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とこしえのひととき

坂上健太の日常とか雑記で

ひぐらしのなく頃に 解 第22話 祭囃し編 其の九「攻防」

2007年12月04日 | ひぐらしのなく頃に
山狗の手によって捕らえられた富竹
入江診療所に運ばれていくその姿を見た入江の頭に赤坂の言葉が蘇る
「少しでも嫌な予感がしたら緊急時と判断していいでしょう 敵は私たちを生かしてはおきません」
その言葉に従い梨花宅にいる赤坂に緊急の連絡手段とし電話をかけ続ける
鷹野はしっぽを捕まえたと喜ぶも電話をそのままに診療所から逃げ出す入江の存在を知り歯嚙みし、即座にとらえるよう命令を下す
入江が街方面へ向かっていると知った小此木は山狗にそれを阻止するよう命じ、山狗は入江が乗る車のタイヤを銃で打ち抜く

入江からの連絡を聞いていた赤坂
「1分以上鳴らして切ればそこは危険、それ以上鳴らし続けた場合連絡不能、ただちに園崎家に集合せよ」…
それが後者の電話だと知った赤坂は梨花宅を飛び出す
梨花宅に潜んでいた不審な男、赤坂の存在を知った鷹野はそれも捕えるよう命じ山狗を追撃させる
入江からの連絡、それが決して緊急度が低くない事を知っていた赤坂はこのまま追ってくる山狗を振り切り園崎家へ向かうより山狗を排除してから園崎家に向かう事を決意する

山狗からの銃撃を受け崖下へ転落した入江
捕まる訳にはいかない…!!その思いで車から脱出する彼の元へ偶然近くを通りがかった詩音と葛西が声をかける
園崎家へ向わなければ…という入江を連れ車で本家へと向かう二人
車に銃痕があった事に気づいた葛西は遠回りをし追手を振り切ってから園崎家へ向う事を提案する
しかし入江の白衣に発信機が付けられ、その動きは全て山狗に筒抜けでいる事は知らずにいた…
その行く先が園崎家だと知った鷹野は袋の鼠だとほくそ笑む

門の前に葛西の車がつけられた事を地下祭具殿のモニターで見ていた部活メンバー
綿流しの為に詩音が遊びに来たんだと予想した魅音は空気読めと憤慨する
しかし二人の他に入江がいる事を知った彼らはただならぬ事に気づき門まで飛び出してくる
富竹が捕らえられた事、そして山狗に襲われた事を知った魅音は追手の存在を聞く
詩音は自信たっぷりに追手がいなかった事を言うも、その耳に複数の車のブレーキ音が
姉妹喧嘩を始めそうな二人を制し、葛西が中へ隠れる事を提案、皆がそれに従い地下祭具殿に退避する
入江が園崎家へ逃げ込んだ事、そして梨花の友人がそこへ集まっていた事を知った鷹野は梨花もそこにいると確信する
縛られ身動きが取れない富竹にそれを尋ねると答えも聞かず一人笑い始める…

・なんでここのギャグシーンだけ再現するのかな(笑)
言いあう二人を無視する葛西が手慣れているようでちょっと笑った

地下へ向う一行を確認した山狗はそれを捕らえようとするも、トラップに足を取られ逃がしてしまう
その隙に祭具殿への扉に鍵をかけた魅音は一人事情が分からず拗ねる詩音に時間が出来たら説明するとなだめる

扉が頑丈すぎて突破出来ないとの報告を受けた小此木は舌打ちをする
インドア用の爆弾を用意しましょうかとの提案を昼日中にはさすがにまずいと却下するも、ふとある事が思い出される
そしてもうすぐ10時になると知った彼は何を思うか爆弾の準備を急がせる

モニターで山狗たちが立ち往生をしている事を知った魅音はひとまず安心ではないかと言う
そして詩音からの提案で警察へ連絡しようとした矢先、全てのケーブルを切られてしまう
だがあの扉はそれでも開かない、爆弾でも使えば話は別だがそれこそ警察を呼びよせる事になる
その言葉に何かに気づいた沙都子は入江に綿流し祭の雨天への連絡手段を問う
それが10時に花火で連絡と聞いた彼女らは山狗がその音に合わせ爆弾を使うつもりなのだと気づく

爆弾が使われた事を知った彼らは地下牢の奥に隠された井戸からの脱出を試みる
途中の道を説明する魅音を制し、なら道の分かるお姉が先にいくべきだと言う詩音
しんがりは自分と葛西で務めると言う彼女に、それがどういう事なのか分かっているの!?と問いただす魅音
だがその決意は固い事を知ると無言で武器庫の鍵を手渡す…

先に降りた魅音の指示に従い井戸の縦穴を降りていく梨花
途中足を滑らせそうになるも何とか踏みとどまる
そう、私はこんな所では死なない、生きて昭和58年を超える、身長だってもっと伸びる。胸だってそう、もっと大きくなる!…いつまでもこんな子供の身体のままだなんて絶対にごめんなんだから!

