Trips with my RV.

RVでの小旅行。

キャンピングカー遍路(その3)

2017-08-20 23:26:14 | アウトドア?
11日間に亘った北海道キャラバンから帰宅したばかりで、冷蔵庫や冷凍庫の食料も下ろしていないままなので・・・ブラックタンクさえダンプすれば、そのまま出動可能可能である。

前回徳島県をコンプリートしたので、今回は高知県からスタートである。四国向けの毎度のパターン通りに23時半に自宅を出発して水島ICから瀬戸中央道に乗り坂出本線料金所を0時3分に半額で通過、そのまま高知道へ進み道の駅キラメッセ室戸迄強引に走り切った。道の駅の西側駐車場には我が家の他に建物の海側の駐車場にキャンピングカーが1台、アイドリングで寛ぐワンボックスカー1台、アイドリングの軽四セダンと、道路脇の大型車コーナーにアイドリングの4tトラックの4台が停まっていた。鳥よけのカラス模型が置かれた道の駅のトイレに行く際に、場内灯が点いて周囲が明るいのに関わらず満天の星が見える光景に鳥肌が立った。北海道並みに空気が澄んでいるのだろう。波音が聞こえて、ムワッとした熱気で南国感満載である。当初は窓を開けて眠ろうと覚悟して来たが、デブは暑がりだし・・・3/4がアイドリング状態だし、どうせ前面道路を通過車両が走りすぎるので五月蝿い場所である道路脇の駐車場に陣取って発電機でエアコンをかけて就寝した。そうそう就寝前に、貼り付けを忘れていたお遍路マグネットステッカーをキャンピングカー前面に貼る。(これがあると、気の所為か皆さんが少しだけ優しく接して下さる様な気がする・・・のと、自分自身かお遍路さんとして他者に優しい運転とマナーに気を配ろうと思うから貼っている)



深夜移動だったので朝寝坊である。言い訳染みて聞こえるカモ知れないが、朝寝坊しないとキラメッセ室戸のレストランは10時からである。一宿の恩に報いて一飯を購う、新「一宿一飯」こそが車中泊のマナーだと私は思っている。昨夜の車中泊仲間は「立つ鳥跡を濁さず」派なのだろう10時には1台も居なかった。



普通の和洋食メニューもあったが、「食遊鯨の郷(食遊イサノゴウ)」と名前から建物から前面に捕鯨食鯨推しだったので奮発して鯨御膳。(数年前に食べたひろめ市場の鯨料理の方が美味かったカモ)

今回は第24番室戸山 明星院 最御崎寺からだが、その前に折角なので室戸岬観光を敢行。


南海トラフが解る海底立体模型等を眺めながら、少し戦慄した。海沿いの道から急な登坂路を登って第24番室戸山 明星院 最御崎寺から。ZIL520CruiseではAMT3速登坂が無理な急坂があったが道幅も広く駐車場までのアクセスは無問題(スマホを忘れて画像は無いが納経帳に御朱印を頂いているので良しとする)




ガイドブックに依れば第25番札所 宝珠山 真言院 津照寺 の駐車場は「駐車場は港の駐車場を利用の事」と書かれて居たので、港の駐車場かと思い路肩の駐車帯の空きに縦列駐車で停めていたが、参詣の帰りに港の駐車場への案内看板が有った事に気がついた。






早速、マナー違反をしてしまった。参詣が済んだ後に気がついても、後の祭りなので・・・最寄りの料理屋さんで少し早めのお昼ご飯を食べて御容赦頂く事にした。土曜日で休館している室戸市商工会館の半地下に「お遍路さん歓迎」とのぼりが上がったお食事処みやびが営業中と立て看板が出ていたので、済みません、津照寺の参詣の為にあそこの駐車帯に車を停めてしまいましたと言い訳に行き、ウチへのお客さんなら、そこに停めて貰っても構わない、どの店の駐車帯では無いけど商工会館のお客さんは皆んな停めているよ、と御許可を頂いたので・・・(?)、鰹のタタキ定食を頂いた。




