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むすび居合道の刀一会《JMMA会員》

日本武道本質「むすび」を探求している道場。むすび居合を提唱。武術居合道を通じて平和理念を解きます。もしもしむすび協会会員

むすび居合道《刀一会コンセプト No.02》

2022-01-12 13:42:48 | 刀一会technique
居合道でむすびを教える教室です。
居合=武術むすびというコンセプトで無双直伝英信流を
稽古していくこと、
それが当会のスタンス。

なぜそういうコンセプトで"武術むすび"をとりいれているかというと
他にはないからです。
25歳から武術武道の世界にあしを踏み入れてから
いままで、武術武道団体で
むすびを教えているところはほぼないと言えます。

ただ、武道団体は無数にあるので、そのなかの道場/教室
で教えているところはあるかもしれません。

"武術むすび"は
言葉や知識だけでなくて
居合の「前」の実態技の中で教えられている必要があります。

それは、意識の技(むすび)は、現実世界に作用を及ぼす
からです。
これで完結です。

ただ追記すれば
その作用の中身にはレベルがあるのは言うまでもありません。
技とはそういうものだからですね。

では、その作用は?
第一として、刀を手で操作しなくなります。
刀を扱うのは、初心者は
水の入ったバケツを持つワークでやります。

このバケツを持って、持って、意識を向けていくと
あることから
バケツの重みを感じなくなる瞬間を継続して体験できます。
(手がしびれて、そう感じるではないですが)

つまりバケツと自分とむすびができた瞬間です。
バケツでできれば、
それを刀に持ち替えても同じことになります。
つまり刀とのムスビが作られるということ。

その結果、刀を自分の一部として扱えるということです。

これは「前」で教えます。
入門した時にです。何年も修行してからではありません。

腕力や筋力、骨が細い女性でも全く心配ありません。
70代、80代でも大丈夫です。

むすびについて、少しイメージができてきたでしょうか。








むすび居合道を教えて《刀一会のコンセプト No.01》

2022-01-11 21:28:38 | 刀一会technique
当会では、居合道でもなく
無双直伝英信流でもなく
居合術、剣術、刀法、武道を第一におしえていない。

何かというと、「むすび居合道」
これをまず教えています、体得してもらうことを
第一歩としています。

武道とは、とか
無双直伝英信流は、とか
刀の扱い方は、や
礼儀作法はとか

それは2か月~6か月先からでいいよ
そういうコンセプトです。

むすび居合道は簡単にいえば
「刀を大切に扱う術(すべ)」のことです。

言葉での理解ではありません。
大切にする=感覚を教える
のです。


居合で武術むすびを学ぶ ❖ 04

2022-01-10 14:59:24 | 刀一会technique
居合道は手段
むすびを体験し、体得して実生活に
役立てるようになる、そういう手段でしかない。

演武が目的ではなくて(第一のじゃない)
刀を扱うことで
むすび文化に触れて体験する
その結果として
居合道が好きになればなおいいさ!!
そういうもんなんです。

刀を頭上で構えたとき
むすびを最初に教えています。
すべては、そこからがスタートです。
経験がなくても、あっても例外はありません。

ただ、このとき、自分にとらわれている人の多くは
むすびを感じることは少し難しいものです。

まずは、
自分とむすびをしないと
それには、その人の意識を使うべくして使っている
そういうものが必要になります。

意識というのは、日常ではあまり、ほとんど教わらないし
トレーニングされていないために
初めての方は戸惑ってしまいます。

しかし心配はいりません。
意識の使い方にすぐになれます。
数か月かかる人もいれば、数週間でわかる人も、

2年かかる人も
人は同じではないのでなんとも言えませんが

大人は意識に蓋をした方が(壁をつくっている)多いので
なるべくその蓋を外す手伝いをしながらにレッスンを進めていきます。

当会では、ビジター向け護身術も教えています。
その中身は、
空手、合気道、拳法にとらわれることなく
むすびを中心として
生徒さん個人に合わせて指導していくコンセプトです。
ですから、
大勢に、画一的に指導はしていません、

今年最初の生徒さん・女性のかた(1/5)もマンツーマンレッスンでした。

2人、3人くらいまでです。いいのは。




アンチ居合道を堺市で

2022-01-09 23:11:01 | 刀一会technique
2022年1月8日の"多治速比売神社道場"

当会のコンセプトは、むすびで刀を扱いましょう
刀と一体にならないと、それを第一主義にして
居合をやろうということで教えています。

体術は、私なんかより上の先生はたくさんいます。
私は居合道は下手ですし、四段の実力しかないのも
自覚しています。

でもそんなことは他の先生にまかせておいて
私は世界で私しかできない教え方で

居合道を広めていきます。そう決心して
四段になって1年たった時に
連盟をはなれてたったひとりで
刀一会をつくりまくした。

群れの中にいるよりも
人は孤独でだれの助けもないところで勝負する
寂しい環境でひとり立つ
そのコンセプトを生徒さんには感じとってほしいだけです。

人はどんな人でも
孤独が本質です。

ひとりの修行が大事です。
宮本武蔵も群れていません
刀一会は組織ではありません

個のあつまりです。


居合道でむすびを学ぶ ★☆03☆

2022-01-09 22:24:30 | 刀一会technique
本気で今を生きている人は少ないかもしれない
特に大人はそうだ。
いままで武術・武道を教えてきたけれど
どうやらそういう結論に落ち着かざるをえない。
でもそれは誰のせいでもない。
理由は、
時間の本質、つまり時間とのむすびというtechnicを
知らないだけだから。

一瞬一瞬が生きている証なのに
多くの人は、100%かもわからないけど
みんな狼狽えて生きている。

自分の居所が現在(今という瞬間)にない人が多いということ。

今を生きるというのは、
人間の本質や性質、社会的環境、経済活動を
痛くても苦しくても、寂しくても、逃げたくても
今の気持ち、心を自分で受け入れるという事になる。

誰でも夢をみていたい、
空想の世界に逃げ込みたい
理想の自分に変身したい
でも、それは全部「逃げ」という意識でしかない。

私が、武術むすび階層Aでレッスンする内容は

今の時間の過ごし方、
つまり処理の仕方、考え方コンセプトだ。

それには、自分を変えたり
強がったりする必要はない。
それは逆効果になっても解決ではない。

むすびとは今の自分を
弱くても、美人じゃなくても、背が低くても
お金がなくても、孤独でも
受け入れるという事。

それからしか、始まらないのが
むすびtechnicであるといえる。

みんな強くなりたいとか、
精神的に弱い自分から抜け出したいと思って入門してくるが
ダメだ。
それは、今の自分から出発するのはいいが
今の弱い自分なりを、本当に受け入れた人がいう言葉。

弱い自分を認めることなく、強くなんてなれっこない。

むすびは自分と友達になることなんだ。
友達というのは、
上っ面だけの関係から人間の本質まで踏み込んだ関係を築くこと
そんな関係だ。

むすびは、意識の技だと説明している、けど
意識は正直で、
ちょっとでも、疑いや、あさましさや、厭らしさ
そんな不純物がちょっとでもあればダメだ。

だからむすびは
真っ白にならないと、努力しないと
難しいことではない
自分に素直になるだけ

でもこれが意外と難しい
自分は何者かもわからないのが人間だから
(宇宙規模のコンセプトでいうと、本当は何者でもない)