・実は胸の大きさを気にしていた梨花ちゃん可愛い(笑)

ついに扉を突破し突入してくる山狗たち
トラップが満載されているその通路、その突破に時間がかかる事を知った小此木は舌打ちをしながらも急がせる

次々と降りていく彼ら
残るは圭一、そしてしんがりの詩音と葛西
銃を手にする詩音にやはりしんがりを変わると言い出す圭一であったがそれはやんわりと断られる
それでも追いすがる圭一にいい女は死なないものですからと冗談をいい、何やら耳打ちをする
直後地面を揺らす振動にすぐそばまで追手が来ている事を知った詩音は圭一に魅音への言づてを頼み、応戦の為に山狗の元へ向う
「私たち、来世でも双子がいいね…」
その言葉に歯嚙みしながらも圭一は井戸を降りはじめる
彼女の決意をしった魅音は彼女の名を叫ぶ…
銃撃の光を井戸の下で見ながら梨花は慟哭する
「嫌よ、こんな結末は嫌!…これが最後の世界なのよ!?私は嫌!詩音が死んだり葛西が死んだりする未来はごめんよ!嫌よ!いやいや!早く降りてきてぇー!!」
その言葉に応えるかのように光と爆音が響き…姿を見せたのは山狗だった
「聞こえるか!答えなくてもいい、聞け!女王感染者古出梨花と診療所所長入江恭介の身柄を引き渡せ!」
激昂した魅音が人殺し!と叫ぶも山狗は二人を気絶させただけだという
そして彼女の姿を見せると60秒以内に決断しなければ彼女を落とすと宣言する
梨花はすでに脱出した事にして自分が出ると言う入江
でもそれじゃ詩音が稼いでくれた時間を無駄にする事になると引きとめるレナ
じゃあ詩音を見殺しにするのか!とレナに詰め寄る魅音…
そんな魅音を止め、私だって胸が張り裂けそうなんですの、だって詩音さんは、わたくしのねーねーなのに…と二人で泣き出す沙都子
鎮痛な面持ちのまま話のまとまらない彼らを見、羽入に訴える梨花
貴方神様でしょう!?なんとかしてよ!神通力でもいい!奇跡でもいい!なんとかしなさいよ…!!
そんな梨花のほほを叩き、羽入は告げる
僕たちは共に数多くの世界を渡り、人の身では知りえない事をいくつも知ってきました そしてこの世界でもっとも大切な事を学び取りました
…それは、奇跡の起こし方!」
その言葉にはっとする梨花
「そう、奇跡の起こし方… また忘れる所だったわ…」
そう言うと皆に逃げるように告げる
鷹野は自分の殺し方にはこだわりがある、だから捕まってもしばらくは殺されない…
そういうと山狗が照らす光の中へ出ていく
そして振り返ると笑顔で告げる
「大丈夫なのです 僕たちは絶対に勝てるって僕もみんなも、そして神様までも信じているのだから こんなの、ピンチでもなんでもないのですよ にぱ~♪」
そして山狗に振り向き、毅然とした態度で告げる
僕の仲間に指一本でも触れてみろ 舌を噛んで死んでやる!鷹野は自分の手で僕を殺す事にこだわりがあるからお前たちは困った事になるのですよ?
梨花の言葉にうろたえる山狗たちにさらに言う
この私が取引に応じると言っている ぐずぐずせずに言うとおりにせよ、下郎!
その勢いに負け、取引に応じる山狗
彼らの元へ向う際、梨花はまるで友人の所へいくかのように行ってくるのですといい、彼らの手に落ちる…

