ブリヂストンA工場で働いて、私が見たもの、私がしたこと、私に起きたことを発信します。

美しく青きドナウから始まった

2019-07-05 | 音楽

私がクラシックを好きになったのは、保育園の頃のお昼寝の時間に

「美しく青きドナウ」が流れていたからだと思います。

保育園という全然馴染めない場所で、その時間だけは心底穏やかでいられました。

 

マリーの「金婚式」も、起きてる時間に流れていたのを憶えています。

廊下に、棺桶の中から出てくる骸骨などの、西洋のお化けの写真が載ったポスターが貼ってあって、

私はそれを見ながら聴いていたので、この曲と西洋のお化け館はリンクしています。

この曲は、ヴァイオリンによる単純で大衆的なメロディですが、ピアノ伴奏の動きがいいです。

La Cinquantaine - Gabriel Marie. Cello(チェロ版の方がいいかも。うら哀しい感じです)
Fritz & Hugo Kreisler -La Cinquantaine (これは濃いです)

 

小学校や中学校でも掃除の時間に「子犬のワルツ」やベートーベンの「春」、ドビュッシーの「アラベスク」

などが流れていたのを、どんな演奏だったかまではっきりと憶えています。

 

このように、子どもの頃(特に保育園は最重要)での音楽体験は、子どものその後に絶大な影響を及ぼしますので、

是非、いい音楽(クラシック)を流して聴かせることを心からお勧めします。

 

回避行動による出会いに書いた、私の中の最高のドナウ盤は、これです。

美しく青きドナウ/シュトラウス・ワルツ集 ヨハン・シュトラウスⅡ世
ウィーン・フォルクスオーバー管弦楽団
フランツ・バウアー=トイスルの指揮 (オーストリア人)
原盤/フィリップス・クラシックス 1983年録音 CD制作1988年か

動画を随分探してみましたが見当たりませんでした。この盤を聴くと、緑濃きドナウ河が迫って見えます。
色々聴いてみて、これを超える盤にまだ出会ったことがないです。昔から家にあったもので、愛着もあるのかも知れません。

 

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森に囲まれた河が好きなのは、うちの近所にそれがあるからです。

そこだけは、九州ではなく西洋の情景に見えて昔からお気に入りの場所です。

あのシャンデリアの粒も、そこの近くで拾ったんです。(参照:誰にみせるでもなく美しいもの


 

 

スメタナの「我が祖国」の第2章「モルダウ」も好きです。 Smetana - Die Moldau/ Karajan 

こういう音楽は、現代には生まれないように思います。斉藤和義が歌ってるのもいいです。

合唱でも歌いました。平井多美子の作詞版です。

 

ボヘミアの川よ モルダウよ
過ぎし日のごと 今もなお
水清く青き モルダウよ
わが故郷を 流れ行く
若人さざめく その岸辺
緑濃き丘に 年ふりし
古城は 立ち
若き群れを 守りたり
ボヘミアの川よ モルダウよ
わが故郷を 流れ行く

やさしき流れ モルダウよ
光り満ち
わが心にも 常に響き
永久(とわ)の平和を なれは歌(うと)
たたえよ 故郷の流れ モルダウ

 

      


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