goo blog サービス終了のお知らせ 

英国の生活 ~ケンブリッジ~

日々気づいたこと、感じたこと等、気ままに書こうと思います。

移りゆく季節

2006-08-29 | 季節、気候


今月も残りわずか。
ケンブリッジは、すっかり秋めいています。
木々の葉は、ほんの少し黄色く色づいていたり、
木にぶら下がっているリンゴは、薄っすらと赤く色づき、
吹く風は心地よく…。

暑くもなく、寒くもなく、
でも、
少しだけひんやりとした心地よい風に触れていると
リラックスできるから感性が研ぎ澄まされます。

いつまで?

2006-08-20 | 季節、気候


最近の英国は、毎日雨が降ったり止んだりしています。
季節の変わり目、ということでしょうか。

日暮れは、午後8時30分ごろ。
服装は、長袖。
陽射しも和らぎ、すっかり秋らしい気候になってきました。
少し肌寒い。

風に季節の推移を感じられますが、
“見ごろ”ではないものの、
6月ごろから咲き始めたバラが
まだまだ健在。
芳しい香りも放っております。


連日のように
「いつまでケンブリッジにいるの?」
と聞いたり聞かれたり…。
今のこの、別れの季節に彩りを添えてくれるバラ。
もう少し、咲いていてね。

今の時期って…

2006-07-25 | 季節、気候


日暮れの時間が少しずつ早くなってきました。
夜9時は、まだ明るいのですが、
太陽が沈む位置も少しずつ移動しています。

秋が近づいているのですね。
季節と同じく、ケンブリッジの人も“移り変わる”のが今の時期。
一年の滞在でここに来ている人、
一時帰国する人、卒業して母国へ帰る人
引越しする人も多いのです。

一年は、長く、短い。


今日は、テニスをして、その後にパブで夕食。
一緒にいたSがポツリと一言
「一年が過ぎたね」と。

私たちと同じように、一年前からケンブリッジに住み始めたS。


私たちは、来月末に引越し。
そう。一年が過ぎた。

空から降ってきた船

2006-07-22 | 季節、気候


強い風。まるで大型の台風のよう。
全開にしていた部屋の窓を急いで閉め、しばらく外を眺めていたら、
空から何か降ってきた。

窓辺に置いていた模型の船が、強風に煽られて落下した模様。
あらら…。
3階か4階のどこかの住人の所有物。

次第に大粒の雨も降り、まるで嵐。


しばらく雨が降り続いた後、雨も風も止みました。
そうしたら、
上の方から
“Oh, Shit.Shit………shit…………”
(あぁ 何てひどい  うぅぅひどいぃ )

少々ボリュームのある声で、心の底から悲嘆にくれた声が聞こえてきました。
その声の様子からは、相当大切にしていた“船”ということが感じられました。


自動車やバスのような乗り物が大好きな男の子が、
その模型(おもちゃ)を「ブーブー」とか言いながら
夢中になって動かしている…
そんな姿と連鎖しました。


きっと、その“船”には、所有者の創造が詰まっていたことでしょう。

私も、“船”から創造を得られた気がします。 ありがとう。

アツ~イ

2006-07-17 | 季節、気候


暑い。

家にはクーラーもないし、扇風機もない。
でも、陽が沈んだ後は、涼しくなるのです。

英国の家庭には、ほとんどクーラーがないそうです。

英国の夏は、カラリとした暑さ。
じっとりとした蒸し暑さとは、程遠い。
汗かきの私でさえも、ほとんど汗は流れない。
それだけでも、快適な夏。
ですが、
やっぱり、暑い。
陽射しがジリジリ。
肌が焦げます。
腕時計の跡もしっかり残ります。

写真はケム川のパンティング。
時々、雨傘を日傘代わりにしている
観光客を見かけるようになりました。

7月7日

2006-07-08 | 季節、気候


7月7日は七夕でした。
写真は、帰国されていたMさんからのお土産。

ロンドンのピカデリーには、“源 吉兆庵”がありますが、
なかなか買いに行く機会がありません。

和菓子は、美味しいだけでなく、
季節を感じられるのが嬉しい。

いただいたものは、見ての通り七夕のお菓子。
願い事を書いた短冊を笹の葉に結ぶ。
写真左側には、三色の星。
右側の星に見立てた金平糖の上には
ハート型の落雁も。
この落雁からは、織姫と彦星を連想させるのか…。

龍安寺の石庭を眺めているような心地でした。

Mさん、ありがとうございます☆

空模様

2006-06-30 | 季節、気候


今日の夕焼け。
午後9時ごろの写真です。

夕焼けは四季を通して美しいですが、
冬季の方が、
様々な色彩のグラデーションが楽しめたかな…。

明日から7月。
冬が終わり、日照時間が長くなってからの日々の速度は
3倍増になった心地。
せっかちになっているのか、
それとも、太陽の恵みが嬉しくて
時間が早く過ぎるように感じているのか…。

ジリジリ

2006-06-22 | 季節、気候


肌の色が変色していく…。
最近の日差しは強烈。
まずは太陽光が肌の水分を飛ばし、
カラカラになったところを焦がしていく。
そんな感じです。

時々、日焼け止めクリームを道端で塗っている人を見かけますが、
男女問わず肌の露出が多い服装の人、多数。

日照時間の短い英国の冬。
太陽光を今のうちに浴びよう
という意識が強いのでしょうか。

別れの季節

2006-06-19 | 季節、気候


最近は、
「ケンブリッジを離れるのはいつ?」
と聞いたり聞かれたり。

一年の留学を終えて帰国された人、
近々帰国される人も多いのです。

今は日暮れも遅く、気候も良いため
帰国前に皆でバーベキューを…
ということも。

別れを目前に、もちろん寂しさはありますが、
長く寒く、薄暗い冬を終えた今、
外へ出ようというアクティブさ漂う英国。

この季節の別れは、晴天の空のようにカラリとした
爽やかさを約束してくれる気がします。

日光浴

2006-06-08 | 季節、気候


日差しが強く、紫外線が気になる今日この頃。
天気予報では、ウェールズとスコットランド地方へ
「紫外線注意!」を呼びかけています。

ケンブリッジも最近は、毎日眩しく、強い日差し。
帽子を被っている人はいても、
日傘を使っている人は見たことがない…。
それどころか、まるでビーチサイドにいるような格好で
芝生の上で昼寝をしていたり
フリスビーをしていたり。

木陰を探している人よりも
日向を選んでいる人の方が目立っています。

日照時間が短い冬季のために「陽」を体内に蓄えているのでしょうか。
「太陽さん、ありがとう」という意識なのでしょうか、ね。