は、お手入れサインが出ていなくても、
毎日お手入れ。
加湿は喉にウイルスがつきにくく、
良いそうなので必ずつけています。
あんまり神経質にならなくても
良いのかもしれませんが、
小さなお子さんの出入りもあるので
無駄な抵抗でも、できることはしておこう。と…

そんな中、来年度のコンクール希望者の
面談など、個人面談なので行いました。
その他の方は、アンケート用紙の提出のみですが、
来年度のレッスン時間に無理がないか、
ステップやコンクールを希望しているかなど
今後のご希望を伺うこと、お家での様子など、
保護者の方の目で見た様子をお知らせ頂くことで、
レッスンに役立てて行きたいと思っています。

個人面談では、お家での音楽環境を
お聞きするために
記入して頂く用紙などがあるので、
ちゃんとペンも消毒液を含ませた布で
拭いておき、使って頂きました。

今、ホテルのフロントとかでも、
記入するためのペンを
消毒液で拭くとのことで、
やってみました。

うちではそんなに大勢の人が触るわけではないし、
そこまで必要ないのかもしれませんが、
安心して頂くために…

それでもやっぱり1番の予防法は
手洗いでしょうか?

テレビでも、マスクはやらないよりは良いけど、
それで完全に防げないとか、
不安なことばかり言われますが、
手洗いだけは有効だと
どこでも言っているように思います。

4月のコンサートの件が最終決定して
落ち着くまではまだしばらく
バタバタするのだろうなぁ…

無事開催できますように…

ピアノのお話の続きは、もう少しお待ち下さいね。



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ピアノのお話②

2020-02-22 22:11:00 | ピアノ教室
前回は、ドイツやアメリカ、オーストリアなどのピアノのお話でした。


ドイツは、ブリュトナーというピアノも
興味があるのですが、
私はまだお目にかかったことがありません。
機会があればぜひ弾いてみたいピアノです。
他にザウターというピアノも、
バランスの良い弾きやすいピアノののようです。
こちらも弾いたことがないのですが、
小型のグランドピアノが良いそうです。

世界三大ピアノには名前が入っていませんが、
他にも色々な特徴を持ったピアノがあります。

イギリスには近代ピアノの基礎を築いた
ブロードウッドがあります。
これまでの膝ペダルを現在の形の
ダンパーペダルとソフトペダルにしたのも
このブロードウッドです。

ショパンが愛したピアノで有名な
プレイエルというピアノもあります。
ダイナミックな曲には不向きであるようですが、
味わいのある音色をもっています。
プレイエルと同じフランスのピアノに、
エラールがあります。
こちらはこれまで鍵盤が完全に戻らないと
次の音が出せなかったのを、
戻りきる前にもう一度押しても音が出る
アクションを初めて作ったメーカーです。
これにより敏速な連打音が可能になり、
ピアノ曲の可能性を大きく広げたと言えます。

もともとピアノは、イタリアが発祥の地で、
1709年にクリストフォリが発明したと言われています。
チェンバロを発展させて、
強弱のできるチェンバロといったものでした。
ピアノ、と今は言われていますが、
正式にはピアノフォルテ。
小さな音から大きな音まで出せる楽器
という意味です。
そんなピアノのふるさとのイタリア。
ヨーロッパには老舗のピアノメーカーが
たくさんある中で、イタリアには
新しいメーカーも誕生しています。
1978年、ファツィオリという
ピアノメーカーが誕生します。
元は家具屋さんです。木を扱うからでしょうか?
家具屋さんからピアノメーカーって
ヨーロッパではよく聞きます。
このピアノは、スタンウェイと同じ
アリコートのある設計なのですが、
このアリコートを完璧にするために、
独立アリコートにしていることと、
ペダルが通常3本あるのですが、
4本ペダルということに特徴があります。
とても評判になっていて、
私もどんなピアノだろうと興味津々でした。
ラザール・ベルマンが来日の際、
このピアノを持ってくる!というので
コンサートに行って来ました。
彼の強靭なフォルテに余裕を持って応える
輝かしい華やかなピアノでした。
ペダルの4本目の役割はよくわからなかったですが…
休憩の時にピアノを近くで見たいと近づいてみたら、
スーツを着た男の人たちが
たくさんピアノの周りに集まって来て、
背の低いわたしには全く見えなくなってしまいました😭
色々なお客様がといった感じではなく、
なんとなく同じような、雰囲気の集団で
ちょっと目立っていました。
後日、ピアノの調律師さんと話していたら、
そのコンサートにいらしていたそうで、
あの時、ピアノの周りにもいたんだそう…
全然気づかなかった…って
私はすっかり埋もれてましたから😭
あの集団はみんな調律師ですよ。
とのことで、なるほど〜と納得。
とにかく話題のピアノが
初めて日本にやって来るとあって、
全国から調律師の方々が集まったようです。

次回は、実は世界的に有名なピアノメーカーの
先を行っていた日本人のお話です。



コメント (2)
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ピアノのお話①

2020-02-21 18:37:00 | ピアノ教室
ピアノメーカーはたくさんありますが、
どこのピアノがお好みでしょうか?

