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英国の生活 ~ケンブリッジ~

日々気づいたこと、感じたこと等、気ままに書こうと思います。

発音

2006-01-21 | 語学
 ネイティブのような発音で英語を話す日本人の友人が羨ましかったのは、10代のころの私。

 その後、つたない英語でもガイコクジンと言葉を交わせること、心が通じ合うことに喜びを感じ、
 出身が英語圏以外の方々の英語に触れてみたら、発音は二の次になりました。
 
 ~カタール人の巻き舌がかった英語
 ~中国人の中国語のように早口の英語
 ~ロシア人のロシア訛り(?)の英語

 どのような発音でもエイゴはエイゴ。

 でも、美しい発音で話す人の言葉(音)には聞き入ってしまいます。
 これは英語に限ったことではありませんね…。
 
 一般的に女性は音感が良いのでしょうか。
 努力もされていると思いますが、
 こちらで知り合った日本人女性は、皆、
 「海外生活、長いんですか?」
 と聞きたくなるような発音で英語を話されています。

語学の習得

2005-12-13 | 語学
 外国語を話せるようになりたいけれど「私には無理、向いていない」とずっと思っていました。

 英国に暮らしている今は、「無理」とか「向いていない」と思うことはなくなりました。
 なぜなら、「そんなこと考えてられない!」から。

 そして、ある日、突然しゃべれるようになることも、聞き取れるようになることもない、ということを実感している今日このごろ。
 私に限ったことかもしれませんが…。

 先日、2歳の男の子の母である友人から届いたお手紙に
 「(息子が)2~3の単語を繋げて、伝えたいことを言葉で表現するようになった」
 と書かれていました。

 このお手紙を読みながら「これは、まさに私のことだわぁ」と思い、焦っても仕方がない…と改めて痛感したのでした。

(写真は、英国のクリスマスに欠かせないお菓子 mince pie:ミンスパイ)

目的や好きなこと

2005-12-06 | 語学

 英語のレッスンでは、スピーキングとライティング(エッセイ)を習っています。

 エッセイは、次に受講する Aura-Soma(カラーセラピー)のコースに必須のもの。

 エッセイを書くのは面倒だと感じることもありますが、自分の好きなことを表現できるのは楽しいものです。
 そして、何よりもありがたいことは、先生が Aura-Soma に興味をもってくれていること。エッセイのみならず、英語でコンサルテーションの練習もさせてもらっています。
 なかなか日本語のようにスムーズに言葉が続きませんが、伝えたいことがあると何とかして伝えようという気持ちになります。

 今のところ私が英語を習っている目的は、以下の2点。
 ・エッセイを書き上げること
 ・コンサルテーションを英語でできるようになること 

 かなりノロノロペースで進行していることですが、目的や好きなことがあると励みになります。

 また、Aura-Soma をやっていることが初対面の方との会話の突破口になったり、その後の会話が弾んだりするので、これは「やっていてよかったぁ」と思うことのひとつです。
 

先生のお宅で

2005-12-05 | 語学
 今日も英語のレッスンに行ってきました。

 毎回先生のお宅でレッスンを受けているメリットは、語学のみならず、英国人の生活も垣間見ることができることです。

 また、この先生のお宅では、B&B(Bed and Breakfast)もされているため、宿泊客の方(ほとんどの方が先生の知り合い)と顔を会わせることも。

 今日はオランダからのお客様がいらしていました。

 私が先生の家に到着したのは、彼らが丁度朝食を終えたとき。
 簡単に自己紹介をした後、レッスン開始時刻も忘れ、1時間程も皆でおしゃべりを楽しみました。


 “I'd better be going soon.”  そろそろ行かなきゃ。

 と言っても、すぐには席を立たないのがこちらの人の感覚のようです。
 しばし会話(けっこう長い会話)をした後、

 “I really must go.”  もう行かないと。

 と言って、立ち去る…。

「日本人は “I'd better be going soon.” と言ったらすぐに帰ってしまうから驚いた」

 と先生はおっしゃっていました。

 これも習慣の違い。なかなか興味深いことです。

英語の上達?