・羽入のセリフを梨花ちゃんがしゃべってるー!?
まあ違和感はなかったからいいんですが何か変な気分ですな

地上へ上がってきた梨花
小此木は毅然とした態度を崩さない彼女へ苦言を呈すると山狗へ指示を出す
その命に地下祭具殿へと駆けだす山狗たちを見、彼らが約束を破るつもりだと理解する
小此木はとっさに逃げだそうとする梨花を捕まえると後ろから近づいた男が猿轡をかませる
そして他の奴が注射器を手に近づいてくる
それを涙目で見ながら梨花は信じていた
次に目を覚ました時、目に映るのは愛しい仲間たちの姿だという事を…!
だがその耳に男の悲鳴が聞こえた時、背後にいた男はまるで梨花を守るように立ち、注射を打とうとしていた男を殴り飛ばしていた
そして彼は帽子を取ると、梨花へ助けにきた、そう告げた
その姿は梨花が待ち望んでいた人、赤坂そのものであった…!!
彼は梨花に伏せるよう指示を出すと次々と襲い来る山狗を叩きのめす
その勢いのまま襲いくる小此木の攻撃を受け止めると驚愕する小此木を叩きのめし、バンへと吹き飛ばす
だが崩れ落ちる小此木から目を離した次の瞬間、彼の全力を込めた拳を食らってしまう
だが、彼の口から出た言葉は「軽いな…」という言葉だった
その言葉に戦意を失った小此木に対し、本当の拳を教えてやると構える赤坂
次の瞬間、ほほをかすめバンのフロントガラスを突き破るその拳に気を失う小此木
それを機に次々と撤退していく山狗
銃を構えつつそれを見送った詩音、葛西 そして祭具殿から出てくる部活メンバーたち
葛西さんが気を失ったふりをして反撃のチャンスを作ってくれた、そういう圭一の元へと走り寄る梨花
奇跡のお陰ね…そういう梨花に対し羽入はそうではないと言う
これは奇跡なんかじゃない、みんなが力を合わせたお陰なんだから!
梨花はその言葉にうなづくと、この程度で奇跡だなんてもったいないわね…とつぶやく
羽入はそんな梨花にほほえむと、皆に振り返り今度はこちらが打って出る番だと宣言する…

・赤坂キターーーー!!
さすがに原作のあのシーンそのままという訳にはいかなかったですが原作に引けを取らない活躍っぷりですよ
ただ…やはり51個目のカケラのシーンは入れてほしかったなぁ
あれがあるとないとではこのシーンの赤坂に対する思い入れが全然違うと思うんだけどなぁ
あと小此木が完全に小物になっちゃってるのがちょっと悲しい…
俺が山狗の小此木だぁぁ!!!そうか、給料いくらだのやりとりは欲しかったなぁ

負傷した詩音の診察をする入江
圭一からその事を聞いたと聞かされ恥ずかしさに身もだえする詩音
「圭ちゃんにこの場を譲って私だけ生き残ったら、お姉に一生恨まれます …私の想い人はもういないけど、お姉にはいるもの」
その言葉に詩音の想い人が悟史である事を見抜いた入江はそれを詩音に確認する
とぼけたふりで生きているのやら死んでいるのやら…そう言う詩音に入江ははっきりと悟史の生存を告げる

・あああ、このシーンはもうちょっと引きのばしてほしかった!
悟史生存を知った詩音の涙を見たかったよぉ

祭具殿にて作戦を練る一行
銃器は拳銃しかつかった事がないという赤坂に代わり自分が行くしかないですね?と詩音が戻ってくる
そして沙都子を後ろから抱き、耳を塞ぐとどうしても診療所に行かなければならなくなった、だけど理由を告げると沙都子までついてくると言いかねない…そう話す
その理由を察した梨花がこれは神様がくれたチャンスなのだと詩音を励ます
それにうなづいた羽入が言葉を続ける
貴方は信じなかった事を悔い、信じ続けました だから、訪れた今日を大切に。
貴方の強い意志の前に目の前の苦難はもはや苦難ではないのです…!!
詩音はその言葉に微笑むと上手くいきそうな気がしてきたと言う
梨花はそんな詩音に微笑むと上手くいきますです オヤシロ様のお墨付きなのですから!と言い切る
ようやく詩音の戒めから解かれた沙都子は自分だけ置いてけぼりで話が進んだ事にほほを膨らませ抗議するも、それは皆の笑いを誘うだけで…



次回 祭囃し編その十「血戦」
…いまさらまともな次回予告しても意味がないかと思われるので梨花の判断は正しい(笑)

…とうとう後2回になりましたねぇ…
早く次回が見たい反面、終わってしまうのが寂しい思いもありますね…


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