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英国の生活 ~ケンブリッジ~

日々気づいたこと、感じたこと等、気ままに書こうと思います。

Ely

2006-07-30 | 英国各地、風景 など


ケンブリッジ駅から2つ目の駅、イーリー(Ely)へ行ってきました。
大聖堂を見るために…。

英国にしては、繊細なステンドグラス(写真)。
パリのノートルダムを彷彿させます。

イーリーは、観光客がほとんどおらず、
静かで落ち着いた町並みでした。

今の時期って…

2006-07-25 | 季節、気候


日暮れの時間が少しずつ早くなってきました。
夜9時は、まだ明るいのですが、
太陽が沈む位置も少しずつ移動しています。

秋が近づいているのですね。
季節と同じく、ケンブリッジの人も“移り変わる”のが今の時期。
一年の滞在でここに来ている人、
一時帰国する人、卒業して母国へ帰る人
引越しする人も多いのです。

一年は、長く、短い。


今日は、テニスをして、その後にパブで夕食。
一緒にいたSがポツリと一言
「一年が過ぎたね」と。

私たちと同じように、一年前からケンブリッジに住み始めたS。


私たちは、来月末に引越し。
そう。一年が過ぎた。

空から降ってきた船

2006-07-22 | 季節、気候


強い風。まるで大型の台風のよう。
全開にしていた部屋の窓を急いで閉め、しばらく外を眺めていたら、
空から何か降ってきた。

窓辺に置いていた模型の船が、強風に煽られて落下した模様。
あらら…。
3階か4階のどこかの住人の所有物。

次第に大粒の雨も降り、まるで嵐。


しばらく雨が降り続いた後、雨も風も止みました。
そうしたら、
上の方から
“Oh, Shit.Shit………shit…………”
(あぁ 何てひどい  うぅぅひどいぃ )

少々ボリュームのある声で、心の底から悲嘆にくれた声が聞こえてきました。
その声の様子からは、相当大切にしていた“船”ということが感じられました。


自動車やバスのような乗り物が大好きな男の子が、
その模型(おもちゃ)を「ブーブー」とか言いながら
夢中になって動かしている…
そんな姿と連鎖しました。


きっと、その“船”には、所有者の創造が詰まっていたことでしょう。

私も、“船”から創造を得られた気がします。 ありがとう。

映画 『Little Fish』

2006-07-19 | 映画、本 など


オーストラリア映画。
主人公は、オーストラリアのカブラマッタ(Cabramatta)という町で働く、
ドラッグ中毒の過去を持つトレイシー(ケイト ブランシェット)。
重たくて、深くて…という類のストーリー。

見終えた後は、予想通り気持ちが沈みました。
沈む、というよりスッキリしない気持ち。
しばらく自分の心の深いところへ降りて
「う~ん…」と唸っておりました。

見応えのある映画でした。

そして、オーストラリアのアジア街も見ることができ
興味深くもありました。

カブラマッタは、シドニー郊外にあるアジア街だそう。
行ったことがある方によると、、
「ここは本当にオーストラリア?」
と感じたそうです。
また、特にベトナム人が多いことから
通称ベトナマッタ(Vietnamatta)とも呼ばれているとか。

イギリスにも特定の国出身者が多く住む地域、場所が多々あります。
ロンドンにも中華街がありますが、
映画で見た限りでは、カブラマッタとは雰囲気が異なります。

ロンドンの中華街は、ロンドン中心部にあることからも
観光客も多く、気軽に通り抜けられるという印象です。

アツ~イ

2006-07-17 | 季節、気候


暑い。

家にはクーラーもないし、扇風機もない。
でも、陽が沈んだ後は、涼しくなるのです。

英国の家庭には、ほとんどクーラーがないそうです。

英国の夏は、カラリとした暑さ。
じっとりとした蒸し暑さとは、程遠い。
汗かきの私でさえも、ほとんど汗は流れない。
それだけでも、快適な夏。
ですが、
やっぱり、暑い。
陽射しがジリジリ。
肌が焦げます。
腕時計の跡もしっかり残ります。

写真はケム川のパンティング。
時々、雨傘を日傘代わりにしている
観光客を見かけるようになりました。