日本だと、ヤマハや河合が多いでしょうか?

ピアノメーカーもなかなか大変なようで
良いものを作りたい、
でも多くの人が楽しめるように価格を抑えたい、
その兼ね合いはとても難しいのだと思います。

世界三大ピアノと言われたメーカー、
スタンウェイ、ベーゼンドルファー、ベヒシュタイン。

これらのピアノはとても素晴らしい音がします。

昔は王室や貴族のサロンなどで
行われていたコンサート。

普通のお家とは違う
大きな広間でのコンサートであっても、
現代のような大きなホールとは違います。

そんな大ホールにとても適していたのが、
スタンウェイ。

低音の素晴らしい鳴り、高音の華やかさ、
そしてアクションの性能がとても良いです。
状態の良いスタンウェイは、
鍵盤が指についてくるかのよう。
どんなに素早く連打しても、
しっかりついてきてくれるので、
弾きやすいし、音色も華やかな色で、
反応が良いと弾き手の気持ちを読み取るかのような
反応が返ってきたりします。
そんな楽器と巡り合うと、
楽器との対話のようなものも生まれます。
そんな体験ができたら…とても感動しますし、
幸せな体験です。

大きなホールでも良く響き、
弾きやすいと言うことで、
ピアニストたちに選ばれるピアノです。

スタンウェイならではの良さに魅せられた人は
たくさんいると思います。

でも、ベーゼンドルファーやベヒシュタインも
またそれぞれの音色があり、
同じピアノでも全然違う鳴り方、色、反応があり
こちらもとても魅力的な楽器です。

ホールにこの3つのメーカーの
良く調整されたピアノが有れば、
スタンウェイを普段弾いているピアニストでも
プログラムによって使い分けるかもしれません。

そんなことが可能なら素晴らしいのですが、
これらのコンサートグランドは、
数千万円はしますし、
普通家庭におけるサイズと違って
大きさもかなりあります。
良い状態に保つ楽器保管庫に
大きなコンサートグランドを3台も用意するのは
ホール側にとっても難しいのでしょう。

スタンウェイとヤマハ、
スタンウェイとベーゼンドルファー、
この2つの組み合わせで置いてあるホールは
わりとあります。
ベヒシュタインはなかなか見かけないですが、
この楽器もとても魅力的なので、
もう少し気軽に聴ける機会があるといいと思います。

コンサートというのは、例えプロであっても
緊張したりすることがあると言えます。
人間ですから、何が起きても不思議ではない。
多くの研鑽と経験を積んでも、やはり楽に弾ける楽器、
反応の良い楽器を選びたいと思います。
大ホールでのコンサート、という条件も加味して、
スタンウェイが選ばれることが多かったため、
スタンウェイの一人勝ち?のような状況が
生まれます。
また、戦争の影響もあると言われています。
ヨーロッパは戦争でピアノ工房が破壊されたため、
復興までに時間も必要でした。
スタンウェイはドイツだけでなく、
アメリカにもあったので、
こちらは戦争で被害を受けることもなく
また、アメリカではヨーロッパのように
貴族のサロンのような場所でのコンサートではなく
体育館のような広い場所でのコンサートが
行われていたため、大きな会場で
充分に鳴るピアノが作られたと言われています。


その後ホールにスタンウェイを置くことが多くなっただけでなく、一般の人の練習用のピアノも
スタンウェイモデルの設計が主流になります。

日本のヤマハも河合も、スタンウェイモデルの設計です。

とはいえ、スタンウェイのサウンドベルと言われるあの独特の美しい高音のためのものは、他社にはありません。

この場合のスタンウェイモデルとは、
アリコートという、
響きや音の伸びに関する部分を持っている
と言う特徴があります。

このアリコート、ベーゼンドルファーや、
ベヒシュタインにはありません。
スタンウェイの特徴的な設計です。

ベーゼンドルファー、ベヒシュタインには
それぞれの設計があり、
それぞれの魅力的な音色があります。


いつしか他のメーカーも
このスタンウェイモデルの設計をもとに
それぞれのメーカーで
工夫を凝らしていくことになります。

ヤマハも河合もそうですが、
それぞれ良いピアノを作っていて
世界的コンクールなどでも
選ばれるピアノになっています。



ベーゼンドルファーはオーストリアの
ウイーンのメーカーです。
リストはあの超絶技巧を駆使した演奏をするために、
色々と注文が多かったと言われていますが、
そんな弾き手を満足させるために様々な工夫をし、
また演奏家の支援なども行っていたようです。リストの他にも、ブラームス、ヨハン・シュトラウス、
ブゾーニなど偉大な作曲家、演奏家に
愛された楽器です。
音の伸びが良く、奥深い味わいのある音色はウィンナートーンと呼ばれる
特徴的なものとなっていきます。
低音の響きを良くするために、
通常88鍵のピアノですが、
92鍵、97鍵のものもあります。
(白鍵の部分も黒い鍵盤があります)
丁寧な手仕事で有名ですが、
創業180年で5万台弱制作と、
大量生産の工場で作られたものとは
大きく違っています。(ヤマハは100年で600万台)
音にこだわり、品質にこだわる姿勢は、
経営を圧迫していきます。

