典型的な英国のお天気 2006-05-29 | 季節、気候 一日に何回雨が降ったのか…思い出すのも大変。 山の天気のように変わりやすい 最近の英国の天気。 天気予報は当てになりませんが、雲の推移を見ていると 「あぁ、またかぁ…」 という気持ちになります。 そして、1時間後の天気予報を見ると 見事に雲の流れが変わっていることは、よくあること。 雨が降っても、少し雨宿りをしていれば、止む。 「少しあの木の下で雨が止むのを待ちましょう」 という気持ちにもなるのです。
コート替え 2006-04-24 | 季節、気候 ひんやりとした風の中にも なまぬるさを感じられるようになりました。 冬用の暖かいフード付きの防水コートから 春用のものへとコート替え。 今は季節の変わり目、そして英国らしい天候続き。 短時間で止む雨が突然降ることも多いため、 結局いつも着ているのは、登山用のレインコートです。 このレインコート、雨が多いと言われている “屋久島用”に購入したものですが、その時は役に立たず…。 滞在中の4日間は毎日晴天だったのです。 雨に降られず、嬉しかったような、 でも、新しいレインコートを着る機会がなくて残念だったような…。 その後、日本では箪笥の奥に眠ったままで、 引き出しを開けてコートに目が留まる度に あららぁ… と思っていたのですが、 それが今は、毎日のように活躍中。 登山はしていませんが、 雑音がするマウンテンバイクに乗って ノロノロと走っております。
痛そうな雹(ヒョウ) 2006-04-18 | 季節、気候 テレビもラジオもつけず、家で静かに過ごしていると 外の音が心地よく聞こえてきます。 鳥の声や遠くの方の車の音…など。 昨日もそんな風に過ごしていたら、 身近なところで鉄の板に小石を投げているような音が聞こえてきました。 聞き慣れない音。 外を見たら、ベランダの手すりに 米粒ほどの小さな白い氷の塊が落ちていました。 雹ですね。 さらに、窓の外を覗いてみたら ウィンドブレーカーのようなものを着た男性が フードを被って雹の中を歩いていました。 間もなく雨に変わりましたが、 あの粒が体に当たったら痛そうです。 最近、時々雹は降りますが、珍しいので ちょっとウキウキしてしまいます。 昨日の雹も、ウキウキする程度で済みました。 ほんの数分間降っただけ。 これがしばらく降り続いたら大変ですね。 人のみならず、動物や植物も…。
変わり目 2006-04-15 | 季節、気候 花々が咲き誇り、プクリと指先ほどの若草色の新芽も 木々の枝先に見られるようになりました。 最近のお天気は木々の葉の生長に相応しい。 雨が降った後は太陽が光を注ぎ、 しばらくすると またポツリポツリと水が注がれているのです。 季節の変わり目。 そして、 いつも目にしている景色には 日増しにグリーンが目立ってきています。 植物だけではなく、 子ウサギやアヒルの子など 動物たちも新しい命が誕生しているよう。 自然のサイクルを実感している今日この頃です。
ピーターハウスの裏庭 2006-04-09 | 季節、気候 ケンブリッジの最も古いカレッジの一つ、 ピーターハウス(Peterhouse)の裏庭は 今、水仙が満開。 もしかしたら、この裏庭、穴場なのかも…。 私たち以外に今日は誰もいませんでした。
一週間 2006-04-03 | 季節、気候 一昨日、一週間ぶりにケンブリッジに帰ってきたら 見違えるほどに景色が様変わりしていました。 一気に花々が開花♪ 水仙、アヤメ、桜、杏、レンギョウ…。 わずか一週間でずいぶんと変化があるものです。 植物の成長は早く、そして儚く…。 今は最も美しい季節。 この時期のケンブリッジを隅々まで堪能したいものです。 早速、今日はデジカメを持ち歩き、シティーセンターからの帰り道は 寄り道したり、来た道を戻って小道を通ってみたり。 さて、明日はどの道を通ろうか…。
冬眠明け 2006-03-24 | 季節、気候 この時期、日本では卒業式や送別会のシーズン。 こちらは、スプリングクリーニング(Spring-Cleaning)、春の大掃除の時期。 「スプリングクリーニングで古い本やクローゼットの整理をしている」 という会話をよく耳にします。 英国人は年末に大掃除をしないため、この時期にするのね… くらいに思っていたのですが、 この時期は “冬眠明け” ようやく洞穴から外に出られる冬眠中のクマ(?) のような意味合いもあるような気がします。 この時期に母国へ帰国されてしまう方も多いのですが、 英国人は、そんな彼らに向けて 「これからが良い季節なのに!」 と、今帰国するなんて、信じられない!もったいない! とでも言わんばかりの調子。 まだまだ冬用コートが必要な英国ですが、 黄色い水仙も咲き始め、葉を落としていた木々の枝からは 萌黄色の芽が顔を覗かせています。
逆戻り 2006-02-26 | 季節、気候 やはり、ぽかぽか陽気はまだ先の模様。 天気予報によると火曜日には、また雪が降る。 小さく可憐な花々に季節の移り変わりを感じ、心が弾んでいたのに…。 今度は逆向きに移り変わっていくような気配。 冬→春→冬……… あたたかな気候になって欲しいのに、 おもちゃを欲しがる子こどもへ やんわりと 「また(今度)ね」 って諭されているかのようです。 おとなしく待つしかありません。
春、到来 2006-02-07 | 季節、気候 まだまだグレーの空、寒さの続いているケンブリッジですが、 芝生の緑色に加え、少しずつ“色”を目にする機会が増えてきました。 20日程前には、遠くからはもちろん、近くを歩いても気づかないくらいに ひっそりと数少なく咲いていたスノードロップ。 それが今は、 「春、到来」 とメッセージを掲げながらも控えめに可憐な花を咲かせています。 このスノードロップ、写真で見ると大きく見えますが 片手の平でも十分に隠れてしまうほどに小さな小さな植物。 春を見つけた喜びと、繊細なガラス細工を眺めているときのような感動を 与えてくれました。
スノードロップ 2006-01-20 | 季節、気候 今日は風が強く、寒かったものの久しぶり晴天。 青空はどんな気持ちの時でも清々しいものです。 今日も家からシティーセンターまでお散歩。 いつものルートを少し変え、クレアカレッジ(Clare College) を通り抜けてみました。 ケンブリッジに来たばかりのころ、このカレッジの庭の美しさに感激したことを思い出しながら…。 今は花も咲いていなければ、木々は葉を落としています。 緑が眩しい春に焦がれてみたり…。 そうはいっても、この冬の風景も自然の営みのひとつですね。 木々の緑を思い描きながら、歩き、足元に目を向けてみたら…。 小さな白い花がぽつんと咲いていることに気づきました。 スノードロップでした。 (こういう嬉しい発見の時に限って、カメラを持っていない私…) 寒い冬だと思っていたら、植物たちは春を確実に感じているようです。 これから暖かい季節に向かうにつれ、この辺りにはスノードロップや水仙の花々が咲き誇ることでしょう。