2005-11-26 | 語学
 
 こちらで生活を始め、5ヶ月目に突入。

 実のところ、英語が上達しているのかどうか、さっぱり分からないのです。

 「英会話の方はどお?上達した?」

 と聞かれることもしばしば。
 そして、私も日本人の方や、英語圏以外の国出身の方に同じ質問をしたり…。

 日本にいたころは、
 「英語がしゃべれるようになりたい」
 と漠然と思い、帰国子女の友人の流暢な英語を聞く度に
 「羨ましい…」
 と思っていました。

 職場にガイジンから電話がかかってくると、アタフタしていました。

 しかし、何もせず。
 勝手に自分に植え付けた “英語苦手!私はダメだわぁ” という意識が大きくなり過ぎていたようです。
 でも、英国で生活するからには“苦手”なんて言っていられません。

 そして、渡航…
 そういえば、不思議なことに、こちらに来てからは無意識の内に開き直ったのか、諦めたのか、何なのか…。

  私は英語が話せない
  仕方ない
  それが私

 と、投げやりな気もしますが…。
 そう思えるようになってから、何だか気がラクになりました。
 
 “ラク”っていうのは良いですね。
 
 「どうしても日本に帰りたい!!!」
 というようなホームシックにかかることなく、
 何とか今も、こちらで暮らしていられるのは、
 “ラク”という気持ちがあってこそ のような気がしている今日この頃です。

最初の会話

2005-11-23 | 語学

 ~初対面の人との会話~

 街角など、どこでも
  It's cold today, isn't it? 今日は寒いですね。

 スーパーなどで
  It's busy today, isn't it? 今日は混んでますね。

 こちらで生活をしていると、至る所で上記のような会話を耳にします。
 そうです、当たり障りのない会話です。

 何かの集まりにおいて自己紹介、又はお相手の名前を聞きたい場合にも、
まずは「お天気の話をする」とある英国人がおっしゃっていました。
 なんとなく日本人の感覚と似ているような気がします。

 そして、 
 Excuse me, do you have the time?  今何時ですか?

 「時間を尋ねる英語」は中学の時に習い、英語から離れて生活している人でも、なぜか覚えている表現だと思いますが…。
  
 これは、めったに使わない表現らしいです。
  
 それは、
 今の時代、周囲を見渡しても時計が見当たらないことはほとんどなく、自分の時計が突然止まることは稀だから。

 「時間を尋ねるのは、男性が女性に(女性が男性に)声をかけたいとき」

 に限定されているとか。

 なので、時間を知りたいという必要に迫られたときは、尋ねる人を慎重に選んだ方が良さそうですね。

 言われてみれば、私も時間を尋ねたことはありませんし、尋ねられたこともありません。  

アドレスブック

2005-11-10 | 語学
 「大きいサイズのアドレスブックを単語帳として使ったら?」

 英語の先生に言われ、買いに走りました。
 こちらで売られているアドレスブックの見出しは、「A~Z」。
 そうです、自分の辞書(単語帳)の作成には最適です。
 ところが、サイズは小さめの物が多く、中身は名前や住所、電話を書く欄が枠で囲まれていたり…。
 なかなか自分がイメージするものが見つからず、何軒かのお店を探し回りました。
 
 そして、ついに私が購入したのは、イタリアに本社がある『MOLESKINE』というメーカーのもの(日本でも手に入るはず)。ここのアドレスブックは、見出しがあるだけ。中身は普通のノートのため、使いやすいのです。

ようやく

2005-11-07 | 語学
 渡英して3ヶ月。ようやく、自分の居場所が心地よいものになってきたような気がします。
 そして、今日から英語のプライベートレッスンを開始。
 
 10月には、2度も先生にお会いして、私の要望を聞いていただきました。

 ケンブリッジには、多数の語学スクールがありますが、私がプライベートレッスンを選んだのは、自分の弱点がはっきりしている、目的がある、英国人らしさを知りたいから。
 また、魅力的な人柄の先生を紹介していただけたことは、“幸運”としか表現できません。

 この先生は、人の特徴を感じ取る感性に優れているようです。なんと、初回のレッスンで過不足無く、私の要望に答えてくださいました。
 「ありがたい」という言葉に尽きます。
 これからも楽しみ!