no music no lifeかもしれない日々

素人による音楽的感想を目的とするRAG FAIR中心ブログ

オクリモノツアーDVD

2007-05-01 20:48:16 | RAG FAIR曲感想

一言で言うと、DVDは聴くものではなくて見るものですね。
当たり前ですといわれると当たり前なんですけど。
まぁオクリモノツアーはもともと歌じゃなくてパフォーマンスのイメージが強いですから、ましてDVDになったらそりゃそうなんでしょうね。
うん、そんなかんじ。



・What do I sing?
この曲はどの公演もあんま良くないイメージだったなー。
なんでしょうね、ちゃんとCDの音を楽譜に直して、それを移調したら実は合ってるのかもしれませんけど、そこまで考えてませんので単に「・・・あれ?」感があります。
私の音感の面倒なところは、移調されたら頭の中で楽譜を書き換えないと音がわからなくなるところですね。


・Do it!
洋輔さんが最近歌詞を間違えることが増えた。
誰の影響だそれ。


・あさってはSunday
あのセットはもうちょっと高いイメージだったな。


・to shy shy 僕
歌はまぁともかく、この曲はよくわからない動きをしながら歌う礼央さんが可愛い。
「君が大好きです」の直前ににやりっと笑う礼央さんの顔がいいですね。


・MC
洋輔さんがあからさまに礼央さんに助けを求めたねー。わー。
最近、礼央さんのMCのわけのわからなさつながりのなさ無茶振り感が洋輔さんに伝染してる気がします。
・・・前からか?
追加の日は特別MCがわけわからんかったというイメージありましたけどねー。
このMCは安心して聞けない(苦笑)


・メロス
この加藤さんの横顔と照明の感じ上手いなー!
カメラさんグッジョブ。

この曲、歌詞そのものはあまりロックっぽくなくて「メロス」感はないんですけどねー。
だって「いつかたどりつくはず」なんて言ってる場合じゃないよ、3日後の日没までにたどりつかなかったらセリヌンティウスが死ぬの!!
対してライブの加藤さんにはセリヌンティウス死んじゃう感があります。
この照明の感じはセリヌンティウス死んじゃう感というよりは、ロマンにあふれて走るメロスっていう感じですかね。
日没のイメージとも重なる。

まぁあれですかね、メロスという物語の捕らえ方にもよるんでしょうな。
セリヌンティウスが死ぬということを現実的に受け止めるのはものすごく女性的なとらえ方なのかもしれません。
太宰治というひとがものすごく自己陶酔的で男性的なひとなので、現実を見るよりはロマンの物語ととらえる見方もありなんですかね。
現実的にセリヌンティウスが死ぬことを見据える人がそんな何回も心中事件起こしませんって、あのひと何人女殺してんだ(素)
や、そんなメロス解釈の話はともかくとして、加藤さんの悲壮感が照明によって中和されていて、良い感じです。

加納さんのトップがやっぱりものすごくきれい。
加藤さんをまっすぐにみつめていると思われる健ちゃんがめちゃめちゃかっこいい。
キーボードの最後の音が鳴る瞬間にいっせいにマイクを離すのがかっこいい。


・Old Fashioned Love Song
CIRCLEツアーDVDと武道館DVDとオクリモノツアーDVDを見比べると、礼央さんの変化にびっくりするでしょうね。


・君盾
加藤さんがメロスを引きずってる。


・パッティングLOVE
健ちゃんリード部分、生との差がほんと激しいですね。
あーもったいない。
確かに追加の日の健ちゃんリードはいつもみたいな迫力はないなーと思ってたんですけど、ここまでじゃなかった。
生で聴くとあんなに圧倒されるのに、DVDになるとなんでこんなにも落ちるんでしょう。
ライブの健ちゃんは絶対こんなもんじゃねぇ!
CDではもっともコーラスが立っていたこの曲をDVDで聴くとコーラスは・・・・・・ってかんじですけど、ライブではそんなイメージなかったっていうことは私がいかに聴いてなかったかということですわな。
まぁこの曲はパフォーマンスの曲ですし。

2番Aメロのコーラス隊はラグレンジャー2007

あんたも決めちゃいなさいシリーズ
こういうことやるRAG FAIR大好き。
洋輔さん「・・・田中・・・!」
表情でものすごい細かい小芝居をしているのがおもしろすぎる。
んで思いっきり加納さんに飛び蹴りくらってるのもおもしろすぎる。


・RIDE ON


・恋マレ
この走って飛び出してくるのはテンション上がる。
飛び出してきたときの客席のテンションを再現できるような映し方ってないのかなー。
当たり前なんですけどDVDではライブの見え方と全く違うのが面白いですね。

・・・ていうか、

「洋ちゃん」て。

にっ、似合わねー!!