現在は日本のヤマハに吸収されて、
経営が立ち直ったと言われています。
素晴らしい名器がなくなることなく
存在しているのは、ヤマハのおかげです。
ヤマハは、ヤマハのピアノを作ると同時に、ベーゼンドルファーも販売しています。

ベヒシュタインは、ドイツ、ベルリンのピアノです。
こちらもリストのお気に入りで、
終生愛用していたと言われています。
私の個人的な感想では、
このピアノは、とても細かい表現に対して
非常に反応が良く、ウィットに富んだ、
魅惑的な音が出せます。
1000人以上入る大ホールより、
もう少し規模の小さな会場で、
お客様のひとりひとりに語りかけるような、
密やかな、そして親密な音楽の
やり取りができる楽器のように思います。
ベヒシュタインは、第二次世界大戦前までは、世界中のコンサートホールに常設されていた
楽器だったようです。
ベヒシュタインは、響鳴板と側板とが、
他のピアノとは違っていて、
その特徴的な設計により
美しい音色を作っていると言われています。
ドビュッシーは、
ピアノ曲はベヒシュタインのためにだけ
作曲されるべきだとまで言っています。


次回は世界三大ピアノ以外の魅力的なピアノについてすこし書きたいと思います。




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歌とピアノの音物語

2020-02-15 11:46:00 | ピアノ教室
4月のお話ピアノコンサートのチラシが届きました。



音楽の好きな人はもちろん、絵画の好きな人、物語や詩を読むのが好きな人もお楽しみ頂ける楽しいコンサートです。

春の日曜日。午後のひと時を、こんなコンサートに出かけてみませんか?

皆様のお越しをお待ちしております。

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調律

2020-02-13 13:04:00 | ピアノ教室
本日午前中はピアノ調律。
今年の冬は例年より雑音が混じることもあまりなく、
今回は珍しく気になったことは音程のみ。
若干狂ってきていて気になる→
少し経つと落ち着く→
また狂う→落ち着く
と全体がちょっとずつ狂っていくのですが、
今回は今まさに狂ってきたことがよくわかる状態。。

あ、でも生徒ちゃんたちはわかるかなぁ…

調律したての直後とかも気になることあります。

調律が終わり、調律師さんとお話しながら
ピアノに触ってみる時と、
お帰りになった後で本格的に弾いてみた時、
午後のレッスンが終わって、夜自分の練習をする時、

あれ?って思う事があります。

音程が狂うと言うほどの差ではないのです。
それぞれ違って聴こえます。
落ち着くのに時間がかかるのでしょうか…

オクターヴ弾いた時、うーん、と思うことも。
でも2オクターヴで合わせてみても、
ドレミはちゃんと合ってる。

本当に微妙なズレとか?

ピアノは弦を大きな力で張り
フェルトのハンマーで叩いて、
振動で音を出しています。
当然少しずつ緩んでいくわけで、
その際の反発を計算の上で
調律してくれているようで、
後々のために上乗せされた分を
私は聴き取ってしまうことがあるようです。

調律師さんとお話しながら弾いていて、
あれ?ここは?
と言ったりして、きっとやりにくいだろうなぁ…

でもとにかく誠実にお仕事してくれる方で、
調律だけでなく、調整もしっかりしてくれるので、
ピアノの本来の音はしっかり保てます。

調律後のピアノを弾いていると、
それまでの状態がよくこれで弾いていたなぁ
なんて思うほど。

ピアノの音を聴いていると、
音楽の彩りが豊かになって
膨らんでいくような感じ…
想像を掻き立てるような、
世界が広がるような音色を
胸いっぱいに吸い込むと、
本当に幸せな気持ちになります。

今日は、よく鳴っていた音を、
時にうるさいくらいだったのを
調整されたのかな?

調律師さんがお帰りになった後、
あれこれ弾いてみて
最初はあれ、鳴らなくなった。
でもきれいな音。
鳴り方が変わったので、
聴き取りやすくなった部分の練習メニューを
考えたりしながら弾き続けたら、
だんだん鳴ってきたり…
弾いていくうちにも変わっていきます。
まさに生き物❣️

ピアノって弾かないと鳴りが悪くなります。

色々な会場で伴奏合わせをする時も、
最初はなかなか音が鳴らないピアノが、
終わる頃には見違えるくらいよく鳴り出して、
音が良くなった頃に終了なんてことも(笑)

もっと歌いたそうなピアノを
時間が来てやめるのはもったいないし、
なんかもっともっと声を出させてあげたい
なんて気持ちになります。

消耗品なので、
使えば痛むところも出てくるけれど、
かといって大事に飾っておくだけでは
やっぱり良い音は出てこない…

木は呼吸してますから、
やっぱり蓋を開けて弾いてあげなくちゃね。

生きたピアノを生き生きと歌わせるように
ピアノを弾くのはとても気持ちがいいです。

みんなにもそれを体感してほしいなぁ…

幸せなひと時です🎹✨

本日午後のレッスンでは、
さっそくお試し頂けますね。

良い音は良い耳も育てます👂

レッスン室のピアノのお話はまた後日改めて。

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