その後、第26番札所 龍頭山 光明院 金剛頂寺 は駐車場までのアクセス道路がやや狭かったが、2X5サイズキャンピングカーでのアクセスに特に問題はない。又、ここは別名クジラ寺と呼ばれ鯨の供養塔がある。今朝食べてしまったので丁寧にお参りもしておいた。



第27番札所 竹林山 地蔵院 神峯寺は、途中離合が出来ない道幅の部分が何箇所かあるが2X5サイズキャンピングカーでのアクセスに特に問題はない。駐車場から少し歩くし、元々の天照大神などを祀る神峯神社も詣ると結構なハイキングになった。鐘楼の傍に沸く岩清水は病気平癒に霊験灼かなのだそうだ。特に脊椎カリエス等の重度な結核病に効くのだそうだ。丁度、柄杓で丁寧にペットボトルに詰めている方が居られた。基本的に我が家は湧き水は煮沸しないと飲まない事にしているが、その方のお薦めも受けて飲んでみた。確かに冷たくて美味しい湧き水だった(その後、恐れていた下痢等の不調はない)









第27番札所 竹林山 地蔵院 神峯寺は、奥の神峯神社も詣り、燈明巌を眺めたりしていると結構な山歩きとなり涼しい処で休憩したくなった。駐車場でエアコンを起動して涼むと云うのも非現実的なので、駐車場傍の休憩所で冷たいうどんを頂いた。うどんは乾麺だと思うがナカナカの代物で、サッと湯通ししただけのほぼ生の野菜が少し甘めの冷たい出汁の掛かった冷たいうどんの上に散らしてある。歩き回って汗をかいた体に染み渡る旨さだった。




第28番、第29番札所と回って日が傾いてきた。もう第30番札所に滑り込む事は難しいだろう。



今日のお遍路はここでお開きとした。汗だくの白衣を脱いで風呂を探す事に・・・.さっき第29番札所に向かう道すがら「天然の湯ながおか温泉」と云う看板を見た気がしたので少し戻ってみる。意外にデカイ建物の日帰り温泉の様だ。中に入るとプール付き入浴施設で、プールは利用してもしなくても料金は変わらない・・・のだそうだ。プールに入るには水泳帽が要るとの事だが、キャンピングカーの中にはプールセットも海水浴セットも積んであるので無問題だ。



プールで歩行浴やら25mコースを何度か往復してから温泉に入り、出てきたら食堂で晩御飯を頂いた。



さて、今夜はドコに泊まって続きのお遍路をしようかと思っていたが、明日は留守番役の娘さんが買い物に連れて行って欲しいのだそうだ・・・。折角、橋代を使って四国に渡って来たのだが留守居役にヘソを曲げられると今後のお出掛けに差し障るカモ知れないので、急遽お遍路は打ち切ってお買い物にお付き合いする事に・・・。で、一旦帰宅して、毎度鉄板の神戸三田プレミアムアウトレットに出動する事に。山陽道淡河PA(上り)で前泊しPA併設のセブンイレブンで夜食と云うか車内宴会用の料理を買い込みビールで乾杯し就寝し、8時にはイオンモール神戸北の駐車場に駐車し8時から開店している1階食料品売り場でお弁当や蒸し立ておこわが店頭に並ぶの待って買いパン売り場裏のイートインコーナーで食べ、娘さんと奥様が神戸三田プレミアムアウトレットで買い物シマくる間に、私は発電機を動かし冷房したキャンピングカーの中で命の洗濯(昼寝とも云う)。彼女達が主戦場をアウトレットからイオンモールに移動する際に、私もイオンモールでの昼食(今回は、「一汁五菜」で定食)に参加し、食後の腹ごなしに暫く(大混雑する)店内をお供して、疲れたら冷房しっ放しで駐車しているキャンピングカーに戻り昼寝の続きをし、夕方帰って来た妻子に起こされて帰宅の途に就く。途中で、娘さんの最近のお気入りにの「天然温泉 湯庵」に立ち寄り、1時間半ほど入浴した後、湯庵の食堂「和ダイニング庵」で定食を食べて再出発。走り始めると同時に爆睡する妻子を乗せて帰宅した。
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