・DREAM MAKER
映ってない洋輔さんの大ジャンプ
加納さん、あれは「かっこいい」ではなく礼央さんが言ってた「面白い」が正解だと思います(素)
「どりーーむめいかー」の前に入る「うぉぉぉー」が好き(笑)
健ちゃんてほんと凄いなーこれはまじで鳥肌たったなー。
あの小さいイメージのある身体を全部使って歌う彼が素敵です。


・夏の大三角
洋輔さんの上体の揺れ方が気になる。
洋輔さんがこんな目をして歌っているのは初めて見た気がして、目をじっくり見たいんですけど上体がやたら動くのであんまり見られないんですよね。

DVD化するときの音バランス調整が凄いというべきか、ライブでの音量バランス調整が難しいんだろうというべきか、ライブであれだけ光田さんに食われたイメージがあったのが、気にならなくなりました。


・幾億
間奏終わりから間があって照明が切り替わるこの演出は神。
花火のSEが入ったということは、半音下げたこの調は秋冬バージョンだというわけでもないんでしょうか。


・空がきれい
各所で評判が良い空がきれい、これはほんと良い。
オルゴールのイントロとコーラスがものすごく評判良いんですが、もちろんここも好きなんですが、私はそのコーラスが終わった後のピアノの「ちゃっちゃっちゃっちゃー」っていうイントロが大好きです。
ところでオルゴールイントロの最後の「ラ」の音が、明らかに低く聴こえるんですけど、私の耳はちょっとおかしいんだろうか。
機械のキーボードの音程が狂うわけないと思うんですが。
絶対音感ある人どっかに落ちてないかな・・・って絶対音感つっても人それぞれちょっとずつ違う音感持ってるんで、絶対音感がある人がみんな同じに聴こえているわけではないからなんとも言えないんですけど。
しかし後半おもしろいくらい走るなー(苦笑)


・MC
関係者こんなにはっきりくっきり映して大丈夫なのか(苦笑)


・ラブフリ
こんなバックトラックが入ってたなんて全く気づきませんでした。
え、ほんとにこんなの入ってました?


・メンバー紹介
新年バージョンなのか、7割デイトリッパーが琴の音になってますね。
加納さんが紹介された後、音にあわせて手を広げてお辞儀をするのがめちゃめちゃかっこいい。
「ほんと親受けの良い人たちばっかりです」
わははは、ほんとですよね。
洋輔さん「嫌な流れだなこれ」(爆笑)
自分の五七五を言った後に歌いながら笑っちゃう洋輔さんがちょっと可愛い。
礼央さんの今年の目標に客がめっちゃ引きましたね。わはは。
その直後に思いっきり首をかしげているお客さんが映ってるんですけど、あの方ちょっとかわいそう・・・・・・(苦笑)


・ハレルヤ
「ずっきー」「ぐっさー」のところ、礼央さんと洋輔さんあんなふうに交差してたのか・・・
礼央さんの動きが変(笑)


・☆♪
「新年があけましておめでとうございます」「いのししの鼻はなんで短いの」
・・・・・・・・・・・・つらい。
いったい何をしようとしたんだ礼央さん。
やることもなくてどうしようもなく見てるコーラスのメンバーが一番かわいそう。
しかしこれは生で一緒に手拍子してこその曲だなー。


・HANA
この曲はいつも特に感想がない。
ライブ終盤に絶対欲しい曲ですけど。
それがRAG FAIRのコンスタントなのかもしれませんねぇ。


テンションぶっ飛びリーダー。
なんか心配。
礼央さんに「・・・どうした?」って様子を窺われてることが末期。


・Song for you
ライブよりDVDのほうが印象が良い稀有な例です。
こんなになんとかなってましたっけか。
いつもだったら、ライブ感に誤魔化されてるライブのほうが良くて、DVDでがっかりすることが多いんですけど。
記憶の中の歌よりずっと良い。

まぁなー。
オクリモノツアーは正直、私がRAG FAIRに関していちばん落ちたツアーなので今でもかなり複雑ですけど、たぶん歌を良いと思えなかったという点に関して私の意見が変わることはないのでしょうがないですけど、それでもだいぶ落ち着いて見られるようになってよかったです。



