ブリヂストンA工場で働いて、私が見たもの、私がしたこと、私に起きたことを発信します。

うつ病に効く音楽

2019-05-26 | 症状とともに生活する

 うつを悪化させない鑑賞物 うつを悪化させない鑑賞物②では、当事者として自分で選んだ曲を挙げました。

私はトラウマ(PTSD)、フラッシュバックの症状があり、ブリヂストン時代とリンクしている曲は

それだけでフラッシュバックを起こしますので、それらは私個人には悪化させる曲、回避すべき曲となります。

一般的にうつ病に対処する音楽として挙げられているものを、ここに記録します。 追って更新します。

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人間の身心は、2つの自律神経をそれぞれバランスよく自然に切り替えて生活している。

交感神経:「闘争あるいは逃走の神経」ともたとえられ、日中に優位に活動する緊張モードの神経

副交感神経:「休息の神経」ともいわれ、夜間に優位に活動するリラックスモードの神経

      心身の緊張を解いてリラックスする 心を落ち着かせる 心身を和ませ安静モードにもっていく


どちらか一方が活動すると、もう一方は抑制されることによってバランスを取っている。

ストレス、不安などで気持ちが高ぶっているとこの切り替えがうまくできなくなる

精神的ストレスは、副交感神経を抑え、交感神経を優位にさせる

パソコンなどの電子機器の使用、刺激的な映像、カフェインの取り過ぎも交感神経を刺激する

また、加齢により交感神経優位となる。それを変えるため、副交感神経を刺激しバランスさせることが大事である

自律神経をバランスさせるには、自然に触れる森林セラピーや適度な運動、呼吸法など多様な方法がある。

 

その中で気軽に副交感神経を刺激できるのが音楽療法である。

副交感神経を刺激する音域があり、それを多く含んでいるのがモーツァルトの曲である。特にいいのが

バイオリン協奏曲 4番ニ長調 K218 や 5番イ長調 K219

バッハのG線上のアリア、中国の二胡の曲なども高い効果がある。

 

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左脳を休めるため、歌詞がない曲
がよい

クラシック音楽を聴くと右脳が刺激されるかわりに左脳が休まる

不眠の症状にはモーツァルトの曲がよい

夜に副交感神経が優位にならないと寝つきが悪くなる

モーツァルトの 弦楽四重奏曲 第17番 K.458 第2楽章 

        バイオリン協奏曲 第4番 K.218 第3楽章   副交感神経を刺激する4KHz付近の高周波が多く含まれている

ラフマニノフ/ピアノ協奏曲 第2番 op.18 第1楽章

ドヴォルザーク/チェロ協奏曲 第1番 第1楽章

憂鬱な気分の時にいきなり明るい雰囲気の曲を聴くことは効果的ではない。曲の雰囲気が気持ちと合っていないと逆にストレスを感じる


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古典的な音楽療法 (Edward Podolsky(ed.) “Music Thrapy” 1954) エドワード・ポドルスキーの音楽処方曲目リスト 

以下、体感音響研究所のHPより抜粋

選曲にあたって重要なのは「同質の原理」であるといわれている。―(中略。下記と重複)ー

従って選曲は、その時の気分に合った、好きな曲を聴くのが基本になるといえよう。

同質の原理

 患者の気分や精神テンポに合った音楽を使用する。例えば、患者が憂鬱な状態であったなら、まず憂鬱な音楽をかける。それから段々だんだんと明るい方にもっていくようにする。憂鬱だから元気にしようとして、いきなり明るい曲を聴かせるのは良くない。
 アルトシューラー博士は同質の原理(患者の気分や精神テンポに合った音楽を使用する方法)の適用は、音楽に対する精神病患者の反応を促進させるのに有効であることを見いだした。うつ病の患者はアンダンテ(ゆっくりした)のテンポに刺激され易く、躁病の患者はアレグロ(速い)のテンポに刺激され易い。

 

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