ドキュメント映像
・気合い入れで加藤さんの袖を引っ張る健ちゃん、引っ張られてよろける加藤さん、それに苦笑する健ちゃん
・なんだこれ・・・
・二日前までメンバー紹介はいつもと同じ予定だったのね
・本気で加納さんのわき腹を狙う加藤さんと健ちゃん
・加藤さんがひげそってる
・歌詞歌詞歌詞歌詞って
・どうでもいいんですけど「かし」って法律関係者が聞いて一番に思い浮かべる漢字は「瑕疵」なんですよ。欠陥とか傷っていう意味です(苦笑)
・礼央さんの歌詞間違い→瑕疵(連想ゲーム)
・こないだからあの女性のメイクさんが純子さんに見える
・オトシモノツアー
・オクレモノツアー
・オトシマエツアー
・健ちゃんが言い出して礼央さんが自分も言わなあかんって焦った(笑)
・加藤さんによる洋輔さんの良い話ぶちこわし
・言われて笑ってる加藤さんの笑顔に妙に魅かれた
・あんな顔して無防備に笑ってるのなかなか見られない
・メンバーの仲の良さが表れててうるっときた
・「終わりはスタートの始まりみたいな」
・「どゆこと?」
・突っ込み早っ
・「泥棒は嘘の始まりみたいな」
・「それはわかる」
・いやわからねぇよ
・良いスタート=イースター島=モアイ像
・これが頭の中でつながるまでに3分くらいかかった


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4 コメント

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絶対音感。 (Spice of Life)
2007-05-02 13:58:18
一昨日、初めて買ったDSのソフトが「絶対音感」でした。
面白くもあり、イラッとも来るソフトです(長くなるので今度改めます)。

昨日、やっと開封してオクリモノDVD見始めました。
新鮮・楽しさに加えていろんな思いが混じった複雑な感じでした。
ちょっと美波さんが言い当ててくれててホッとしました。

そのうち書きますね!
返信する
>Spice of Lifeさん (つばき美波@管理人)
2007-05-03 03:04:15
おっ、DSデビューですか?
ちなみに私はDSデビューの予定はありません(笑)

複雑な感じを私がちょっと言い当ててしまったというと、
何が出てくるのか怖いですねそれは(苦笑)
ああでもちょっと安心しました私も。
「ヲタは何も感じないのか?」と思われるのが怖かったりするので…。
ぜひ忌憚のないご意見を聞かせてくださいませ!
返信する
なにより恐ろしいのは、 (崗里ちれ)
2007-05-03 19:46:29
攻撃よりも無視です。
というわけで、そういう意図があってのことか、単に忘れてしまわれただけなのか、まったくコメントがない1曲が非常に痛々しいのは気のせいでしょうか(笑)
あれって、音が合ってるのか外れてるのか分からないんですよね…もともと変わった曲ですし…どうなのか…。

RAGがTAKE6さまみたいになったら悩むことないのに、と夢みている今日この頃です。
返信する
>崗里ちれさん (つばき美波@管理人)
2007-05-04 02:21:09
RIDE ONですか?
ええとですねぇ、私の場合はダメだったら必ず攻撃するし、心地よく聞けた曲でも良い意味にしろ悪い意味にしろ引っ掛かりがなければ感想に困ることが多いので、無視が恐ろしいとも一概には…(笑)
ああ、まぁ引っ掛かりがないという点に関して、
ダメで印象に残るより悪いという評価もありえましょうが。

んっと、RIDE ONは良いとも悪いとも言えない感じです。
音程の問題というよりも、6人の声が共鳴しあっていなくて、和音になってないんですよね。
それがあの混沌っぷりを助長してかっこいいという評価もありえる気もします。
しかしもとが訳のわからない曲ではありますがCDではコーラスとして和音を聞かせてはいたわけで、そこを聞かせられていないととらえると評価は下がるでしょう。

礼央さんや加藤さんは特に硬質の声ですし、響きあいにくいというのはあると思います。
硬質の声を出さなければあの曲のあのかっこよさは出ないのでしょうし。
CDであれだけ共鳴した和音が聞けているのは、エンジニアさんのグッジョブのおかげ、という可能性もあります。
とすれば、ライブで披露する曲としてはあれが完成形なのかもしれない。
ただ、12月のNHKホールのほうが追加よりずっと良かった印象はあるんですよね。

そんなわけで、感想を書きあぐねて投げました、というのが事の真相です(苦笑)

TAKE 6のコーラスはCDのRIDE ONに近いので、じゃぁそのスタジオレコ並みのクオリティをライブでできるTAKE 6は何なのかというと神としか言いようがないというか。
TAKE 6とRAG FAIRの条件的な違いとして、RAG FAIRはもともと声質がバラバラだということがあって、だから彼らは音程が合っていてもそれほどきれいなコーラスにはなりませんが、私としてはそこが魅力だと思ってるんですけど。
まあそれにしたって悩みは尽きませんよね(笑)

長くなってすみません、
RIDE ONについて感想を書こうとしたらこれだけかかるぜ、ということです。
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